住まいはRC(鉄筋コンクリート)にしなさい!

東京で家を建てるならRC(鉄筋コンクリート)住宅。 (株)RCdesign(アールシーデザイン)社長の日記です。

不足

いつもありがとうございます。ご愛顧感謝申し上げます。こだわりの一戸建て住宅や2世帯住宅、賃貸併用住宅の安定経営など、RC住宅と住まいに関するノウハウを株式会社RCdesignの代表井上がお届けいたします。

窓のサッシが足りません。

快適な家を建てるならRCdesign

曇りのち雨の東京です。

そんな今日は朝から港区東麻布計画検討、賃貸管理業務、電気屋さん来社、商社さん来社打ち合わせ、書類作成、資材発注、蓮根の不動産会社さんと電話、解体屋さんと電話など。

午後は渋谷区東計画の現場へ、作業確認、業者さんと打ち合わせなど、帰社後は所沢市中新井計画検討、中野区本町計画検討、設備屋さんと電話、ガス会社さんと電話、渋谷区西原のお客様とお電話、見積作成など。夕方は社内ミーティング、商店会会合出席など。

帰宅時も雨でした。

ではこちら。

「窓のサッシが足りない」注文殺到の意外な背景

断熱性能が低く、「夏は暑く、冬は寒い」と言われている日本の住まい。もっとも、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)や新築住宅では、性能強化が進み、断熱性の高い住宅が増えてきている。

そのため、断熱性能が低いというのは主にストック(中古・既存)住宅のことを指す。ストック住宅の断熱性強化は長年あまり重視されてこなかったが、ここへきて住宅の断熱化が本格的に動き出している。
2023年6月15日 6時0分 東洋経済オンライン

なるほど。

これも多くの国民の皆さんにはきっと伝わっていないことだと思いますが、実は現在国内の窓サッシ関連部材が非常に品薄になっており、納期の遅延及び順番待ちの状況となっているんですね。

弊社でも新築とリフォーム、または補修工事においても、工期に影響が出ていたり、お客様にお待ち頂くこともあり、ご迷惑をお掛けしている状況もあります。大変申し訳ございません

この状況を見ても、日本国内の建築関連供給量は確実に減少の一途をたどっているように思いますので、ちょっと需要が増えるようなことがあると、すぐにこのような品薄状況に陥ってしまうんですね。

いつもお伝えしています通り、日本のものづくりは危機的な状況に変わりなく、工場の製造ラインから運送、組み立て取り付け、職人さんの絶対的な数まで、とにかく施工出来る量に限りがありますので、すぐに、安くという対応が出来ません。

記事によれば、日本には約5000万戸のストック住宅があり、断熱性が低い1980年基準で建てられた住宅と、1980年基準に適合すらしない住宅が全体の7割弱を占めているということ。

実は断熱性強化にあたって「窓断熱」が特に効果的であることは、前々から知られていたことですが、1970年前後には北海道など寒冷地向け住宅向けに「内窓(二重窓)」対応商品が開発、商品化されていたからで、このことが国内における住宅断熱のはじまりの1つなようです。

そして記事によれば、その窓断熱について現在いまだかつてないほどのブームが到来している。商品を生産・供給するサッシメーカーや、施工をするリフォーム会社や業者らは対応に大わらわの状態となっている。と書かれていました。

その契機となったのは今年3月末から開始した「住宅省エネ2023キャンペーン」。総額2800億円に上る国による補助金事業で、「こどもエコすまい支援事業」「先進的窓リノベ事業(以下、窓リノベ事業)」「給湯省エネ事業」からなっています。

このうち「窓リノベ事業」がこの状況を創り出した主な要因で、ストック住宅の窓断熱改修を対象に1000億円の予算を計上。省エネ性の高い断熱窓(主に内窓)に改修する費用について、1戸あたり5万円から最大200万円まで補助するものです。

記事によれば、例えばサッシメーカーのLIXILでは、内窓リフォーム商品「インプラス」について、4月の受注が前年同月の約3倍となったとしている。「生産力を高めてはいるが需要が当初予想をはるかに上回っており、お客さまには3カ月ほどお待ちいただいている」ということ。だったり。

このほかのメーカーも同様で、YKK APでは3月21日の時点ですでに、「納期遅延のお詫び」をホームページに掲載するなどしていて、そうしたメーカー側の動きを受け、施工側にも混乱が生じている。ということです。

そしてなぜ今、国は窓断熱を含むストック住宅の断熱強化を促進しようとしているのか。それは、2050年のカーボンニュートラルの達成を目指すうえで、民生分野においてストック住宅が最大のネックになっているからと言われています。

