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朝晩涼しくても、日中は穏やかな東京です。

そんな今日は朝からご近所のお客様宅へ書類お届け、信用金庫さん来社打ち合わせ、地盤補償会社さんと電話、豊島区駒込計画検討、資料作成、板橋区弥生町計画検討、サッシ屋さんと蓮根の歯科医院さんへ現調とか、帰社後は提携会社さんと電話など。

午後は構造担当と電話、資材メーカーさんと業者さん来社打ち合わせ、北区西ヶ原計画検討、図面作成、地方銀行さん来社、板金屋さんと電話、賃貸住宅現調など。夕方はお問い合わせ対応、図面作成、ミーティングなど。

どうも体温調節が難しい日が続いていますね、ご自愛くださいませ。

ではこちら。

エネルギー基本計画を閣議決定、再生可能エネルギー促進の課題とは?

日本の今後およそ20年前後までのエネルギー政策の方針となる「エネルギー基本計画」が11日、政府の方針として正式に決定されました。決定されたのは、2月にとりまとめられていた政府原案に対し、自民・公明両党が修正を加えた内容です。そういう意味で「再生可能エネルギーの普及を推進する」という自民・公明両党の意向を色濃く反映した計画になっています。再生可能エネルギー導入にあたり、どんな課題が予想できるのか見てみることにしましょう。

再生可能エネルギー(再エネ)は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を出しませんし、エネルギーが枯渇することもありません。すべてのエネルギーを再エネでまかなえると確かに素敵なのですが、再エネは再エネで普及させるのはそう簡単ではありません。 
THE PAGE 2014年04月11日12時00分

なるほど。

早速目を通してみると、日本がこれから目指す方向が少なからず見えてくるようです。

再生可能エネルギーの普及を推進するといってはいるものの、その中身は約2割を目標にしているようで、これは再生エネルギー先進国と言われているドイツを意識している数字のようです。

2012年の時点で、ドイツの再エネ比率(水力含む)は22.4%ということですので、日本の比率が10.0%ですから、もちろん日本からみると確かに先進国ということになります。

ご存じの通り、そのドイツでは太陽光発電や風力発電の導入に力を入れてきましたね。その結果、石油火力や原子力への依存度は減りましたが、再エネである太陽光は夜間や雨天時に発電しませんし、風力は風がないと発電しません。

今のところ残念ながらすべての電力を再エネに頼ると、電源供給が不安定になるため、これをバックアップする電源が必要になってしまうんです。

ドイツでは、日本での震災以降、原子力の依存度を下げるため、古い原発の廃炉を前倒しすることを決定しました。そのため原子力でバックアップすることはせず、コストが低く、柔軟に電力を生み出せる石炭火力を選択したそうです。

しかし、その結果として二酸化炭素を排出する石炭火力発電への依存度がトータルでかえって増加するという現象が起きているということですので、まだまだこれが絶対というエネルギー政策は見つかっていないと言えます。

一方で、基本計画では「再生可能エネルギー源の最大の利用の促進と国民負担の抑制を、最適な形で両立させるような施策の組み合わせを構築」という表現があえて盛り込まれていますから、電気代の上昇は念頭に置かれていると考えられます。

日本でも今のところ再エネを促進するための制度として「固定価格買取制度」があります。これは電力会社は太陽光や風力によって発電された電力を一定の期間、国が決めた価格で買い取り続けるという制度です。そうすることで、発電する側のコスト負担は軽くなり、経営しやすい環境が整い、再エネの普及に拍車がかかるということが狙いです。

そのしわ寄せとして、日本の場合はいまのところ月額120円、年額1440円を国民全員で負担していますが、同じ制度を導入したドイツはどうかというと、結果的に電気代が高騰しました。ドイツの一般的な家庭では、月額約2400円の負担、年額で約2万9000円の負担になっているそうです。ドイツと同じペースで上がっていくとすると、日本でもおよそ10年で同じ水準になるそうですから、この辺りも含めて考える必要がありそうです。

やはり再生可能エネルギーの導入を進めるとなると、確実に経済的な負担は増えて行きそうですね。原子力について基本計画では「原発依存度は可能な限り低減させる」とうたっているものの数値目標は盛り込まず、「重要なベース電源」として位置づけ、「規制基準に適合する原発の再稼働を進める」と書いています。

個人的かつ勝手な希望では、ドイツのように原発を止めることと、廃炉の計画をすぐにでも進めるのが正しいように思います。日本ではこれから人口が激減していく時代ですが、技術的に不安定な原発に頼るよりも、コストの高い電力を使う方が、結果的に地球に優しいと思います。 

もしこれから家を建てるなら、是非発電設備をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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