東京で丈夫な家を建てるならRCdesign

くもり時々晴れの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、提携会社さん来社打ち合わせ、文京区本駒込計画検討、図面作成、社労士さん来社打ち合わせ、三鷹市下連雀計画検討、書類作成、お問合せ対応など。

午後からは日野市計画の現場へ、現地調査など。帰社後は塗装屋さんと電話、練馬区平和台でご検討のお客様とお電話、ありがとうございます。お問合せ対応、大田区仲池上計画検討など。夕方は日野計画のお客様とお電話、事務組合さん来社打ち合わせ、ミーティングなど。

サッカー日本代表が強豪ウルグアイ相手に4-3で勝利しました。久しぶりに心強く感じました。

ではこちら。

ビル免震・制振装置、検査データ改ざん疑い 全国1千棟

国土交通省は16日、自動車や建設向けの油圧機器で大手のKYB(本社・東京、中島康輔社長)と子会社のカヤバシステムマシナリー(同、広門茂喜社長)が、共同住宅などの建物で地震の揺れを抑える免震や制振装置の検査データを改ざんしていた、と発表した。

改ざんの疑いがあるものを含めると、全国の共同住宅や事務所、病院、庁舎など986件で使われているという。KYBの中島社長らが16日夕に都内で会見して問題について説明する。
2018年10月16日 16時17分 朝日新聞デジタル

なるほど。

またしても残念なニュースですが、同様のニュースが2015年3月にも他の会社でデータの偽装がありましたね。

私個人的には、今回の会社さんの製品を信頼していて、バイクや車のショックアブソーバーなどでお世話になっていました。免震装置の採用はありませんでしたけど。

今回の対象になっているのは、比較的規模の大きな建物に採用された免震装置ということですが、この装置の不正が原因で建物が倒壊することはないということで一安心ですね。

記事によれば、KYBが改ざんしたのは、地震の際に建物の揺れを抑える「免震用オイルダンパー」と「制振用オイルダンパー」で、2000年3月から18年9月までに出荷された製品ということ。

出荷前に行う検査では、国交省の基準や顧客の性能基準に合わない値が出ていたのに、基準値内に収まるように書き換えて出荷していたということですので、これは改ざんや偽装ということになるでしょう。

KYBが検査をした結果、震度6強から7程度の地震でも倒壊の恐れはないということでしたので、国交省は安全性に問題はないとしているようですが、国交省はKYBに対し、免震装置を速やかに交換する計画を立て、報告するよう求めたということです。

さて、この免震装置ですが、地震の力を免れるための装置のことで、建物の基礎と地盤の間に、特殊鋼材のローラーや耐久性の強いゴムを積層にしてはさみ込むことで、地震による地面の揺れを建物に直接伝えないようにしたり、今回のダンパーというものも同様に、揺れを抑える働きをするものです。
 
この免震装置も最近は規模の大きい建物で採用されるくらいで、一般住宅用のものはあまり聞かなくなったように思います。

その要因はやはりコストパフォーマンスがイマイチということがあると思いますが、さらに全く揺れないというわけでもなく、台風の時などは逆に揺れてしまうということもあるようです。

業界的には、最新技術として免震や制振の研究もされていますが、物理もしくは構造的に考えると、重くて堅い建物は、揺れが少ないということが、経験則でもわかっているんですね。

やはりシンプルに安全で丈夫な建物を考えると、壁式RC(鉄筋コンクリート)造ということになりますね。

特に住宅の建築なら、RC住宅がオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキング ←ご声援を是非!