子ども部屋のある家を建てるならRCdesign

晴れの東京です。

そんな今日は朝から見積作成、渋谷区西原計画検討、その後外出、帰社後は台東区鳥越でご検討のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。賃貸管理業務、業者さん来社打ち合わせなど。

午後は電気屋さんと電話、渋谷区東計画検討、図面作成、江戸川区東小岩計画検討、原稿作成など。夕方は電気屋さん来社打ち合わせ、賃貸管理業務、文京区小石川計画検討、ミーティングなど。その後事務組合さん会合出席。

街路樹の紅葉が綺麗ですが歩道のお掃除が大変そうです。冬の準備は万全ですか?それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第497回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

「子どもの頃、自分だけの部屋が欲しかった」「1つの部屋を姉妹で共有し、机を並べて勉強したり、ダブルベッドで寝たりと、楽しく過ごしている友達が羨ましかった」などの思い出をもとに、子どもの頃に欲しかった部屋を自分の子どもに与えようとする親御さんっていますよね。

より良い環境を与えたいという優しさだとは思いますが、主役が『子ども』ではなく『自分』になっているのは問題です。

子ども部屋については、
・そもそも、子どもに専用の個室は必要なのか
・どれくらいの広さが適切か
・同性は同室にした方が良いか
など、さまざまな疑問が出ています。

これらは、プロでも意見が分かれるほど難しい問題です。

なぜなら、子どもの個性によって答えは変わるからです。

あなたのお子さんのための子ども部屋を用意するんですから、一般論やあなたの子ども時代の思いを優先する必要はありません。

「この子にはどんな部屋が適切だろうか」と、お子さん一人一人について考えてみましょう。

その際、一つだけ意識してほしいことがあります。

それは、あまりに快適すぎる部屋は与えない方が良いということです。

勉強も遊びも睡眠も(家庭によっては食事も!)自室で完結できる場合、家族と共有スペースで過ごす必要がなくなります。

すると、家族とのコミュニケーションが減り、『家族』から『同居人』になってしまいます。

また、学業を終えて収入を得られるようになっても、「快適だから、自分だけの住処を探す必要はない」と、自立心が育たないことがあります。

もちろん、就職後も実家で暮らすのは悪いことではありません。ただ、食費や光熱費などの必要経費すら負担させず、全くの無償で住まわせるのは良いこととは言えません。

楽な環境を与えられた子どもは、精神的にも経済的にも自立する気概が育ちませんからね。

悲しいことに、家族とより幸せに暮らすためにつくったはずの家が、共依存のような関係になってしまい、子どもをダメにする家になった事例はいくつもあります。

環境は人を育てます。家づくりって、楽しいけれど責任重大ですね。^^;

ご不安やご不明な点がございましたら、何なりとお気軽に弊社までお問い合わせください。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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