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晴れの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、文京区千石計画検討、所沢市中新井計画検討、渋谷区東計画検討、資材発注、図面作成など。

午後からは文京区千石計画の現場へ、厳かに地鎮祭を開催して頂きました。オーナー様には少々冷え込む中お付き合い頂きありがとうございます。その後近隣廻りと打ち合わせなど。夕方に帰社後は港区東麻布計画検討、賃貸管理業務、ミーティングなど。

朝晩は急激に気温が下がってきましたね。午前中は寒暖差アレルギーの症状が出ておりますので、お聞き苦しい場合がございます。ご了承ください。それでは土曜日恒例の家づくり講座第521回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、工事前の打ち合わせの際、どこでどんな家電を使うかを考え抜いて設置したはずのコンセント。しかし、実際に新居での暮らしが始まると、使いにくかったり足りなかったりします。

そのため、室内のあちこちで延長コードを利用する人は多いものです。

ところであなたは、延長コードに『最大定格容量』が設定されていることをご存知ですか?

延長コードに『合計〇〇ワットまで』と表記されていますよね。あれが最大定格容量です。それを超えると、コードが熱くなったり、故障や火災のリスクが高まります。

電子レンジやエアコンなど、消費電力が大きい電気製品の取り扱い説明書には、延長コードの使用を禁じると明記されています。

その理由は、消費電力の大きさが、故障や火災のリスクを高めるからです。

なので、それらの製品は、必ず設置場所に合わせてコンセントを配置しなければなりません。

そのほかにも、例えば冬の洗面所で「電気ストーブで足元を暖めながらヘアアイロンを使う」というシーンもあるとしましょう。

その場合、鏡の前に立った人がそれらを使いやすい場所にコンセントが必要です。

延長コードがあれば、コンセントの設置ミスを簡単にカバーできます。しかし、コードにつまづいて負傷することもあります。

差しっぱなしが原因で、トラッキングが発生することもあります。(トラッキングとは、プラグとコンセントの間にホコリや水分が付着し発火する現象のことです)

ケガややけど、火災などのリスクを減らすためにも、コンセントの数や位置を決める際は、そこで生活する様子をイメージしながら慎重に計画したいですね。

ちなみに、延長コードの寿命は約5年といわれていますが、配線器具などを製造する企業が加盟する日本配線システム工業会は、「長い間使っているとコードなどが劣化し、そこから火花が出るなどして火事の原因となるおそれもある」として、3〜5年に1回は交換するよう勧めています。

さて、あなたのお宅に3年以上使っている延長コードはありませんか?
・使用時に本体やコードが熱くなる
・コードに傷や変色などがある
といった症状は出ていませんか?

新居だけでなく、今の住まいの火災のリスクも減らすため、手持ちの延長コードをチェックしておきましょう。

そうそう、今年の夏頃にも同様の記事を書きました。その時に書いたのは、帰省する人は実家のコンセント周りチェックしてみましょう。Nationalやナショナルのロゴを発見したら相当ヤバイです。帰省時のお土産には電源タップや延長コードを抱えて帰省するようにしましょう。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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