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文字通り大暑の東京です。

そんな今日は朝から資料作成、大工さんと電話、その後板橋区弥生町計画の現場へ、お客様と現場視察、その後打ち合わせなど。 

午後は資材メーカーさんと電話、解体業者さんと電話、文京区向丘のOBオーナー様とお電話、練馬区田柄計画のお客様とお電話、見積検討、地方銀行さん来社打ち合わせ、大工さんと電話、お問い合わせ対応など。夕方は提携会社さん来社打ち合わせ、板橋区弥生町計画検討、設計事務所さんと電話、板橋3丁目計画検討、文京区千石2丁目計画検討、図面作成など。

暦通りの暑さになりましたね、昨日も書きましたが、ここから10日ほどが一番身体に負担がかかるそうですので、体調管理には本当にご注意ください。

ではこちら。

夏はご用心!インテリアが火事の原因に!?

イギリスのロンドン南部にて、当時無人の高級住宅で火災報知器が鳴っているのを近所の建築業者が気付き、消防に通報した。消防隊が到着した頃には、家の外側にも火が回り始めており、消防士はドアを蹴破って中へ。消火活動を行い、全焼は免れた。

ロンドン消防局の火災捜査員であるチャーリー氏によると、「火災の原因は、バスルームへ通じるドアだと推測されます。そこには、クリスタル製の丸いドアノブが付いていました。太陽の光が直接当たる状況にあり、その光が一カ所に集約されたようです。虫眼鏡で紙に火をつけるのと同じことが起こったわけです」とのこと。

クリスタルのドアノブから集中した日光が原因で、掛けてあったガウンやローブに火がついてしまったらしい。

ロンドン消防局では、過去に水晶球に起因した火事や、鏡の光でカーテンを焼くなどの通報も あったとし、日光の当たる窓のそばにそういったものを置きっぱなしにしないよう警告している。 
日刊大衆 2014年07月23日10時00分

なるほど。

確かにこれからの季節は太陽光も非常に力強いですから、そのエネルギーが集まるようなことがあると、発火してしまうということもありそうです。

以前日本のニュースでも、当初は原因不明の火災と言われていて、放火の疑いもあった事件が、最終的な検証結果として、記事のような太陽光による発火だったというものを見た記憶があります。

ただ、事前にその原因を発見して除去したり、あらかじめ対策をしておくのもなかなか難しいかもしれませんね。

それでも出来ることとすれば、日中太陽光の入る窓付近には鏡など反射するものを置かないとか、グラスやビンなど光を通しかつ屈折させるようなものを置かないようにするなどでしょうか。

またはカーテンやブラインドなどで直射日光の侵入をコントロールするのも有効だと思います。

室内環境的には、窓の外に葦簀(よしず)などを掛けたり、すだれを垂らすのが有効ですね、これだけでエアコンの効きが断然良くなります。

ここでプチ情報です。ちなみに「すだれ」は、軒につるして使い、「よしず」は「すだれ」よりも大きく、立てかけて使います。基本的には「すだれ」は細く割った竹を利用しているのに対し、「よしず」は葦(あし)を使います。すだれは横になっていて、よしずは縦に使うのが一般的だと思います。

さて、なんとなく夏は冬に比べて火災の危険性が減るような錯覚をお持ちの方もいらっしゃいますが、決してそうではありません。むしろ電気関係で熱をもってしまう状況などでは、出火の危険性が高まってしまいます。

私が新婚時に借りていたマンションでの出来事なんですが、真夏のある日夕飯を食べていたら外が騒がしいんです。4階だったにも関わらず、相当な騒ぎでサイレンまで聞こえてきましたので、慌ててベランダから外を見てみると、下の道路から大勢の人がこちらを見ているんです。

なんと我が家の隣りの部屋から出火していたんです。

お隣さんは留守のようで、煙だけがもうもうと出ていました。次の瞬間消防署員の方達が我が家のリビングを駆け抜けて行き、ベランダから隣家に入り消火活動をされていました。

幸にも大きな被害にはなりませんでしたし、RC造のマンションでしたから、我が家には何ら延焼することも無かったんですけど、消防の方に原因を聞いたら、熱帯魚を飼っていた水槽付近からの出火で、恐らくポンプが高温になり、発火したとのことでした。

そんなこともありますので、火の元というのは直火だけでなく、電化製品で常時動いているものや、モーターを使っているもの、熱が発生するものにも、十分注意する必要があります。

これからの季節では、数日間お留守にする場合もあるかもしれません。そんな時は家の中に熱がこもらないように、24時間換気はもちろんのこと、場合によってはエアコンを入れっぱなしにしておく方が安全かもしれません。

耐火建築物、燃えない家、火災に強い住宅を1棟でも多く建築して、災害に強く価値ある街づくりの為にも、真夏の火災予防月間を勝手に開催したいと思います。

それでは。

今日もありがとうございます。


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