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快晴の東京です。
そんな今日は朝から資料作成、その後板橋区弥生町計画の現場へ、お客様のご厚意を賜り、完成内覧会を開催させて頂きました。
天候にも恵まれて、大勢のお客様にご来場頂きました。ご多忙中のところ、また遠くから足を運んで頂き、誠にありがとうございました。また、オーナー様には会場をお貸しいただき、感謝申し上げます。夕方帰社後は書類作成、板橋区徳丸計画検討、豊島区駒込のお客様とお電話、世田谷区砧計画検討など。
ちなみに次回は12月13日(土)の予定ですので、あらかじめご予定を調整していただけると幸いです。
さて、今日は土曜日でしたね、それでは恒例の家づくり講座第223回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。
あなたは、消費税が増税することが決まってから家づくりを焦っていませんか?
予定では、消費税は平成26年4月から8%に、27年10月から10%になることになっています。ただここ数日で次の10%は1年半延期するという案が急浮上しています。
いずれにしても新築希望者には、なかなか厳しい数字ですね。
ただ前回同様、家づくりに関しては、『増税される日の6ヶ月前までに契約すれば、それまでの税率が適用される』という特例措置はあります。
といっても、慎重に計画を練りたい方にとっては、期限が決められているのはつらいことでしょう。
資金を貯蓄中の方は「目標額まで貯蓄するより、増税に間に合うように契約した方が得なのでは?」と悩んでいるかもしれませんね。
実際、ハウスメーカーや工務店でも、そんな相談の件数が増えてきているようです。いきなりですが、結論から言います。
増税に合わせて家づくりをする必要はありません。
その理由は、
・増税後の需要減少対策に、業者がお得なプランを用意することが予想されること。
・住宅ローンの金利が下がり続けていること。
といったことなどです。
以前、エコポイントが終了する頃にも、大型家電が高性能・低価格になったり、エコポイント分の特典がついたりと、各業者が様々な対策を講じていましたよね。エコカー補助金の場合にも、同じような動きが見られました。
住宅ローンについても、今は過去最低の水準です。仮に、これ以上下がることはなくても、契約獲得のために、増税の負担を減らせるような商品を、金融機関が提案する可能性もあります。また、昨日の記事にもありましたが、またしても住宅エコポイントが復活しそうなこともあります。
といっても、消費税が2%増えた場合、1000万円につき20万円多く支払うことになります。金額だけを見ると、確かに高いですよね。
ただ、新築を1年早めると、固定資産税を納める回数が1回増えます。また、家のメンテナンス時期も1年早まります。それに、バタバタと計画を進めたことが原因で、業者選びや土地探しなどを失敗するかもしれません。
子どもの入学時期にに合わせる予定だったのに、計画を早めたために、卒園・卒業前の時期に転校をさせることになり、子供や友達に悲しい思いをさせるかもしれません。
それに、増税分の負担を和らげるような政策も予想されています。そんなことを考えていると、増税に合わせて急いで家づくりをすることに、それほどのメリットがあるとは考えられません。
それより、計画通りに頭金をしっかり貯蓄して、その間にじっくり勉強や業者選びをして、家族のタイミングに合わせた家づくりをした方が、不安やストレスが少ないのではないでしょうか。
あなたの新しい住まいには『建てどき』があります。
その時期を、増税などのお金の問題だけで決めていいのでしょうか。計画を早めた結果、お金で得をして、他の部分で損をするかもしれません。
増税に慌てず、家族にとって一番いい時期を見極めたいものですね。
それでは良い週末を
今日もありがとうございます。
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