圧倒的に数が多い低断熱のストック住宅を放置しておけば、このカーボンニュートラル達成はおぼつかない。そこで、国は大規模な補助金の拠出というかたちで、断熱性強化に本腰を入れたようです。

そんな国益と官僚の思惑、または大人の事情により、サッシの需要が必要以上に伸ばされた結果、今のような供給不足になってしまったということです。

もちろん窓周りのリフォームはその効果も高く、断熱性はもちろん遮音性や省エネ、それによる光熱費削減といった効果があることも事実ですしので、現状よりもより良い暮らしを是非体感して欲しいと思います。

ちなみに弊社は「こどもエコすまい支援事業」「先進的窓リノベ事業(以下、窓リノベ事業)」「給湯省エネ事業」の登録事業者ですので、補助金を利用したリフォームのご相談もぜひお気軽にお問い合わせください。

それでは。

今日もありがとうございます。

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電力確保が大切です。

発電する家を建てるならRCdesign

晴れの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、杉並区今川計画検討、ミーティング、信用金庫さん来社打ち合わせ、渋谷区西原計画検討、江戸川区東小岩計画検討など。

午後は大田区田園調布計画検討、資料作成、電気屋さんと電話、文京区白山計画検討、杉並区高円寺南計画検討、世田谷区新町計画検討など。夕方は溶接屋さんと電話、徳丸のお客さまとお電話、西原計画検討、台東区蔵前計画検討、ミーティングなど。

乾燥肌が悪化しそうです。

ではこちら。

“電力優等生”の日本でなぜ…冬の供給ギリギリ&電気代値上げのダブルパンチ 計画停電の可能性も?

10月28日、大手電力10社が発表した12月の電気料金値上げ。さらにこの冬は、電力不足に陥る可能性があるといいます。めざまし8は、“電力優等生”とも言われてきた日本でいま何が起こっているのか探りました。

1100円超の値上げで一挙に家計負担増
12月の値上がり幅は、標準家庭で11月と比べ東京電力で114円。4カ月連続の値上がりとなり、2021年1月からみると1100円超の値上げとなっています。しかし、この電気代、上がるだけではないのです。
2021年10月29日 14時36分 FNNプライムオンライン

なるほど。

ここ1ヶ月くらいでも、ガソリンの値段が凄い勢いで上昇しているなと思っていましたが、それと連動してしっかりと電気代も上昇しているんですね。

こういったエネルギー関連、生活必需品や消耗品などはランニングコストとして、確実に生活の負担となってきますが、さらに問題のはその供給自体が滞ってしまうことです。

記事にもありましたが、先日には萩生田光一経産相が、この冬は(電力の)安定供給に必要な供給力はかろうじて確保できるものの、かなり厳しい見通し。と発言していて、この冬の寒さが厳しいと、電力の需要と供給が「過去10年で最も厳しくなる」という見通しを経産省が示したのです。

さらに、特に電力不足に陥りやすいといわれているのが2月。燃料の不足などで、需要を満たせるかギリギリのラインになる恐れがあるといい、需要が供給を上回れば、中国のように大規模停電が頻発し、街灯の明かりがなくなる生活に陥る可能性があるということです。

このように深刻な電力不足が起こるという2022年2月、日本ではこのような停電を回避し乗り切ることができるのか、今のところは本当にギリギリという試算のようですので、条件が少しでも変われば計画停電などの処置が実行される可能性もあるでしょう。

記事にあった資料によれば、2021年の電気料金グラフで、東京電力の料金は値上がり続け、1月と比べて1168円の値上げとなっていました。

さらに、中部電力は1097円、沖縄電力で1209円の値上げとなっていて、今後も上昇傾向にあるという電気料金ですが、その要因とされているのが、火力発電に使用している「液化天然ガス(LNG)」が不足し高騰していることです。

その結果として、電力需給に関しても、この冬に寒さが厳しくなると“過去10年間で最も厳しい”という見通しが示されているということですので、今からでも照明は付けたら消す、外出中の暖房は切るなど、日々の生活で電力の節電に努める習慣をつけることが大切です。

一方で、自分の使う電気は自分で作るという、エネルギーの地産地消を取り入れて、万が一の停電に備えるということも是非ご検討頂けると嬉しく存じます。

今からでも、これからの時代を考えたら太陽光発電パネルの設置をオススメいたします。

太陽光発電のご相談もRCdesignまでお問い合わせください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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ウッドショックが深刻とか。

