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45年ぶりの記録的な降雪の東京です。

そんな今日は朝から各種段取り、台東区上野桜木の現場ではコンクリート打設予定が延期になったり、お客様とのお打ち合わせを延期にして頂くなど、予定を大幅に変更させて頂きました、お客様にはご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。渋谷区東計画のお客様とご連絡、吉祥寺のお客様とお電話、サッシ屋さんと電話、業者さんと電話、大工さんと打ち合わせ、電気屋さんと電話など。

午後は赤塚新町計画のお客様とお電話、世田谷区世田谷計画検討、板橋区蓮根3丁目計画検討、図面作成、雪かき、資料作成、渋谷区恵比寿2丁目計画検討など。夕方は設備屋さん来社打ち合わせ、雪かき、北区西ヶ原計画検討、文京区本郷計画検討など。

残念ながら予想以上の大雪となってしまいましたね。それでも楽しそうな子ども達を多く見ることができたので良かったです。明日以降もくれぐれも無理の無いようお気を付けてくださいませ。

しかし、こんな時は家でじっくりと住まいづくりの勉強をするチャンスです。恒例の家づくり講座第187回をお届けさせていただきます。どうぞお付き合いください。

さて、私は時々、ハウスメーカーの家づくりと、工務店の家づくりを比較してお話しますが、その理由は、比較することで家づくりの経験がない方にも理解しやすくなるからなんです。

でも最近は、両者の境目がはっきりしなかったり、同じようなフレーズを使っている場合があるので、「この会社はどっちだろう?」と思うことがあるかもしれません。また、実際に仕事の進め方などはお互いに勉強をしていますので、さらに境目がわからなくなっているかもしれませんね。

そこで今日は、ハウスメーカーの家づくりについてお話します。

基礎中の基礎ではありますが、ハウスメーカーと工務店の違いを知ることは業者選びの第一歩として、とても大切です。

ハウスメーカーとは、一般的に、複数の都道府県で営業する住宅会社のことです。彼らは、展示場やカタログはもちろん、有名芸能人を使ったテレビCMなどを活用して、相手にイメージを伝える工夫が優れています。

コストダウンをするために、材料の種類や家のデザインを限定したり、工場生産を増やし、大量発注するなどしています。同じような材料で同じような家づくりをすることは、工期短縮にも役立っています。また、補助金や金利などの知識も豊富で、手続きの代行も積極的に行なっているので、依頼者の負担を軽くすることができます。

一方で、営業・事務・建築・アフターなど、部門ごとに分かれていたり、スタッフの転勤があることから担当者が変わりやすいのが難点です。

複数の調査によると、依頼先を決める一番の要因は「営業マンの人柄・知識」です。ですから、一人の担当者に最後まで関わってほしい人には、ハウスメーカーでの家づくりは向いていません。

質の良い営業マンは、相手の予算の中で考えたり、相手にとって必要な時間を待つことができます。しかし質の悪い営業マンは、ノルマ達成のために電話や訪問で接触回数を増やしたり、契約を急いだりします。ですから、営業マンの離職率が高い業者は要注意ですね。

また、決まったプランの中から選ぶ(規格型)ことでコストを下げているため、規格外の注文には対応しにくいのが現状です。価格を抑えるために材料の質に妥協し、それが家の寿命を短くしている反面、豪華な設備を積極的に設置してきます。

そのほか、現場を下請けに任せることがほとんどなので、現場での柔軟な対応や、意思の疎通が難しいのも問題です。

ですから、あなたが
・決まった中から選ぶ方が合っているので、その中で選びたい
・自分の世代だけが住めればいいので、家の寿命にはそれほどこだわらない
・仕事さえきちんとしてくれれば、担当者が変わることに抵抗はない
・いずれ売却する予定なので、多くの人に合う、無難な家でいい
・みんなと一緒の方が安心 
というなら、ハウスメーカーの家づくりは合っています。

でも、業者に
・自分と家族の暮らし方に合う、工夫を凝らした家をつくってほしい
・地域の気候に合った家づくりをしてほしい
・最初から最後まで同じ人に担当してほしい
・オリジナルデザインの格好いい家がほしい
・メンテナンスも含め長く付き合いたい
と望むなら、ハウスメーカーでの家づくりは合っていません。

おっと、スペースが無くなってしまいましたので、続きは来週にしましょう。
次回は、工務店の家づくりを紹介しますね。 

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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