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曇りのち雨の東京です。

そんな今日は朝から板橋区板橋3丁目計画検討、土地家屋調査士さん来社、世田谷区砧計画検討、大工さんと電話、サッシ屋さん来社打ち合わせ、お問い合わせ対応、図面作成、提携会社さんと電話など。

午後は信用金庫さん来社、小金井東町計画検討、図面作成、金融機関へ、帰社後は台東区日本堤計画検討、電気屋さんと電話、練馬区田柄計画のお客様とお電話、ガス会社さんと電話、ご近所のお客様とお電話など。夕方は渋谷区代々木上原計画検討、墨田区本所2丁目計画検討、ミーティングなど。

この季節の雨は本当に冷たいんですが、そんな中でがんばっている弊社スタッフは凄いと思います。

ではこちら。

風呂場で死ぬ人の数は交通事故死の4倍! 寒い家が引き起こす高齢者の病

十分な断熱対策がなされていない住宅が全体の7割にも上る日本。風呂場で溺死する人の数は1万9000人と、なんと交通事故死の4倍にもなる。その多くは高齢者。一気に寒暖の差にさらされることで、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすのだ。そのほかにも、“寒い家”は高齢者の健康に大きな害を及ぼしていることが分かってきた。(ダイヤモンド・オンライン編集部 津本朋子)

毎年、酷暑の季節には熱中症でお年寄りが亡くなるという、痛ましいニュースに触れる。しかし、真夏だけが危険なわけではない。むしろ、家庭内での事故死という観点で見れば、冬を中心に起こる風呂場での溺死事故の方がはるかに多い。冷えきった体をいきなり熱い風呂に沈めることによって、急激な寒暖の差にさらされ、心筋梗塞や脳卒中を引き起こしてしまうのだ。
2014年12月4日 8時0分 ダイヤモンド・オンライン

なるほど。

縁起でも無い話題と言われれば、確かにそうなんですけど、現状はそれどころではない状況なんですね。

外出する際には、もちろん老若男女が交通事故に注意しましょう、ということを意識するでしょう。しかし、家の中で実際の犠牲者がこれだけの数にもかかわらず、国としては何ら注意喚起をするわけでもなく、時間が過ぎてしまったように思います。

資料によると、1970年頃は交通事故で年間で1万6765人(1年以内死者数では約2万2千人)が死亡し、史上最悪の年となったとありますので、そこからすると警察の取り締まり強化などにより、2012年の交通事故死が4411人にまで減少したのは凄いことです。

交通事故を減少させた要因は、飲酒運転の(厳罰化による)減少、シートベルト着用率の向上、最高速度超過違反の減少、運転マナーの全体的な向上、対歩行者衝突安全の向上、救急医療技術の進化、車両の安全性の向上などが主なところのようです。

一方で今回の記事にもあるように、家の中での事故対策は思いのほか進んでいないません。

近年になってようやく、今回の記事のように取り上げられるようになり、こうした寒暖差による健康被害は「ヒートショック現象」と名付けられました。

しかし、危険なのはお風呂場だけではありません。トイレや廊下、さらには断熱性能の低い住宅だと、就寝中に暖房をつけていない場合の冷えきった朝の寝室など、気温が低いエリアは家の中の至るところにあります。 

そこで、家の中での事故を少なくするために、早急に対応しなければいけませんが、とにかくまずは日本人の住まいに対する意識を変えなければいけないと思います。

有史以来、日本では夏を基準に家づくりをしてきたということがあります。さらに人命よりも家の延命を重視してきたということもあり、寿命の短い時代が続いていました。

近代になり、医療技術の発展や食生活の安定などにより、世界でもトップの平均寿命になっているわけですが、だからこのままで良いということにはなりません。

家の中をより安全に、より快適にすることを考えなければいけないんです。そのためにはまず家の断熱性能を上げなければいけないんですね。

部屋単位や部位単位の暖房ではなく、家全体を極力温度差が無いようにすることが必要です。

断熱性能と気密性能が上がれば、安全性と快適性が向上するのはもちろん、省エネにも大変有効ですので、地球環境とお財布環境にも非常にやさしい家になります。

家は冬を基準に考えると、夏も快適になります。どうか安全な家に暮らしてください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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