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秋空の東京です。
そんな今日は朝から地方銀行さん来社打ち合わせ、内装建材メーカーさん来社打ち合わせ、お問い合わせ対応、取引業者さんと電話、大工さんと電話、中野区南台計画検討、渋谷区南平台の不動産会社さんと電話、渋谷区広尾3丁目計画検討、板橋区徳丸6丁目計画検討、提携会社さんと電話など。
午後は立川の業者さんと電話、出版社さん来社打ち合わせなど、提携会社さんと電話、世田谷区砧計画検討、資料作成、板橋区弥生町計画検討など。夕方は和光市のお客様へ書類お届けと打ち合わせなど、帰社後は大工さんと打ち合わせ、構造担当と電話、品川区東五反田計画検討、ミーティングなど。
今日も多少暑く感じましたが、日々気温の差が大きくなっていますので、体調管理には十分ご注意ください。
ではこちら。
画一的なマンションの住戸プランに変化の兆し
マンションの住戸プランが画一的なのはなぜ
通常、マンションは横長の建物に細長い住戸が並び、ファミリー向けの間取りは2LDKや3LDKがほとんどですが、これが本当に暮らしやすい住戸プランなのでしょうか。また、少子高齢化や単身世帯の増加で標準的な家族構成が変わっているのに、広さや間取りはこのままでいいのでしょうか。
特に、間口が狭く細長い住戸と住戸内を縦に廊下が伸びる「田の字型」と呼ばれる間取りがほとんどなのはなぜでしょうか。この点に関して、マンション設計の専門家がずいぶん以前から以下のように指摘しています。
曰く、同じ間取りを横に並べるので建物の形状が細長い箱型やL字型になり、敷地の限度いっぱいに建物を作りやすく、販売する住戸を最大化しやすい、という売り手(不動産会社や建設会社)側のメリットが大きい。しかし、共用廊下に面した部屋はプライバシーに難点があり、廊下の占める面積が大きい分、部屋が狭くなる。また、開口部が長方形の短辺に2面しか設けられないために風通しが悪いなど、住まいとしては問題が多く決して暮らしやすい間取りではない・・・。
ニッセイ基礎研究所2014年09月29日 11:18
なるほど。
確かにマンションの間取りというものは、昭和の時代からあまり変化がありませんでした。
一時期バブルの頃には、リゾートマンションを中心にちょっと冒険したプランもあったりしましたが、通常のマンションでは、どうしても不特定多数の人へ販売することが前提になりますので、無難なプランとなってしまうことは仕方のないことかもしれません。
特に分譲マンションでは、不動産会社の利益確保のためにも、より安価な仕入れや効率を追求しますので、間取りプランも限られた形にせざるを得ないという事情があります。でも、そんな業界でがんばっている人達のおかげで、マンションを手に入れやすくなっているということもあると思います。
昔話になってしまいますが、バブルが残っていた頃にリゾートマンションの設計を多く手がけていた時期があります。そのころは結構がんばって新しい間取りを考えて、実際に実現させたものも多く残っています。
たとえば、南のバルコニーに面して浴室を配置し、景色を楽しみながら入浴出来るようにしたり、キッチンをリビングの中央に配置してみたり、リゾートならではというプランを実現していました。
とはいえ、都市部のマンションでもより良いプランが出来ないわけではなく、比較的高額な物件ですと、戸数を少なくしてでも南に面する部分を多くしたり、内部に吹き抜けを設けて風の通りを良くしたりする場合もあります。
記事によれば、最近は通風や採光、近隣騒音の抑制など住まいの快適性向上のために必要なコストアップと説明すれば、少々高くなってもかまわないという顧客も多くなっているようです。
さらに最近は一般的な間取りの個室+LDKという間取り意外の物件も増えているようです。ちょっと遅いようにも思いますが、やっと時代に合ったというか、要請に応えるような間取りが実現出来るようになってきたようです。
やっと売り手本位の画一的な住戸プランから、住まい手本位で考えられた住戸プランや間取りのマンションが増えてきたのは良いことですが、やっぱり自分や家族のライフスタイルを実現するなら、一戸建ての注文住宅の方が実現しやすいと思います。
私自身、これまでに数千、もしかすると1万を超えるプランを考えてきましたが、要望と制約を高い次元で実現するなら、一戸建ての方が自由度が高いですし、しかも、鉄筋コンクリート住宅なら、安全性や快適性はマンションと同等以上です。
それでは。
今日もありがとうございます。
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