RC住宅を建てるならRCdesign

朝一雨のち晴れの東京です。

そんな今日は朝から書類作成、北区赤羽西計画検討、図面作成、書類作成、渋谷区西原計画検討、税理士さんと電話、九州地方の業者さんとお電話、杉並区今川計画検討、組合業務、お問い合わせ対応など。

午後は提携会社さん来社打ち合わせ、杉並区高円寺南計画検討、お問い合わせ対応、世田谷区新町計画検討、大田区田園調布計画検討、資料作成、港区元麻布計画検討、見積作成など。夕方は提携会社さんと電話、渋谷区西原計画のお客様とお電話、ありがとうございます。渋谷区富ヶ谷計画検討、資料作成など。

GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。緊急事態宣言は5月末まで延長のようです。頑張りましょう。

ではこちら。

「ウッドショック」で木材価格が1年で4倍 供給懸念も

「ウッドショック」と呼ばれる木材不足の深刻化で、木造建築に欠かせない加工木材の供給が滞り始めた。

世界的な品薄状態で、先物価格は過去最高水準になるほど高騰。住宅メーカーからは業績悪化への懸念の声が上がっている。

米ブルームバーグ通信は5日、米シカゴ市場の木材先物価格が、最も取引が多い限月としては初めて1500ドルを突破したと報じた。新型コロナウイルスの感染が世界に拡大した昨春には300ドルを割った時期もあったが、その後、木材不足を背景に上昇傾向が続き、この1年で価格が4倍超にまで高騰した。
2021年5月6日 18時0分 朝日新聞デジタル

なるほど。

いよいよ一般紙でも取り上げられるようになって来たということは、もしかすると状況は改善の方向に向かっているのかもしれません。

確か一番最初に聞いたのは、数ヶ月前に材木問屋さんからの情報だったかと思います。

とにかく北米や中国で住宅建築が急増している影響で、木材の需要が急増し価格も急騰したことから、日本ではそのコスト負担を負うことが出来ず、結果として輸入量が激減してしまっているということでした。

その影響が国内の住宅建設にも出てきたようで、記事によれば木造建築に使用される「プレカット」と呼ばれる加工木材の国内最大手「ポラテック(埼玉県越谷市)」では、契約日通りに木材を納入できない状況になりつつあるという。同社の北大路康信専務は「4月よりも5月、5月よりも6月の方が木材不足は激しくなる」と予想する。と書かれていました。

先日にはハウスメーカーで受注ストップというニュースもありましたので、今のところはまだ解決策を見つけられてない状況なのかもしれません。

もちろん一般の方には全く関係のないニュースですし、木材が世界的な市場の中で取引がされていることなどは知る由も無いと思います。

それ故に、日本において木材が入手出来なくなるなんて、ちょっと想像できないのではないでしょうか。

もちろん日本には多くの杉林を含む山林がありますが、この山にある木を伐採して、山から運んできて製材するまでの仕事、いわゆる林業に携わる人が極端に少なくなっていますので、すぐに木材を増産出来るわけではありません。

今回のことからも明らかになったのは、木造住宅の材料となる木材も、そのほとんどが輸入に頼っていて、国産の木材は一部の高級住宅に使われるだけということや、すでに日本の経済力では世界市場の中で勝てず、木材を買い付けすることすら出来ないということです。

この状況が続けば、木造住宅の価格が全般的に上昇することも避けられないでしょうし、着工の目処すら立たないという状況も、しばらくは続くかもしれませんね。

今のところRC住宅には、大きな影響はありませんが、RC住宅では工期が木造よりも長くなりますし、残念ながらコスト的にも一定の差がありますので、予めご理解の上ご検討頂けると助かります。

せっかく家を建てるなら、RC住宅をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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ハイテンションボルト不足とか。

RC造の住まいを建てるならRCdesign

くもりベースの東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、その後事務組合さんで諸手続、金融機関へ、帰社後は業者さんと電話、資料作成、葛飾区新小岩のお客様とお電話、提携会社さんと電話など。


午後からは港区三田計画検討、見積もり作成、書類作成、生コンプラントさん来社打ち合わせ、お問い合わせ対応、渋谷区富ヶ谷計画検討、図面作成など。夕方は荒川区西日暮里計画検討、書類作成、お問い合わせ対応、業者さんと電話、ミーティングなど。

