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今年一番の暑さだった東京です。

そんな今日は朝から資材メーカーさんと電話、資料作成、台東区上野桜木計画検討、北区西ヶ原計画検討、お問い合わせ対応、板橋区弥生町計画検討、図面作成など。

午後は高田馬場へ、RC-Z家の会会合に出席、今回は年に一度の総会と懇親会など。夜に帰宅時にはゲリラ豪雨に遭遇してしまいましたが、元気よくダッシュで対応いたしました。

今日のゲリラ豪雨でも停電や浸水の被害があったようですし、ちょうど会合から帰宅するタイミングで、電車が止まってしまうということもありました。

ではこちら。

旭硝子、国内建築用ガラス値上げ…円安影響で

ガラス最大手の旭硝子は23日、国内の建築用ガラスの価格を9月1日の納品分から10〜20%引き上げると発表した。

円安の影響でガラスの原料や、燃料となる原油の価格が高騰したためで、2008年1月以来、6年8か月ぶりの値上げだ。

ビルや住宅の窓に使う板ガラスで15〜20%、鏡で10〜15%、断熱ガラスなどの加工ガラスで10〜20%をそれぞれ値上げする。

同社によると、10年と比べ、原油価格は1・5倍、ガラスの原料となる、米国から輸入しているソーダ灰は1・2倍、豪州から輸入しているけい砂は1・3倍に値上がりした。

さらに、人手不足の影響で人件費等が上昇し、採算が大幅に悪化したのも理由の一つという。
読売新聞 2014年07月24日09時28分

なるほど。

今日の会合でも話題になっていましたが、誠に残念なニュースです。アベノミクスの弊害とも言える円安のデメリットがまともに影響している形になっていますね。

日本国内で生産する住宅やビルなどの建築工事には、多くの原材料が必要ですが、その中には輸入に頼るものも多くあります。

その後完成したものを輸出出来れば、貿易収支も改善出来るんですけど、さすがに今のところは日本の高性能住宅を輸出することは出来ていません。

ガラスという素材は、近代建築でも非常に重要な素材であったわけですが、近年は当初の目的だけではなく、省エネや防犯など、更なる付加価値と性能を求められるようになりました。

特に日本では大きな窓を好む傾向が強かったこともあり、そこからのエネルギー損失が非常に大きかったんですね。

実は外壁と窓では、外壁の方が安価ですが断熱性能が高いんです。と言うことは住宅価格を押し上げる要因となっている窓の方が断熱性能が低く、その結果として光熱費が高く快適性を損なうことになっているわけです。

ですので、ガラスの値上げに対抗するには、窓の面積を極力小さくすることがひとつの方法になります。

もちろん、法律でも窓の最低面積が決められていますので、住宅の場合などは一定の窓が必要になりますし、室内環境やインテリア性なども考慮する必要がありますね。

ということで、国民の皆さんにはガラスの値上げも仕方の無いことと、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

それでは。

今日もありがとうございます。


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