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曇りで涼しい東京です。
そんな今日は朝から大工さんと打ち合わせ、板橋区板橋3丁目計画検討、見積作成、サッシ屋さんと電話、板橋区弥生町計画検討、杉並区松ノ木計画検討、お問い合わせ対応など。
午後は小金井計画検討、見積作成、その後9丁目のお客様宅へ書類お届け、7丁目の現場にて塗装屋さんと打ち合わせ、お客様と打ち合わせなど、ありがとうございます。5丁目の現場視察、帰社後は見積作成、電気屋さんと電話など。夕方は豊島区池袋でご計画のお客様にご来社頂きました、ありがとうございます。ガス屋さん来社、図面作成、その後5丁目のお客様宅訪問、ガス屋さんと作業立ち会いなど。
日に日に秋も深まり・・・という感じの天候が続いていますが、またきっと暑さが戻ってくるに違いない、という覚悟を持ちつつ、今週も土曜日恒例の家づくり講座第213回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。
先週は上棟式のお話でしたね。上棟式が終わり工事が進むと、そこでの暮らしを想像しやすくなりますよね。
そうすると、追加工事や変更を依頼したくなることがあります。依頼する方は簡単ですが、依頼される方は結構大変だったりします。もちろん弊社では不可能は無いというスタンスで対応させて頂きますが、手戻りや段取りの組み替えが必要ということは認識して欲しいと思います。
例えば、収納の追加や間取りの変更をする場合、構造計算からやり直さないといけないこともあります。手すりを後付けする場合、下地からやり直さないといけないこともあります。
「追加工事をしても、工期は変えないで欲しい」と依頼者に言われたら、業者は大変です。このような大きな変更をする場合は、契約書を交わすのが一般的です。
しかし小さな変更の場合、口約束で済ませることも多いもの。
じつは、これがトラブルのもとになりやすいんです。変更・追加の詳細が書かれていない契約書を交わしたり、口約束だけで契約書を交わさなかったりすると、後々どうにでも解釈できます。
これがどんなに恐ろしいことかは言うまでもありません。
誠実ではない業者は、わざとそんな方法を使って責任逃れができるようにしておきます。ですから、もし追加や変更を行うなら、最初の契約と同じくらい慎重になってくださいね。
例えば、現場での会話の中で、無料だと思って依頼したら後日請求されたり、「だいたい〇万円くらいです」と言われたから依頼したのに、それからかけ離れた金額を請求される場合があるかもしれません。
どんなに小さい追加・変更でも、それだけ業者の仕事が増えるわけですから、追加請求が来るのが当然だという意識を持つことが大切です。
もし業者から「これはサービスです」と言われても、それを証明する書面を交わすことをお勧めします。サービスと言われて、後で請求された事例は山のようにありますから。
ハウスメーカーの場合は、仕様がある程度決まっています。しかし工務店は自在にモノづくりができるのが特徴ですし、少しでも依頼者の希望を叶えようと最善を尽くしてくれるものです。
だからこそ、ついつい依頼したくなるという心理もわかります。でも、無用のトラブルを防ぐためには、こまめな対策も必要です。少なくとも追加変更を依頼する場合は、事前に見積を提出してもらい金額を確認しておきましょう。
新築工事中の追加や変更は、トータルのコスト管理や工期にも注意が必要ですので、くれぐれも慎重に。
それでは良い週末を。
今日もありがとうございます。
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