梅雨の足音が聞こえてきましたね。

ではこちら。

「ハイテンションボルト」が足りない 五輪建設ラッシュで8カ月待ち、国交省は異例措置 スーパーもスタジアムも工事遅れ

「ハイテンションボルトを探しています」。特命取材班に、関東や九州の読者からSOSが寄せられた。

ジャマイカの元陸上選手ウサイン・ボルト氏が、100メートル走の世界記録を更新して歓喜する姿が脳裏に浮かんだが、ビルや橋などの建設に使う「高力ボルト」のことだった。建設現場で何が起きているのか。

橋や鉄骨構造物を建設する際、金属板や鋼材をつなぎ合わせるには、かつては溶接や、びょうを打つリベット接合が一般的だったが、手間がかかる。高力ボルトは普通のボルトよりはるかに強い力で締め付けられ、摩擦力による「摩擦接合」で鉄骨をつなげる。耐久性があり、引っ張りにも強い。団塊世代の退職ラッシュで深刻化した溶接工不足も、普及に拍車をかけたという。
2019年6月3日 6時0分 西日本新聞

なるほど。

もちろん、ウサインボルト選手とは全く関係がありません。すでにこの話題は、これまでにも何度となく報道されていますので、ご存じの方も多いと思いますが、今のところ状況が改善する目処は立っていないようです。

話題になっているのは、建設の中でも鉄骨造を採用した際に必要になる部品のことですが、実は単に部品の生産が追いつかないということだけではありません。

記事にもありましたが、すでに職人さんの激減も始まっていて、裾野の広い建設業界全般で、人手不足が常態化していますので、人材と資材の両方で、非常に危機的な状況が続いていると言えます。

記事にあった建設業者では、昨夏から高力ボルトが入手しにくくなり、昨年末に着工予定だったマンションの建設がストップし、当初は今年5月末に完成予定だったが工程が組めなくなったとか。

その影響で「資材の置き場所代や工期延長による経費がかかる。施主にとっても、完成が遅れた分、銀行からの融資の金利が負担になる。建設業者、工務店、施主の三者が共倒れしかねない」と悲鳴を上げています。

他にもボルトが入手できず、完成遅延による損害賠償請求に発展した事例もあるほか、通常の数倍の単価で取引された例もあるということです。

高力ボルトの業界最大手企業によると「2020年東京五輪・パラリンピックに伴う建設ラッシュで、工場の生産能力を超える需要が発生した」と書かれていましたし、国土交通省が3月に実施した高力ボルトの需給動向調査では、調査対象の9割以上が「ボルト不足が工期に影響した」と回答していて、うち1割弱は工事の受注取りやめを余儀なくされていたそうです。

調査では通常は1〜2カ月とされる高力ボルトの納期が全国平均で約8カ月、九州でも約7・4カ月に伸びていることも分かったとか。

また、記事の中で高力ボルト協会は「オイルショックでトイレットペーパーが売り切れた時の状況に似ている。五輪特需なのか、過剰発注によるものなのか、なんとも言えない。2025年には大阪万博もあり、解消のめどは立っていない」と話しているそうです。

一般の方で特に建設関係に縁の無い方はご存じないと思いますが、日本国内の建設関係の供給能力は、すでに最盛期の半分程度まで低下しているのではないでしょうか。

職人の数が激減していることに加え、新たに業界に入る若い人が少なく、資材や建材などのメーカーは、国内需要の先行きを想定して、すでに生産能力の調整を終えていることなどもあり、急な需要の増加に対応出来るような供給体制を用意することは不可能に思えます。

機械化やAI、規格化、外国人労働者の受け入れなど、対策を急いではいるものの、その効果はまだまだ限定的なものです。

安全で快適な国土の維持と、建設業界の健全な発展のためにも、適正な価格と工期が守られ、若い人にも魅力的な職場にしなければ、次世代の日本は非常に危ういと思います。

もしかすると、価格と工期の面でRC造を諦めた方も多いと思いますが、今一度RC造をご検討されることをオススメいたします。

それでは。

今日もありがとうございます。


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家を持つ準備不足のサインとか。

東京でいい家を建てるならRCdesign

くもり空の東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、見積作成、その後中野区大和町計画検討、文京区根津計画検討、資料作成、大田区仲池上計画検討、業者さんと連絡、お問合せ対応、電気屋さん来社打ち合わせなど。

午後はサッシ屋さん来社打ち合わせ、日野市計画検討、資料作成、信用金庫さん来社打ち合わせ、杭屋さん来社、墨田区業平計画検討、資材発注など。夕方は江東区平野1丁目計画検討、お問合せ対応、ミーティングなど。

