ブログネタ
RC住宅を建てよう! に参加中!
東京で省エネな家を建てるならRCdesign

晴れのち曇りの東京も夜に一時雨です。

そんな今日は朝のうち日本戦応援、豊島区駒込計画でコンクリート打設、その後港区南青山計画検討、見積作成、台東区上野桜木計画検討、練馬区田柄計画のお客様とお電話など。

午後は来客面談、資料作成、学生さんと電話、田柄のお客様宅へ書類お届け、帰社後は原稿作成、お問い合わせ対応、小金井計画検討など。夕方は板橋区弥生町計画検討、埼玉県富士見市計画のお客様とお電話、構造担当と電話協議、成増の不動産会社さんと電話、板橋区徳丸6丁目計画検討など。

ふ〜、今朝はまた予想外の結果となり、疲れがどっと出たという方も多いのではないでしょうか。そんなところもサッカーの面白いところですので、引き続きW杯を楽しみたいと思います。

ではこちら。

エアコンを「除湿」にしても、節電できないって本当?「本当」

日中は冷房なしでは厳しい季節となった。ここ数年の節電ムードから「ドライ」や「除湿」を利用する話をよく聞くが、じつのところ、あまり節電には貢献できない。

涼しいと感じるまで冷やせば冷房、少し高めの温度で止まるのが除湿の定番だが、止まっている時間が長いと再び部屋を冷やすのに余計な電力を消費する。「衣類乾燥」「からっと」などの除湿は暖房も同時に使うので、節電とは無縁の設定なのだ。

■「つけっぱなし」は、3割もお得?

冷たい飲み物を入れたコップに水滴が付くのはご存じだろう。空気中の水分が冷やされて水滴に戻るからだ。エアコンの場合、これを「ドレン」と呼ばれるホースで室外に排出するので、結果的に部屋の湿度が下がる。つまり冷房をかければ必ず除湿されるので、原理的には冷房と除湿は同じと考えるべきだろう。 
マイナビウーマン 2014年06月20日10時55分

なるほど。

実はもうここ十数年、この季節には必ず話題にさせて頂いていますが、ようやく少しずつ一般常識として広まりつつあるように思います。

日本人は基本的に律儀で倹約家な民族だと思いますが、正しい情報や機器の使い方については、まだまだしっかりと伝わっていないことも多く、間違った使い方でエネルギーを浪費したり、不必要な電気代を支払っている場合があるようです。

実際はエアコンが稼働中の電力のうち、およそ80%を屋外機のコンプレッサーが消費します。エアコンはヒートポンプという装置を使い、室内と外気の温度を移動させていますが、その時に冷媒と呼ばれるガスを圧縮するために、作動時には多くのエネルギーを必要とします。

ヒートポンプという装置自体はもの凄い発明品で、これほど効率良く熱を移動させられる装置は他には無いと思いますが、単に風を送り出す扇風機に比べると、やはり多くの電力を必要としてしまうんですね。

そこで、まず一つ目の勘違いとして、「除湿」に設定すれば「冷房」よりも省エネで節電出来ると思ってしまっているということ。

エアコンは設定温度になるとコンプレッサーを止め、余分な消費電力を抑える工夫がなされていますが、「除湿」に設定すると、少しぬるめの風が吹き出るか、頻繁にコンプレッサーが止まるようになります。ほとんどのエアコンは、除湿=弱めの冷房に切り替わるだけなので、「弱冷房除湿」とも呼ばれています。

電気消費量の多いコンプレッサーが止まれば消費電力も抑えられそうなものですが、コンプレッサーが一度止まってしまうことで室温が上がると、かえって余計な電気を使ってしまうんです。

ここで記事にあった試験データをご紹介しましょう。一般財団法人・電力中央研究所の試験によると、設定温度28℃で同じ部屋を冷やした場合の消費電力を比較したところ、

・間欠運転(30分稼働+5分停止)・・・100%
・連続運転・・・72%

と、つけっぱなしで連続運転した方が3割も少ない電力で済むという結果となっています。私もお客様にご説明する機会が多いんですけど、そんな時は車の運転に例えてお伝えしています。車の運転で一番燃費の良いパターンは高速道路での巡航運転ですし、一方燃費が悪いパターンは都心の渋滞などでストップとスタートを繰り返す運転の場合です。

さらに注意していただきたいのは、節電とはほど遠い「再熱除湿」というもので、「衣類乾燥」や「からっと」などのメニューです。

この再熱除湿はその名の通り再び加熱する除湿で、つまり冷房と暖房を同時におこなう機能です。除湿でさっぱりするのと同時に、わずかながらでも室温も下がるので、さほど暑くない春や秋には使われやすい機能です。確かに梅雨時には便利かもしれませんが、夏には不快でかつ非常にムダな機能と言えます。

ここでエアコンの節電ポイントを整理すると、まずは長時間「停止」させないということ。暑い部屋を冷やす時に、消費電力が最大になることと、涼しくなった室温を維持するのは、さほど電気を使わないということ。

次に風量は「自動」にしておきましょう。これだけで冷やす時は、大風量で一気に冷やすし、涼しくなれば、自動的に風力も弱になります。

最後に室外機を冷やすということ。熱の出口である室外機が熱いと、室内も冷えません。室外機の温度を5℃下げると、42%も節電できたという例も報告されていますので、何らかで日影を作るだけでも効果が期待出来そうです。

繰り返しになりますが、エアコンは出来る限り連続運転をしましょう。なるべくなら製造5年以内の新しい製品ですと、一層の省エネになります。さらに家が高気密・高断熱の高性能住宅なら、快適な暮らしを省エネで実現出来ます。是非一人でも多くの方にお知らせください。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキングへ ←日本代表へ応援のクリックをどうかひとつ!

がんばれニッポン!