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晴れ時々曇りの東京です。

そんな今日は朝から品川区旗の台計画検討、見積作成、板橋区徳丸6丁目計画検討、ガス会社さん来社打ち合わせ、セキュリティー会社さん来社打ち合わせ、練馬区田柄計画検討、資料作成など。

午後は来客面談、板橋区坂下計画検討、見積作成、お問い合わせ対応、世田谷区奥沢計画検討など。夕方は台東区日本堤計画検討、世田谷区砧計画検討、ミーティングなど。

今日はまた冷え込みましたね、しかしこれからさらに冷え込み、明日明け方は0度の予想ですので、バケツに水を張っておきましょう。

ではこちら。

【辛坊持論】81年より前に建築の家に住んでいる皆さんへ

阪神・淡路大震災から20年、忘れられない光景があります。

震災発生直後から丸2日間務めたスタジオでのキャスターの仕事を終えて、先輩から借りた250ccのスクーターにまたがって被災地に向かったのは1月19日のことでした。広い国道は大渋滞で動きがとれず、裏道を縫うように一人、激震地を目指したのですが、そこには信じられない光景が広がっていました。西宮から芦屋に入った辺りから、震災の原因となった断層に沿って太い帯状に木造住宅が倒壊し、辺り一面がれきの山になっていたんです。

この光景は東日本大震災で津波に洗われた地域と似ています。でもハッキリと違うのは、数十軒に1軒くらいの割合で、ほとんど無傷の建物があったことです。最初はあまりの被害の大きさに思考が停止状態になっていたのですが、スクーターで巡りながら子細に観察すると、倒壊を免れた家には共通の特徴がありました。その後、さらに調べて、理由に確信が持てました。

それは、1981年の建築基準法大改正以降に建築された建物は、手抜き工事などがされていない限り、震度7の直撃でも倒壊しなかったということです。
2015年1月27日 18時45分 スポーツ報知

なるほど。

さすがは辛坊さん。なかなか鋭い観察です。さらにこういった発言力のある方に、本質を突いた発信をしていただけると、少しは国民の皆さんも考えてくれるのではないでしょうか。

さらに記事ではこう言っています。
震災当時、訳知り顔の評論家たちは「高層建築は危ない。震災は現代社会への警告だ」なんて論をあちこちに発表していました。私は違うと思います。活断層型地震に関しては間違いなく、最新の技術が命を救います。私は20年間言い続けています。「直下型地震では家がつぶれない限り、そう簡単に人は死なない」と。

確かに、専門誌等でも震災後すぐに現地で詳細な調査をしたり、被害が拡大した原因を追及するなどの記事が多く掲載されていましたが、ひとつのラインとして、1981年以降の設計基準が目安になります。

しかし、さらに専門的な見解としては、ピロティー形式の建物(柱だけで壁の全く無いかあっても極少ないもの)は倒壊してしまっていたことから、この震災以降さらに建築基準法の改正が続きました。

そしてひとつ付け加えておきたいのが、この1981年6月以降から2000年の建築基準法改正の施行実施までに建てられた家でも、大きな欠点を内包している場合があるということです。

それは耐震基準もそうなんですが、実はこの2000年までは、建築関連業界、不動産業界、金融業界においても、建物の完了検査を受けなくても大した問題ではない、という風潮があり実際に建っている建物が図面と違うことも暗黙の了解としてありました。

今では信じられないという感じですが、日本もまだまだ悪い習慣というか、一般的にもコンプライアンスや、耐震に対する意識が低かったというのも原因のひとつかもしれません。

そしてもうひとつ辛坊さんが言っていたこと。
境目は明快です。それは81年です。これより前の建物に住んでいる皆さん。お願いですから耐震診断を受けてください。多くの自治体で診断と補強工事に補助金を出しています。倒壊した建物の中で、生きながら迫りくる炎に焼かれた神戸の惨劇を繰り返さないために、これが今すぐできる唯一の対処法なんです。 ということ。

もちろん耐震性は大切です。しかしそれと同等に大切なことが燃えないということなんです。

もう国内の災害で同じような焼け野原の風景を見たくないと思いますし、燃えなければすべてを失うことはないんです。

art2-3今日は辛坊さんの持論をお借りして記事を書かせていただきましたが、弊社も20年前に決めてから守っていることがあります。それは鉄筋コンクリート構造以外での住宅は造らないということ。

それは大事な人を守るのが住宅だとの思いから、倒壊しない、燃えない家しか造ってはいけないのではないかとの結論からなんです。

日本に暮らすなら、RC(鉄筋コンクリート)造をお選びください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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