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晴れのち曇りの東京です。
そんな今日は朝から社内ミーティング、豊島区駒込計画検討、その後西台のお客様宅訪問、設備屋さんと現調など、帰社後は5丁目リフォーム工事検討、資料作成、お問い合わせ対応など。
午後は西台現場立ち会い、その後事務組合で諸手続、板橋区弥生町計画の現場確認など、帰社後は徳丸計画検討、サッシ屋さん来社打ち合わせ、図面作成など。夕方はガス会社さんと電話、蓮根のお客様宅訪問など、大工さんと打ち合わせ、小金井計画検討など。
GW中ですので、もしかすると11連休中という方もいらっしゃるかもしれませんね。ちなみに弊社は暦通りのお休みを頂く予定です。
ではこちら。
事故死急増、お宅に潜む危険地帯マップ
高齢社会白書によると、高齢者の事故は77%もが住宅内で起きている。老親を守るため、家の中の危険ポイントをチェック&対策しておきたい。
■日本の住宅は高齢者に優しくない
日本人には年を取って足腰が弱ってもわが家に住み続けたいと願う人が多い。平成25年版の高齢社会白書によれば、現在のまま、あるいは改装のうえで自宅に留まりたいと考える人の割合は6割を超えている。
一方で日本の住宅の構造は高齢者にとって使いにくく、事故を起こしやすいと言われる。具体的には、玄関の上がり框かまちに代表されるように段差が多く、廊下や階段の幅が狭い。
和式便所や畳での就寝といった、立ったり座ったりの動作が多い。住戸内の温度差が大きい。生活の洋式化に伴い室内にモノが増え、介護や移動の邪魔になる。高齢者が一人でも安全に暮らすためには、こうした問題をできるだけ取り除くことが必要である。
プレジデントオンライン 2014年04月28日08時15分
なるほど。
本来ならば一番安全であって欲しい場所である住宅内が、実は高齢者にとっては大変危険な場所が多く、事故の77%が住宅内とは驚きですね。
記事にもあるように、昔ながらの木造住宅では、玄関から廊下に上がるところでも40センチ以上の段差があったりします。これは人間よりも家の寿命を重視した、昔ながらの木造住宅の考えによるところが大きいですね。
これは今でも建築基準法に定められているんですが、1階の床は地面から45センチ以上にしなければいけません。もちろんこれは床下の湿気を防ぐという目的のためなんですが、床下にコンクリートを敷くなどの対策をすれば、この限りではありません。ですので、RC(鉄筋コンクリート)造ならこの規定はかかりません。
さて、問題は現状そのような木造一戸建て住宅にお住まいの場合に、どのような対策をしていけば良いかということです。記事ではまず最初にやるべきこととして掃除を上げています。住戸内を片付けて足元にモノを置かないようにする、つまずかないようにコード類を整理する、照明器具の埃を払って明るくするなど、これだけでも危険は軽減するそうです。
古い家では玄関、階段、廊下などの照明が非常に暗いので、電球を替えるだけでも効果は大きいようですが、その際には電球交換の手間が少なくてすむよう、LEDにしてしまうのもいいですね。さらに家具の配置を見直して、移動の邪魔にならないようにすることも大事です。
次は転倒のきっかけとなる段差の解消や、手すりの取り付けが必要になってくると思いますが、まずは簡単なことを家族で行ってみるのも良いでしょう。しかし、実際に安全性や有効性を考えると、プロの手を借りるのが現実的だと思います。
手すりの取り付けには、構造的にしっかりとした下地の上に取り付けなければ非常に危険ですし、その場所についても、理学療法士やケアマネジャーなどと相談の上で設置しないと、無駄になる場合がありますので、注意が必要です。
手すりの取り付けには、構造的にしっかりとした下地の上に取り付けなければ非常に危険ですし、その場所についても、理学療法士やケアマネジャーなどと相談の上で設置しないと、無駄になる場合がありますので、注意が必要です。
実はこの古い住宅で何よりも問題なのが、住戸内の温度差が非常に大きいということ。一戸建てや古いマンションでありがちな、暖かい居室から寒いトイレや風呂場に移ったときの急激な温度変化が、体内の血管の急激な収縮と、血圧や脈拍の変動を引き起こし、それが脳卒中や心筋梗塞などにつながると言われています。
さらに、住戸内が寒いと運動量が減り、寝たきりを引き起こすロコモティブシンドローム(筋肉、骨、関節などの運動器に障害が起き、歩行や日常生活に支障をきたす状態)になりやすく、精神的に落ち込みやすくもなるそうですので、家の中全体が暖かく、温度差の無い環境を造らなくてはいけません。
今高齢者の方はもちろん、皆さんもこれから高齢者になることを考えれば、一戸建てでも、2世帯住宅でも、住まいはRC(鉄筋コンクリート)住宅をオススメいたします。
それでは良い昭和の日を。
今日もありがとうございます。
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