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快晴の東京です。

IMG_5177そんな今日は朝から北区西ヶ原で完成内覧会を開催指せて頂きました。今回もご多忙中のところ、遠くからも多数のお客様にご来場頂きまして、誠にありがとうございました。感謝申し上げます。

若干工事の残っているところもありましたが、ご好評をいただきとても嬉しく思いました。しかしながら十分なおもてなしが出来ず、申し訳ございませんでした。

また、今回はご都合が合わずお越し頂けなかったという方には、オープンな形以外でも、個別にご案内出来る建物もございますので、ご要望がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

さて、あっという間に今日は土曜日でしたね、この週末も行楽にお出かけの方が多いかもしれませんが、土曜日恒例の家づくり講座第220回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

このところ、以前よりもいっそう二世帯住宅に関心を持つ人が増えているようですね。
その理由は「長男だから」「親が年老いたので、面倒を見ないといけなくなったから」という、親のための同居だけではなく、不景気による収入減少や、女性の社会進出により、出費削減や子育ての不安解消を狙う子世帯のためのものが増えてきました。

さらに、ここにきて相続税の増税に備えて、ということも理由の上位に上がってきているようですので、今後も益々注目されることでしょう。 

でも、二世帯住宅といえば『嫁姑』のトラブルをよく耳にしますよね。別居中は良好な関係でも、毎日一緒に過ごしたら、トラブルが起きない方が不思議です。

そこで、入居後の様子を調査したデータを探してみました。すると、入居後に何らかの不満を持っている人が約3割いることがわかりました。

親世帯よりも、子世帯(嫁)の方に不満を持つ人が目立ちます。特に、完全同居の場合は、お互いのプライバシーがないことや、家事が増えることに対しての嫁の不満が多く、同居を後悔している様子が伺えます。

このように、親世帯と子世帯という1対1の関係でさえ難しいのですが、ここに未婚や離婚した兄弟が関わると、さらに問題は難しくなります。

ニート状態の兄弟に親世帯が経済的支援をする傍らで、子世帯が水道光熱費を全部負担していたり、頻繁に帰省する兄弟家族のために、嫁の家事負担が増えたりと、調べれば調べるほど憂鬱な気分になってきました。

二世帯同居のお嫁さんは、本当に頑張っているんですね。しかし一方で、二世帯住宅で快適に過ごしている人もいます。

彼らは、あらかじめ
・キッチン・浴室・トイレ・洗濯スペースなどの水周りを完全に分ける
・水道や電気のメーターを別々にする
などの対策をとることで、トラブルが起きないように配慮しています。

あなたにも経験があるでしょうが、年齢とともに食事の好みは変わりますよね。入浴する時間や就寝時間も変わります。それを何年も他者に合わせ続けるのはつらいことです。

メーターを別々にすれば、相手の暮らし方への不満を減らすことができます。これなら、親世帯のもとに兄弟が家族連れで帰省しても、金銭的な負担を気にする必要もありません。

ただ、多少の騒音は我慢しないといけないでしょうが。(^_^;)

もし
・きれい好きな人と掃除嫌いの人
・モノを捨てられない人と、必要以外のモノを持ちたくない人
など、性格の違いが目立つのなら、共用部分はできるだけ減らした方がいいですよね。

また、子世帯が暑いと感じる室温でも、親世帯は寒く感じることもあります。そういった場合、完全別居にした方が、お互いのストレスを減らせそうですね。

二世帯住宅を建てる話が進むと、「これを言ったら相手が傷つくかも」と、なかなか本音を言えない部分が出てきます。しかし、お互いの利益を守るためにも、言うべきことは言っておいた方がいいものです。

ところで、リクルート住まいカンパニーが以前に発表した「2012年注文住宅動向・トレンド調査」によると全国4,021人のうち、多世帯住宅を検討している人は22.9%です。

その理由のトップは親の老後(51.5%)ですが、子供の面倒を見てもらえる(20%)、生活費などの経済的なメリット(15.2%)、自分単独で家を購入するのが困難(11.3%)など、子世帯の生活援助につながる項目が上位10位に並んでいます。

家づくりに限らず、自分のメリットばかりを優先させていると、相手につらい思いをさせることになりかねません。

先々のことを想像しながら、お互いを思いやって、自分たちの暮らしに合った二世帯住宅を考えたいものですね。

二世帯住宅や三世帯住宅を建てるなら、経験と実績が大変豊富な弊社までお気軽にご相談ください。


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