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東京は絶好の内覧会日和でした。

そんな今日は朝から文京区本郷にて完成内覧会を開催させていただきました。遠方からも大勢のお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。夕方にはオーナー様にも足を運んで頂き打ち合わせなど。本日は会場をお貸し頂きまして、 本当にありがとうございました。感謝申し上げます。

今日は花粉も多かったですね、今がピークとも聞いていますので、しっかりと対策して引き続き頑張りましょう。そんな今日は土曜日ですので、恒例の家づくり講座第192回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。 

今日もお客様に質問されましたが、業者選びをする時、『坪単価』を比べる人がいらっしゃいますね。金額を比べるのには手っ取り早い方法かもしれません。

実際に、先日訪れた住宅展示場でも、「このモデルハウスの坪単価はどれくらいですか?」と尋ねている男性がいました。(私はたまに情報収集と人の観察をするために、イベント開催中の展示場に出かけることがあります。イベント期間中は大勢のお客さんがいるので、営業攻撃を受けずに観察できます。建築予定がないことを伝えると、どの営業マンも放っておいてくれますしね。)

ところで、実際にローコストメーカーで新築経験がある人に尋ねたところ、業者が宣伝していた坪単価と、実際の坪単価では、10万円以上の開きがあったとか。

他にもハウスメーカーで建てた3人に聞いたのですが、3人とも同じ答えでした。これは、お客様と業者の考え方が全く違うためです。

お客様は、建てるために必要な金額を坪数で割って計算しました。基礎・電気・水道引き込み工事なども、もちろん含まれます。

でも業者の場合、ほとんどの関連工事を除外して計算していたのです。

また、『工事面積』『延べ床面積』という言葉を使い分けて、わざと分かりにくい表現をしている場合もあります。そんな業者に依頼すると、「こんなはずじゃなかった。だまされた」「ベランダもロフトも別料金?どうして?」と不信感を抱いてしまいます。

逆に、このカラクリを知っていると、坪単価に惑わされずに判断できるようになります。ハウスメーカーなどのチラシを見てください。チラシの隅に、小さい字で注意書きがありませんか?

そこには、とても大切なことが書かれています。「坪単価には、〇〇と〇〇は含まれません」とか。

それをあまり知られたくない業者は、あえて小さな字で書くのです。

では、どうやって比べたらいいんでしょう。

それにはこの質問です。

「住める状態にするには、全体でいくら必要ですか?」住める状態にするには、電気工事も水道工事も必要です。キッチンもお風呂も玄関ポーチもない家なんて、不自然な家ですから。

この質問をすると、業者は本当に必要な金額を提示するしかありません。

その金額で、初めてあなたが求める『坪単価』を計算できるのです。

『標準プラン』がある場合、『標準工事』に『オプション工事』を加算して、見積書に表示されます。目先の割安感に惑わされないよう、カラクリを知っておきましょう。

「住める状態にするには、全体でいくら必要ですか?」ぜひ尋ねてみてくださいね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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