東京でサステナブルな家を建てるならRCdesign

くもり時々雨の東京です。

そんな今日は朝からメンテナンス、都市銀行さんと電話、資料作成、税理士さんに連絡、エアコンメーカーさん来社、来客、書類作成、板橋区双葉町計画検討など。

午後は豊島区西巣鴨のお客様とお電話、リフォーム計画検討、出張所へ書類受け取り、書類作成、お問合せ対応電気屋さんと電話など。夕方は文京区根津計画検討、図面作成、文京区根津計画検討、練馬区高松計画検討、ミーティングなど。

グズグズした空模様ですが、冷え込みは比較的楽に感じました。

ではこちら。

スウェーデン流「丁寧な暮らし」の取り入れ方

スウェーデンには「lagom(ラーゴム)」と呼ばれる概念があります。「多すぎず少なすぎず、ちょうどよい」という意味で、物質主義や消費主義とは反対の、適度で節度あることをよしとする考え方です。

ラーゴムを目に見える形にするとどうなるでしょうか? 北欧の家具を思い浮かべてみてください。実用的で機能的だし、必要不可欠なものだけでできていて、無駄な飾りはありません。それに、心地よさ、タイムレスな魅力、万能さをとことん追求しています。

それでは、「ラーゴム」な家をつくるにはどうしたらよいでしょうか?それは、本当に必要なものだけを持つこと。ミニマリストになるのではなく、考え抜くこと。これから紹介する、シンプルで美しい、「ラーゴム」な魅力にあふれるインテリアをお手本にしてみましょう。
2017年11月14日 11時0分 TABI LABO

なるほど。

一定以上の年齢ならば、ある程度先が見えるのか、恵まれた年金環境もあるかもしれませんが、元気な高齢者が多いと思います。

一方で、これからの若い世代や社会の中心となる子育て世代の方達では、先行きの不透明感や漠然とした不安感を感じている方も多いようです。

そんな時代には、記事にあるようなスウェーデン流の丁寧な暮らしが参考になるかもしれませんので、その基本的な9つの考え方を学んでみましょう。

その1は足るを知る。
このラーゴムの基本は満ち足りた気持ちです。いまあるものに幸福と満足を見いだし、自分の暮らしにはいま持っているもので十分だ、ちょうどいい、と思える心のありようが基本のようです。

やはり満ち足りていると静かな自信が生まれます。ラーゴムなモノや空間には、煩わしさやこれみよがしなところがありません。一つひとつの要素に目的があり、ふさわしい場所に置かれています。だからこそ、おだやかで控えめだけれど、考え抜かれた空間になるということです。

その2は自然の光と新鮮な空気を取り入れる
ラーゴムなインテリアは明るく軽やかでムダがなく、それでいて温かみや居心地のよさがちゃんと感じられます。これはムダなものをなくしてすっきりさせているのに加え、自然光と外のフレッシュな空気をしっかりとりいれているおかげもあるということです。

その3はサステナブルな選択をする
「配慮した消費行動をとる」というとき、対象になるのは家具や生活雑貨だけではありません。衣服や食品、エネルギー消費などにもあてはまります。LED電球にする、資源をリサイクルする、食材は食べる分だけ適量を買う、環境への影響に配慮した家具を選ぶなど、ちょっとしたシンプルな変化を含め、暮らしのあらゆる面でサステナブルな選択をしていくこと。

その4はユーズド品を活用する
処分したり新品の家具を買ったりする代わりに、できるだけアップサイクルできないか、ユーズド品を調達できないか努めてみます。ユーズド品の多くは新品にはない歴史と味わいがありますし、サステナブルな選択にもなります。

その5収納を「ものを隠す場所」にしない
本当に必要なものだけを手元に置くと決めれば、すっきり片づいた空間にできるはず。ただし本当に必要なものが何かは人によって違います。実用的なもの、機能的なもの、思い出や思い入れのあるもの、あるいは「ときめく」ものなど、人それぞれです。

片付けが行き届いた空間をめざそうと言う時、収納を「見えない場所にものを隠したり、あとでいるかもしれないものをとりあえずしまっておく場所」ととらえてはダメだそうです。収納とは、家をつねに整頓された状態にし、使わない不要なものを持たないようにするための手段だとか。

その6は室内に緑を取り入れる
装飾的なオブジェやインテリア雑貨にお金をかけるのはやめて、室内に観葉植物を置いてみましょう。植物は空間に色彩と活力、生命力をもたらしてくれるほか、空気をきれいにし、さらには身体にもよい影響を与えてくれます。丈夫な多肉植物やハンギングできる植物、鉢植えのヤシ類を取り入れる、緑の壁を作るなど、方法や選択肢が多くあります。

その7質の良いものにお金を使う
何かを購入するときは、質がよく長持ちするもの、多目的に使えるものを選びましょう。これを心がけると、必要なアイテムの数を抑えられますし、個々のアイテムを長く使えます。

よいものを選んで買うのはよい暮らしにつながるだけでなく、生産プロセスにとっても、環境のためにムダを減らすという点でもメリットがあります。長く使うことを前提にデザインされ製造されたものにお金を出し、大切に使うという「スロー消費」への回帰ですね。

その8節度ある暮らしを心がける
節度とは必要なものだけを持つことです。買う前に、それは本当に必要なものなのか、すでにあるものを機能面でも美しさの面でも引き立て、補ってくれるものなのか、考えてみましょう。

「ひとつ増やすならひとつ減らす」を原則にする方法もあります。何か新しいものを買ったり増やしたりするなら、いまあるものを手放したり寄付したりして減らすやりかたも良いようです。

その9自分が心地よい色を選ぶ
自分がハッピーな気分になれる色、いまもこの先も身近にあって飽きない色を選びます。トレンドや流行のスタイルに惑わされず、自分が心地よいと感じられて、家とライフスタイルにプラスに働きかける色がよいそうです。

いかがでしょうか。日本人はもとより人間が健康で豊かに暮らすには、心の豊かさが必要なのだということがわかりますね。だからといって、日本のノスタルジックな住まいや暮らしに戻ってはいけません。

冬に外気温と同等の室温になってしまう家や、地震や台風のたびに被害を受けてしまう家では、サステナブルな暮らしとは言えませんし、39年程度でスクラップアンドビルドを繰り返していては、スロー消費とは言えません。

lagom(ラーゴム)の概念をひとつでも実践するなら、住まいはRC(鉄筋コンクリート)住宅がオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


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