環境に優しい家を建てるならRCdesign

晴れのち曇りの東京です。

そんな今日は朝からお問い合わせ対応、原稿チェック、文京区白山計画検討、渋谷区西原計画のお客様とお電話、資料作成、高田馬場のお客様とお電話、電気屋さんと電話、世田谷区新町計画検討、提携会社さんと電話、大田区田園調布計画検討、目黒区原町計画検討など。

午後は電気屋さんと電話、白山計画のお客様とお電話、塗装屋さんと電話、お問い合わせ対応、資料作成、練馬区谷原計画検討、西原計画検討など。夕方は杉並区今川計画検討、高円寺南計画検討、北区赤羽西計画検討、ミーティングなど。

さて、誠に勝手ながら、弊社では下記のとおり夏期休業日とさせていただきます。お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。
休業日:8月12日(木)〜8月18日(水)

ではこちら。

異常気象、世界で増加=日本など東アジアも―IPCC

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書は、1950年代以降、世界のほとんどの地域で地球温暖化により熱波や豪雨といった異常気象が増えたと指摘。

日本を含む東アジアでも極端に暑い日や大雨、干ばつが増加した上、特に高温に関しては人間活動が影響した可能性が高いとの見方を示した。
2021年8月9日 17時16分 時事通信社

なるほど。

あまりニュースにはなっていなかったかもしれませんが、これは結構衝撃的な内容だったのではないかと思います。

聞いていたのは2018年までのIPCCの発表で、地球が温暖化する原因としては周期説も排除することはせず、人間の経済活動によるCO2排出による温暖化の可能性が高いと述べるにとどまっていました。

そして1.5度地球の平均気温が上昇するのは2050年頃と予測していたんですが、今回の発表はそれより10年早い2040年頃と訂正されたということで、最近の気象データーや多くの論文を検証した結果だとしています。

記事によれば、報告書では世界の陸地を45のエリアに分け、各地域で観測した極端な気象現象のデータを集計。高温は全大陸の41地域、大雨はアジアや欧州など19地域、干ばつはアフリカなど12の地域でそれぞれ増加し、「人為起源による気候変動が世界中の全ての地域で影響を及ぼしている」と明記した。異常気象と温暖化の関係を地域ごとに細かく分析したのは初めてということです。

さらに今年6月、カナダ西部や米北西部では気温が50度近くに上昇。7月にドイツ西部などで記録的豪雨と洪水が起きた。日本も近年、台風や大雨の被害が各地で発生し、2018年の西日本豪雨では温暖化により被害が拡大したとされる。報告書は、温暖化がさらに進めば、「前例のない極端現象の発生が増加するだろう」と警告した。

ことは私たち一般市民が想像しているよりも全然深刻な状況のようで、国連のグテレス事務総長は声明で「人類にとって非常事態だ」と訴えていました。

世界各国は3カ月後にスコットランドのグラスゴーで開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で、今より一層積極的な気候変動対策を練り上げ、それに必要な資金を調達する意向のようです。

このような状況の中で、別のニュースでは国土交通省などの有識者検討会は10日、2030年に新築戸建て住宅の6割に太陽光パネルの設置を目指す方針を了承したと書かれていました。
この後検討会の結論を受け、国交省は早ければ22年の通常国会に建築物省エネ法改正案を提出し、家庭での脱炭素化を加速させる考えだということで、国としても本格的に取り組む姿勢を見せてきましたね。

これまでにG7で合意されたように、各国は温暖化防止CO2削減に向けて大きく動きだしてきていますが、日本の菅総理はCO2を2030年までに46%削減する事をこの会議で公約していました。

これにより世界はCO2削減、カーボンニュトラル(CO2排出実質ゼロ)に向けて大きく動きだす2030年までにはあと8年しか猶予がない状態で、菅総理が公約した46%削減という数字はあまりにも大変な目標で、これを達成するには時間が足りないと言われていますので、残された策としては太陽光発電と風力発電しかないようです。

経産省の試算によれば、カーボンニュトラルが実現する2050年には電気料金が今の2倍になり、電気使用量も2倍になると予想していますので、それは現在月平均2万円の一般家庭の電気料金が8万円になるということです。

一昔前の太陽光発電による投資というイメージとは違い、これからはいかに外部から電力を購入せずに、エネルギーの地産地消で暮らすことが出来るのかが大切になりそうです。

いよいよ気密性能が高く、断熱性能に優れている建物が選ばれる時代になってきてくれそうな雰囲気がしますが、もちろんその前に構造的な強さを確保しなければいけません。

もし、住まいづくりで迷われるような事がございましたら、是非お気軽にRCdesignまでご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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