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晴れて暖かくなった東京です。

そんな今日は朝から品川区大井計画検討、見積作成、資料作成、立川の業者さんと電話、大工さんと電話、書類作成、板橋区徳丸6丁目計画検討など。

午後は北区西ヶ原計画の現場へ、電気屋さんと打ち合わせなど、その後豊島区駒込計画の現場へ、内装屋さんと打ち合わせなど、帰社後は台東区日本堤計画検討、原稿作成など。夕方は塗装屋さん来社、商社さん来社打ち合わせ、電気屋さん来社、板橋区弥生町計画検討など。

急に身体のあちこちがかゆくなってきました。確実に乾燥が進んでいるようです。

ではこちら。

違法建設工場に撤去通知 京都市、行政代執行へ

京都市は30日、伏見区深草飯食山町の自動車整備業の西尾自動車に対し、行政代執行法に基づき工場建物を撤去することを通知した。工場のある大岩街道周辺地域が建物の建設が原則認められない市街化調整区域にあり都市計画法に違反しているためで、11月13日に執行する予定。
 
市によると同地域は1971年に市街化調整区域に指定され、同工場は96年に建設された。鉄骨2階建て建築面積230平方メートルの建物で、市は建設当初から建物の撤去を指導してきた。今年9月に、10月6日までに撤去しなければ代執行することを通告していた。

30日午前、市職員が同工場を訪れ、西尾隆雄社長(63)に代執行令書を手渡した。撤去費用は約500万円を見込む。西尾社長は「違法建築は周囲にたくさんあるのになぜうちなのか。ローンも残り、代替地もなく、撤去されれば生活できなくなる」としている。
 
大岩街道周辺地域はかつて建設土砂の採取場があり、土砂採取を終えた土地が切り売りされ、倉庫や作業場などの違法建築物が複数建っている。産業廃棄物の野焼きなども行われていた。
京都新聞 10月30日(木)15時9分配信 

なるほど。

これはいわゆる見せしめ的な行政代執行ということになるのでしょうか。

もちろん、違法は違法として、本来あるべき姿に近づけるべく、法律を基にして指導してもらわなくてはいけませんが、もう少しやり方というか、違う方法もあるように思います。

京都市としては違法建築物を解消するとともに、居住者の集まる地域を住宅地に改めるなどのまちづくり方針を2010年に策定しているそうです。

記事の工場があるエリア一帯は風致地区のため建築物を認めず、緑豊かな環境への再生を目指す地域にする予定で、市開発指導課は「今回の代執行は長年の懸案だったまちづくりを進めるための第一歩」としていますが、いつの時代の誰のためのまちづくりなんでしょうか。

まさか数十年前に考えられた計画だったり、その元になっているのが右肩上がりの人口や経済だったとしたら、今から実行する意味は無いのではないでしょうか。

都市計画は、これからおおむね100年後を見据えたものでなければいけませんし、本当に100年後を考えた計画なら、市民の皆さんもきっと日本と子孫のために協力してくれるように思います。

京都では、以前から景観保護に関しても問題となっていましたね。冷静に考えれば、京都に高層マンションを建てる意義は見つかりませんし、今後も世界有数の観光資源として、大切に守っていかなくてはいけないものの方が多いと思います。

一方東京では、住まいづくりをお考えのお客様とお話しをさせて頂いていると、当たり前のように違反建築を希望される方が極稀にいらっしゃいます。

その都度お客様には、今は時代が変わって日本全体が法令遵守、コンプライアンスにとても敏感ですし、金融機関は融資をしません。弊社としても、有資格者の免許剥奪や許認可の取り消しなど、企業存続に関わることになりますとご説明させていただいています。

しかし、一歩街中に出れば、まだまだ違法建築物を沢山見ることが出来ますね。それは見るからに違法なものもあれば、一般的には何ら問題無さそうなものまで、なぜそのまま許されているのかと、不思議に思うかもしれません。

中には既存不適格として、法律が後から出来たものもありますし、建築物などの場合は個人の資産という面もあり、その取り扱いは難しい部分もあります。

それでも優先順位として、人命に関わるような場合や、他人に害を及ぼすような場合は、行政も比較的早く動いてくれるのではないでしょうか。

そう言った意味では、今回の記事のように、行政が本人に代わって解体工事を強制的に行うという、行政代執行は、非常に珍しいことだと思いました。

これからの日本と子孫のことを真剣に考えれば、住まいはRC(鉄筋コンクリート)で建てましょう。

それでは。

今日もありがとうございます。


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