東京でコンクリート住宅を建てるならRCdesign

くもりのち雨の東京です。

そんな今日は朝から中野区大和町計画検討、葛飾区新小岩計画検討、大工さんと電話、中野区東中野計画検討、見積作成、業者さんと電話、お問合せ対応、日野市計画のお客様とお電話、大田区仲池上計画検討など。

午後は金融機関と郵便局、帰社後は書類作成、港区高輪計画検討、業者さんと電話、お問合せ対応、見積作成など。夕方は検査員さんと電話、中野区南台計画検討、品川区平塚計画検討、その後社内行事出席など。

今週から2名の新人スタッフが仲間入りして、よりパワーアップしました。

ではこちら。

異常気象でも大活躍!コンクリートのこと、どれくらい知ってる?

猛暑に加えて豪雨、台風、竜巻、地震と、この夏は自然災害のニュースに頻繁に接しましたが、その中で「鉄筋コンクリートの丈夫な建物に避難するようにしてください」という呼びかけを聞くことが多かったように思います。

今回は丈夫な建物を建てるために不可欠なコンクリートについて、いろいろとご説明したいと思います。

そもそもコンクリートとは?
実は大半が砂と砂利
コンクリートはセメントに砂利や砂を混ぜ、水を加えて固めたものです。コンクリート=セメントと思っている方も多いのではと思いますが、コンクリートの中で砂利や砂(これを「骨材」と呼ぶ)が占める割合は意外と高く、体積比で何と約7割を占めています。
2018年9月19日 21時30分 日刊Sumai

なるほど。

これはなかなか珍しい記事だと思います。

一般的にコンクリートという材料について、名前は知っていてもその原材料や性質などまで知っているという方は少ないものです。

記事にもあったように、今年は本当に自然災害の多い年となっていますが、今後の地球環境や気象変動などを考えると、この状況が特別なものではないと言わざるを得ません。

そんな国土に暮らす私たち日本人に、最も適した家や建物といえば、RC(鉄筋コンクリート)造ということになります。

中には、セメントやコンクリートという言葉から、何か石油製品の仲間とか、化学物質で作られているというような全く違った印象を持たれている方もいらっしゃるようですが、基本は砂利と砂で、それらを固めるためにセメント(主に石灰と思ってください)を使っています。

したがって、その原材料のほとんどが自然素材であり、しかも経年劣化せず、再利用も可能という優れた材料なんですね。

その歴史は意外にも古く、イスラエルの紀元前9000年の遺跡からコンクリートを使用した跡が発見されており、人類とコンクリートの関係は大変長いのですが、建材として使用されるようになったのは、鉄筋コンクリートが発明された19世紀以降ということで、それからは強度、コスト、施工のしやすさの点で優れているため、現在ではコンクリートが幅広く使用されています。

IMG_5220ちなみに、こちらの写真は4年前に行った長崎県にある軍艦島(端島)ですが、ここに残っているのは日本初の鉄筋コンクリート造による集合住宅で、大正5年に竣工してから、昭和49年に軍艦島が閉鎖されるまで使用されていました。

その後は何のメンテナンスもされぬまま放置されていたんですが、台風の時には島全体が波に飲み込まれる状況でも、今日まで残っています。

さらに、先日の台風21号で欄干が倒れた京都嵐山の渡月橋は、欄干部分のみが景観への配慮から木造で作られていましたが、実は橋脚、橋桁は鉄筋コンクリートなんですね。この部分は1934年竣工とのことですので、既に80年以上が経過しています。

コンクリートという材料は、その製造過程で素材の砂利と砂、セメントと水を適切な配合で練り混ぜるのですが、製造からおおよそ90分を過ぎてから硬化が始まり、それが何十年も続きます。ですので、コンクリートの建物は、新築当初よりも年数を重ねるごとに強くなるということです。

コンクリートが製造された瞬間は、ドロドロした流動性のある液体で、この状態を生コンと呼び、製造工場から使用場所まで運ぶ車がミキサー車と呼ばれる車ですが、硬化が始まる時間までに現場に届ける必要がありますので、あまり遠くへは運べません。

また、素材の配合比率にもルールやノウハウがありますので、その取り扱いにはしっかりとした知識と豊富な経験値が必要だと思います。

弊社では、RC(鉄筋コンクリート)造に特化しておりますので、その知識と経験値をより多く蓄積させて頂いています。

家を建てるなら、RC(鉄筋コンクリート)住宅を是非ご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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