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くもり空の東京です。

そんな今日は朝から渋谷区東計画検討、図面作成、文京区千石計画検討、資料作成、その後徳丸の現場視察、金融機関を回って帰社。

午後は提携会社さんとオンラインミーティング、事務組合さんと電話、渋谷区東計画のお客様とお電話、埼玉県所沢市中新井計画検討、ミーティング、解体業者さんと電話、港区東麻布計画検討など。夕方は書類作成、資材発注、信用金庫さんと電話、商店会事務作業、ミーティングなど。

いよいよ季節は二つになりそうですね。

ではこちら。

「健康食品」ってホントに体に良いの? 医薬品ではないけれど…注意すべきポイントを医師が解説

「体に良い」とのイメージが強調される一方で、科学的根拠が明らかでない物もある「健康食品」の安全性について学ぶ講演会を、京都府保険医協会が同協会(京都市中京区)で開いた。

医師で内閣府食品安全委員会委員の脇昌子さん(内分泌・代謝内科)が講演し、注意するポイントを解説した。
2023年10月5日 16時0分 まいどなニュース

なるほど。

きっと一定の年齢を超えた方なら、サプリメントの1つや2つを摂取しているのではないでしょうか。

そういう私も血圧が気になる方向けのものや、ふくらはぎがつりやすい人に良いとされるもの、花粉症の症状を抑えるとか、さらに体力の衰えを感じる方へというものなど、加齢による劣化が少しでも改善出来たらと期待しているところだったりします。

もちろんその効果の程は、わかりやすいものもあれば、いまひとつの感じだったり、いわゆるプラシーボ効果というものもあるのかもしれませんね。

まずはそのジャンル分けを確認しておきましょう。医薬品は「疾病の診断、治療または予防に使用されることが目的とされるもの」で、医薬部外品も含めて医薬品医療機器等法の規制を受けるということ。

一方、食品は、法に基づいて栄養成分や機能性を表示できる「特定保健用食品(トクホ)」「機能性表示食品」「栄養機能食品」の他に、機能性を表示できないサプリメントや栄養補助食品、自然食品、ダイエット食品などと称する、いわゆる「健康食品」があるようです。

この健康食品は、健康の維持・増進に役立つことをうたって販売され、そのような効果を期待して取られているが、健康被害が生じても、それは自分の責任になってしまうそうです。

記事にあった例では、肝臓に良いとされるウコンの過剰摂取による肝障害などの事例や、ベータカロテンの長期摂取による喫煙者の肺がんリスク上昇▽ビタミンDサプリメントは心血管病を減らさない▽カルシウムサプリメントによる心筋梗塞や脳卒中の増加−などの研究結果が紹介されていました。

また、ビタミンやミネラルのサプリメントによる摂取について、手軽に取れることから、毒性の強いセレンや体内に蓄積しやすい鉄、ビタミンAなどの過剰摂取のリスクも指摘され、「サプリメントで良くしようとするよりも、食事を修正した方が安全」と言われていました。

サプリメントなどの摂取は食品と比べて成分の血中濃度が急上昇するため有害事象につながる可能性もあるといい、「自己判断せず、医師、薬剤師、管理栄養士、サプリメントアドバイザリースタッフなど専門家からアドバイスを受けてほしい」と強調されていました。

さらに、トクホや機能性表示食品も含め、評価のための研究は「健康な成人」が対象であり、「高齢者や子ども、妊婦、病気のある人への安全性は分からない。健康食品を取ることには注意が必要」とも指摘されていました。

食品による健康被害は原因食材が特定しにくく、「不調があれば(健康食品を)すぐにやめてほしい」とし、特にダイエット食品について、医薬品成分などを添加した違法な物による重篤な肝障害や死亡事例も報告されており、注意を求めていました。

最後に、科学的研究に基づかない「体験談」や、「初回限定」「時間限定」などの購買心をあおる売り方についても問題としていました。ネットも不確かな情報があふれており、「確かな情報を自分で確かめてほしい」と国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所や食品安全委員会などのホームページを紹介していました。

記事にあった「健康食品」についての19のメッセージ(食品安全委員会)は下記のとおりです。

(1)「食品」でも安全とは限りません。
(2)「食品」だからたくさん摂(と)っても大丈夫と考えてはいけません。
(3)同じ食品や食品成分を長く続けて摂った場合の安全性は正確にはわかっていません。
(4)「健康食品」として販売されているからといって安全ということではありません。
(5)「天然」「自然」「ナチュラル」などのうたい文句は「安全」を連想させますが、科学的には「安全」を意味するものではありません。
(6)「健康食品」として販売されている「無承認無許可医薬品」に注意してください。
(7)通常の食品と異なる形態の「健康食品」に注意してください。
(8)ビタミンやミネラルのサプリメントによる過剰摂取のリスクに注意してください。
(9)「健康食品」は、医薬品並みの品質管理がなされているものではありません。
(10)「健康食品」は、多くの場合が「健康な成人」を対象にしています。高齢者、子ども、妊婦、病気の人が「健康食品」を摂ることには注意が必要です。
(11)病気の人が摂るとかえって病状を悪化させる「健康食品」があります。
(12)治療のため医薬品を服用している場合は「健康食品」を併せて摂ることについて医師・薬剤師のアドバイスを受けてください。
(13)「健康食品」は薬の代わりにはならないので医薬品の服用を止めてはいけません。
(14)ダイエットや筋力増強効果を期待させる食品には、特に注意してください。
(15)「健康寿命の延伸(元気で長生き)」の効果を実証されている食品はありません。
(16)知っていると思っている健康情報は、本当に(科学的に)正しいものですか。情報が確かなものであるかを見極めて、摂るかどうか判断してください。
(17)「健康食品」を摂るかどうかの選択は「わからない中での選択」です。
(18)摂る際には、何を、いつ、どのくらい摂ったかと、効果や体調の変化を記録してください。
(19)「健康食品」を摂っていて体調が悪くなったときには、まずは摂るのを中止し、因果関係を考えてください。

繰り返しになりますが、くれぐれも自己判断はしないように、人間のことは医師に、薬は薬剤師、住まいに関することは一級建築士にご相談されるようにしてください。

それでは。

今日もありがとうございます。

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