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くもり空の東京は夜に霧雨も。

そんな今日は朝から豊島区駒込計画検討、板橋区成増2丁目計画検討、見積作成、長崎のお客様とお電話、提携会社さん来社打ち合わせ、社内ミーティング、渋谷区神宮前計画検討など。

午後は渋谷区東計画のお客様とお電話、ありがとうございます。図面作成、資料作成、文京区本郷計画検討、板橋区弥生町計画検討など。夕方は蓮根計画検討、ミーティング、各種段取りなど。

早いものでいよいよ11月ですが、早速最初の土曜日になりました。もしかすると3連休という方もいらっしゃるかもしれませんが、本日も恒例の家づくり講座第177回をお届けさせていただきます。どうぞお付き合いくださいませ。

前回から、高層マンションの弊害についてお話しています。ちなみに、ここで言う「高層マンション」とは5階以上のことですが、「私は一戸建てを建てるから大丈夫よ」なんて油断しないでくださいね。

一戸建てでも、高層マンションと同じような閉鎖的な環境で過ごせば、あなたにもお子さんにも、同じような問題が起きるかもしれません。

さて、前回「協調性が無い」「すぐキレる」といった子どもは、コミュニケーション能力や、社会性を必要としない環境で育っただけである、という話をしました。そんな環境って、一体どんな環境なんでしょう。

戦後の高度経済成長の時代から、核家族化が一気に進みました。この時点で、祖父母などの異世代と関わる時間が減ります。また、最近は自治体への加入率が下がる傾向にあります。「班長などの役が回ってきたら面倒」「掃除などの行事が面倒」「加入金や会費などの金銭的な負担がイヤ」など、様々な理由があるでしょう。

ですが、これにより子どもの社会性・協調性を育てる機会を失っています。地域との関わりが減ることにより、子どもを厳しく・優しく見守ってくれる大人が減ります。

このようにして、どんどん閉鎖的な環境を作り出していくんですね。やがて母子で過ごす時間が長くなると、お互いに依存するようになります。

家族以外の他者と理解し合う経験が少ないまま育てられた子は、心を通じ合わせる努力も喜びも知らないまま、いきなり集団生活の場に放り出されるのです。

高層マンションの場合、子ども連れでの外出が大変なので、そういった環境になりやすいのですが、一戸建てでも、保護者の性格次第では同じように閉鎖的な環境を作り出します。

テレビ・ゲーム・ビデオなどの影響も言われていますが、それらはうまく使いこなせばいいだけの話です。ですが、環境をうまく使いこなすのは難しいですね。

まず家族が求める暮らし方を考え、それに合った環境を追求したいものです。

いずれにしても、大事なのは両親が正しい知識を持つこと。そして、対策を考えた上で高層マンションを選ぶのならそれも一つの方法でしょう。ただ私は、どうしてもあなたに高層マンションでの育児をしてほしくありません。

イギリスでは、4階以上での子育てを禁止した条例があるとか。子どもにとって、それほどまでに「環境」は大切なことなのです。

賃貸で高層マンションを選ぶのならともかく、購入するとなれば、
・人体に与える影響
・地震や停電時の対策
・育児中の騒音
・老後など、体が不自由になった時の対策
など、十分に勉強しておかなければなりません。

住まいづくりの目的は「あなたと家族が、今以上に幸せに暮らすため」なのですから。 

それでは良い連休を。

今日もありがとうございます。

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