暖かめでしたが、時折雨の微妙な天気でしたね。

ではこちら。

あなたに家を買う準備ができていない3つのサイン

自分の家を持つことは、これまで数十年間「アメリカンドリーム」だった。多くの人にとって、家の購入は大人として成功を収めたと感じられる決定的な瞬間でもある。

こうした基準が存在するせいで、私はほぼ毎週のように誰かから「家を買いたい」と告げられる。そこで私が最初に聞くのは「なぜ家を買いたいの?」という質問だ。

この質問に対し、良い答えが返ってくることはほとんどない。一定の貯蓄目標に達したことや、家を所有することが次のステップだと感じられる年齢に達したことが理由である場合が多い。たとえ住宅を購入する事が、責任ある大人の貯蓄の使い方に思えたとしても、人生最大の買い物をする理由としてはひどくお粗末だ。
2018年12月2日 16時0分 Forbes JAPAN

なるほど。

なかなか興味深いタイトルの記事です。

この記事はビジネス雑誌のフォーブスに掲載されたもののようで、おそらくアメリカで書かれた記事を翻訳して掲載されたのではないでしょうか。

そのため、少々日本の場合とはニュアンスが違うところもあるようですが、それでもこれから家を持つというタイミングの方には、やはり確認して頂きたい内容だと思います。

記事にもあったように、家を持ちたいと考え始める人でも、その理由や目的をはっきりと持っている方は意外と少ないものかもしれません。

住まいづくりの過程では、長い時間をかけて夫婦の考え方や家族の在り方などを棚卸しすることも必要になったりしますが、この作業を省略して勢いに任せてしまうというのも、準備不足と言わざるを得ないと思います。

記事にあったのは次の3つのシナリオが当てはまる場合、家を購入することで生活が改善するどころかストレスが増えてしまう可能性が高いので、準備不足のサインとなるようです。

1. 持ち家貧乏になってしまう場合
住宅ローンの審査に通ったからといって、楽に支払いができるとは限らない。米連邦住宅局(FHA)のローンは3.5%の頭金しか必要としないため敷居が低いが、月々のローン支払い額は高く、プライベート住宅ローン保険(PMI)の支払いも生じる。

2. 転居の可能性も考慮に入れておきたい場合
少なくとも今後5年間はその家にとどまると確約できなければ、購入する前にもう一度考えた方がよい。

3. 緊急時の資金を持たない場合
真冬に暖房が壊れてしまったとしよう。米国では、セントラルヒーティング(集中暖房)システムの設置に6000〜1万4000ドル(約68万〜160万円)かかるため、これくらいの貯蓄を持っておくことを勧める。暖房を修理するのはあなたの責任だからだ。水道管の破裂や雨漏りなど、早めに修理しておかなかったため家の一部が深刻なダメージを受ける事態は避けたいはずだ。

など、文面がアメリカの内容になっていますので、ちょっとややこしいですが、それでも言われている内容は日本でも当然当てはまるものではないでしょうか。

とにかく、たまたま見かけた建売住宅で、最後の1棟を大幅値引きで販売していたり、そこを子どもと一緒に内覧したら家族が嬉しそうだったとか、提携ローンなら今の年収でも借りられそうだとか、そんな流れで家を手に入れてはいけません。決して運命的な出会いなどではありませんからね。

アメリカでも大半の人は、頭金に必要な額を貯めた瞬間に、家を買おうと地元の不動産業者にいそいそと向かうらしいですが、しかし実際は、それよりもはるかに多くの額を貯蓄しておくべきですね。

そうでなければ、修理のための予想外の出費を毎回クレジットカードの債務でカバーすることになり、家を所有することが大きなストレスになる可能性が高いということです。

記事では、現実として住宅購入の資産運用効果はかなり低いとして、投資回収の記録を見ると、株や債権の銘柄は、ほとんどの住宅市場における持ち家の成績を上回っているそうです。

そんな投資としての視点からは、より良い投資方法は他にあるので、家を買うべき主な理由は生活の質の改善とするべきと書かれていました。

これはまさにその通りで、今までの生活で不便を感じていたことや、より質の高い生活の実現、または家族の理想とするライフスタイルを実現するためにの舞台が家というもののはずです。

もちろん目指すものは人それぞれですし、家族によっても違うものですから、なにが正解というものではないかもしれませんが、家を手に入れた結果として、家族が安全で快適に充実した時間を過ごすことができれば、良い結果ということになるでしょう。

もちろん、場合によっては限られた予算で早急に家が必要、というケースもあると思いますが、それでも可能な限り、いい家を持って頂きたいと思いますので、限られた条件でも諦めずに、少しでも準備に時間をかけて欲しいと思います。

家を持つことを考えたら、是非一度はRCdesignにご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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