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雨上がりから晴れて曇った寒い東京です。

そんな今日は朝から板橋区弥生町計画検討、図面作成、資料作成、小金井計画検討、渋谷区東計画検討、杭メーカーさん来社打ち合わせなど。 

午後は都市銀行さんと電話、事務組合さんへ書類お届け、帰社後は本駒込のOBオーナー様とお電話、書類作成、大工さんと電話、東のお客様とお電話、目白のお客様とお電話、地方銀行さん来社など。夕方は赤塚新町計画検討、台東区上野桜木計画検討、南大塚計画検討、お問い合わせ対応など。

東京の冬もいよいよ本番のような冷え込みです。ご自愛ください。

ではこちら。

風水師が間取り決める? 特殊な建築業界で日本人が存在感

近年、海外に移住する日本人は少なくない。なかには活動の場をアジアの国々に置くことで、その国の人々の暮らしに新たな感覚を吹き込んでいる日本人もいる。

「始まった…」

建築士の西澤俊理(33)と佐貫大輔(38)はそう思いつつ、まずは聞き役に徹する。ベトナム・ホーチミン市内の彼らの事務所での、注文住宅の打ち合わせ。設計図を広げると、相手はヘビや牛などが描かれた絵をテーブルの上に出してきた。注文主の隣に座る人物が、設計図を指さしながら指摘する。

「キッチンはここじゃないと縁起が悪い」「ベッドの向きはこっちだ」

ベトナムの住宅設計で大きな影響力を誇るのは、建築士より風水師だ。間口が狭く奥行の深い住宅が軒を並べる都市部。その住民の多くが住まいの快適さをあきらめていると、2人は感じている。中央に階段を据え、その前後に個室を配置する紋切り型の間取りがほとんど。1階はジメジメして当たり前、ベッドルームは光も風も入らなくても仕方ない…。住宅の設計に工夫を凝らす発想に乏しい。

そんな住宅文化に風穴を開けるかのように、中庭を作ったり、間仕切りを可動式にしたりといった提案を、ベトナムに渡った2009年から根気よく続けている。 
dot.(ドット) 2014年01月09日07時00分 

なるほど。

若い建築士の人達もなかなか頑張っているようで頼もしい限りです。

実際に日本国内ではすっかり成熟した社会に、さらに高齢化が着実に進んでいますので、今後建築業界の伸びしろという点では期待が持ちづらい環境だと思います。

確かに今年からあと数年、東京オリンピックが開催される頃までは、インフレと好景気が少しは期待出来るかもしれませんが、その後の日本がどのような形になるのか、なかなか想像するのも難しいかもしれません。

国内全体がポジティブに、新しい国の在り方を共有して進んでいけるような、そんな国策が示されると良いと思います。

一方では記事にあるように、アジアの新興国など、まさにこれから発展していく活気に溢れたところで、活躍の場を求めている若い人も出てきているようです。

話が飛んでしまいますが、昨日サッカーの本田選手がイタリアのACミランというチームに入り、入団会見を開いていましたね。最近は野球でもメジャーで活躍する選手が増えましたし、私たちが子どもの頃から比べたら、日本人が海外で活躍している姿を多く見るようになりました。

建築家も同じように海外で評価される人も多くなってきましたが、どの業界、仕事も、スポーツと同じようにその裾野が広く、国内での底上げが、全体のパフォーマンスを上げることになるのではないでしょうか。

そう言う意味では、私たちも業界人として、より良い住宅の設計や施工技術の鍛錬を続け、日本の住宅文化に風穴を開けるようになりたいと思います。

それにしても、ベトナムではいまだに建築士よりも風水師の方が、市民に対する影響力があるということは驚きですね。もちろんその国の国民性や信仰にもよるのでしょうけど、安全で、快適で、楽しく、省エネで暮らせるような住まいを提案出来れば、きっと多くの国で評価されることでしょう。

弊社もRC(鉄筋コンクリート)住宅を多くの国に紹介したいと思います。

それでは。

今日もありがとうございます。


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