安全な家を建てるならRCdesign

晴れ時々曇りの東京です。

そんな今日は朝から渋谷区西原計画検討、朝霞市根岸台計画検討、徳丸の現場でシャッター工事立ち会い、帰社後はサッシ屋さんと電話、提携会社さんと電話、見積もり作成など。

午後は渋谷区内でご検討中のお客様とお電話、電気屋さん来社打ち合わせ、渋谷区富ヶ谷計画検討、資材発注、書類作成、世田谷区代田計画検討、提携会社さん来社打ち合わせなど。夕方は渋谷区富ヶ谷計画検討、中野区上鷺宮計画検討、ミーティングなど。

新潟県で大きな地震が発生したようです。大きな被害が出ませんように。

ではこちら。

大阪北部地震から1年 ブロック塀はいま

2018年6月18日、最大震度6弱を観測する大阪北部地震(M6.1)が発生しました。死者6名(災害関連死1名含む)のうち、登校途中の小学生と80歳のお年寄りの2名が倒れたブロック塀の下敷きになり死亡したことから、全国でブロック塀の点検が行われました。地震から1年、危ないブロック塀はどうなったのでしょうか。

幼稚園や学校の4分の1に問題
大阪北部地震の翌日、文部科学省は全国の幼稚園、小中学校、高校など5万1082校にブロック塀の安全点検を要請しました。その結果、4分の1にあたる1万2652校に、建築基準法施工令が定める「高さ2.2m以下」「補強の控え壁を設ける」などの基準に適合しなかったり、亀裂や傾きなどの劣化が確認されました。
2019年6月18日 6時25分 ウェザーニュース

なるほど。

いつものように、震災直後は話題になっていましたが、1年の間で忘れられてしまったり、意識をされなくなっていたニュースかもしれません。

先ほどの地震も、日本海側での大きな地震や津波の発生は、忘れていた頃だったかもしれませんし、どこか気を緩めていたということもあるかもしれません。

他の記事では、大阪北部地震で未だに復旧や補修がされずにいる家も多く、仮設高齢世帯など経済的に苦しい人たちが修復を断念している実態があるそうです。

これは被災住宅の99%を占める一部損壊では、国の支援対象ではないということで、建物の損壊状況ではなく困窮度に応じた支援の必要性も考える必要がありそうです。

そんな中で、被災した家屋の屋根に、応急措置としてブルーシートを張り続けているボランティア団体があり、1年でブルーシートを張った家は約900軒にもなるそうですので、素晴らしい活動を応援したいですね。

記事にあったブロック塀についても、いまだに対策を取られていない場所が多く残されているということが明らかになっていますが、国土交通省も自治体を通じて、住民や所有者らに「ブロック塀点検のチェックポイント」に基づいて安全点検するよう要請し、違反する場合は通行人への注意表示や補修、撤去を求めています。

これもいつものように、なかなか周知がされているのか、少々疑問ではありますので、ご自身の所有だけに限らず、親類やお知り合いでブロック塀を設置されている方がいらっしゃいましたら、お声がけをして頂けるといいと思います。

国土交通省の「ブロック塀点検のチェックポイント」は下記の内容です。
 1.塀は高すぎないか
・塀の高さは地盤から2.2m以下か。
2.塀の厚さは十分か
・塀の厚さは10cm以上か。 (塀の高さが2m超2.2m以下の場合は15cm以上)
3.控え壁はあるか。 (塀の高さが1.2m超の場合)
・塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの1/5以上突出した控え壁があるか。
4.基礎があるか
・コンクリートの基礎があるか。
5.塀は健全か
・塀に傾き、ひび割れはないか。
6.塀に鉄筋は入っているか<専門家に相談しましょう>
・塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも 80cm間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。
・基礎の根入れ深さは30cm以上か。 (塀の高さが1.2m超の場合)

ご自身で判断が難しい場合は、専門家に相談された方がいいと思いますし、もし費用の面で不安をお持ちの場合は、国と東京都、区の補助金制度もありますので、併せて相談してみましょう。

中には塗装やタイルなどの仕上げがされていて、一見ブロック塀とは見えない場合もありますので、ちょっと高めの高さを感じる塀は、念のためその構造を確認しておくことも必要です。

これまでの教訓を生かし、しっかりと対策をしておきたいものですね。

それでは。

今日もありがとうございます。


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