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晴れても厳しい冷え込みの東京です。
そんな今日は朝からサッシ屋さんと電話、赤塚新町計画検討、図面作成、小金井計画検討、書類作成、業者さんと電話、豊島区南大塚計画のお客様とお電話、ありがとうございます。練馬区田柄計画検討など。
午後は図面作成、その後新河岸のお客様宅訪問お打ち合わせなど、目白の現場立ち会い、帰社後は提携会社さんと打ち合わせなど。夕方は目白のお客様とお電話、エコポイント、世田谷区世田谷計画検討、図面作成など。
東京も寒いですが、いよいよ明日からはロシアのソチで冬期オリンピックが始まりますね。選手ならびに関係者の皆さんの検討をお祈りしましょう。
ではこちら。
医療施設1700カ所で建築基準法違反 国交省まとめ
国土交通省は5日、全国にある一定規模の病院や診療所を緊急点検した結果、1割にあたる計約1700施設で防火扉が閉まらないなどの建築基準法違反が見つかったと発表した。
国交省は都道府県などを通じて是正指導を行っている。
緊急点検は昨年10月に福岡市の整形外科で10人が死亡した火災を受けた措置で、国交省から依頼された各都道府県などが実施した。
国交省によると、対象となった計1万6087施設のうち、1724施設の防火設備で建築基準法違反が確認された。最も多かったのは防火扉が適切に作動しないケースで910施設に上った。防火扉やシャッターが撤去されるなどした施設も430カ所あった。
また点検対象のうち、541施設が無届けで増改築を行っていたことも明らかになった。
産経新聞 2014年02月05日18時25分
なるほど。
これは驚きと同時に、日本のいろいろなシステムが疲弊しているというか、長らく続いたデフレの影響だったり、医療機関といえども、建物の維持管理が難しいということを考えさせられました。
一般的に考えれば、医療施設は不特定多数の人が出入りする場所ですから、それ相応の基準であったり、安全対策がとられていて当たり前と思われるのではないでしょうか。
しかしながら医療施設といっても町の診療所から総合病院まで、その規模も様々ですので、求められる基準も違って当たり前なんですけど、少なからず安全に関する意識はもう少し高く持ってもらいたいと思います。
国土交通省は地方自治体に委ねられていた防火設備の定期点検の対象範囲を統一し、小規模の施設にも拡大する建築基準法の改正案を今国会に提出するとしていますが、ちょっと遅かったですね。
実際今の建築基準法では、一般の住宅以外で、集会場や病院、学校や共同住宅、店舗などの一定規模以上を特殊建築物として、様々な基準や規制を設けてありますが、中でも火災や非難に関する規定はしっかりしているものだと思います。
さらに消防法でも別途対策を求められますので、最近に建てられた施設であれば、基本的に安全といえるのではないでしょうか。
ただ残念ながら、古い施設ではその基準も古いままであったり、安全に対する意識も当時のままという場合もあるのかもしれません。マンションでも古い建物では、いまだにバルコニーに物置が置いてあったりして、避難通路を塞いでいるケースもあります。
私の場合はショッピングセンターでも、映画館でも、当然病院でも、仕事柄出かけた先の施設ではまず最初に左のような避難口のチェックをしたり、その経路を確認したりしてしまいますが、これは一般の方にも是非オススメしておきたい習慣です。
建築に携わる身としては、とにかく建物は安全な場所であって欲しいと思っています。どんなときでも、一番安全な場所として、家はもちろん公共施設も建てられるべきではないでしょうか。
それでは。
今日もありがとうございます。
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