安全に家を建てるならRCdesign

くもり時々晴れの東京です。

そんな今日は朝から港区高輪計画検討、原稿作成、江戸川区東小岩計画検討、渋谷区東計画検討、資材メーカーさんと電話、資料作成、青梅市計画検討など。

午後は図面作成、賃貸管理業務、文京区千石計画検討、中野区本町計画検討、世田谷区代沢計画検討、その後蓮根の公共施設をお借りして弊社安全協力会主催の安全大会出席、大変有意義な大会となりました。夕方は懇親会出席など。

残暑お見舞い申し上げます。きっともう少しの辛抱だと思いますので、体調管理に気をつけながらがんばりましょう。ちょっと久しぶりとなってしまいましたね。それでは土曜日恒例の家づくり講座第514回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、家づくりの際「カーテンと照明器具は、購入も設置も自分で」と言う方もいれば、全てを業者に任せる方もいます。

あなたはどうしますか?

もし自分で設置するなら、ぜひ気を付けてほしいことがあります。

それは『カーテンレール』についてです。

量販店で良く見かける伸縮カーテンレールは、長さの調整が簡単な上、価格もお手頃なので助かりますよね。

しかし、
・カーテンの重みに耐えられず、徐々にしなる
・細い部分と太い部分があり、見た目が悪い
・伸縮部分のつなぎ目にひっかかるとスムーズに開閉できない
などの短所があります。

そのため、賃貸住宅で短期間使うには問題なくても、新居で数十年使うには不向きと言えるでしょう。

カーテンレールは、長期間の使用に耐え得る丈夫なものを選んでくださいね。

ところで、カーテンレールを設置するには、
・脚立・・・安定した姿勢で作業するには、ある程度の高さが不可欠
・下地センサー・・・カーテンの重さに耐え得る強い下地を探すため
・電動ドライバー(又はドリル)・・・作業の負担を減らすため
・メジャー・・・設置場所を計測するため
・曲尺(直角に曲がった物差)・・・取付位置の出幅と高さを計測するため
・鉛筆・・・・・計測した場所に印をつけるため
・のこぎり・・・レールの長さを調整するため
等の準備が必要です。

ただし、壁を叩いて下地の有無を確認できる方は、下地センサーを購入する必要はありません。なお、もし設置したい場所に下地が無い場合は、先に補強します。

さて、これらの準備を終えると、いよいよ設置作業に入ります。

作業は、
1.下地の位置を確認
2.採寸とマーキング
3.レールのカット
4.レールの設置
の工程を、全ての窓で繰り返します。

じつは、この作業が最大の難関なんです。DIYが好きな方には何の問題も無いことでしょう。しかし、脚立が低くて腕を上げる作業が続いたり、子どもが邪魔をしたり、工具を触ってヒヤヒヤしたり、うっかり下地が無い部分にビスを打ち込んだり…。全ての窓に設置するのは、思いの外大変です。

中には、カーテンレールを落として入居後数時間の床に傷をつけた方もいます。

計測ミスが原因で、左右の高さを揃えられなかった方もいます。

あなたは大丈夫そうですか?

もし不安に感じたなら、カーテンレールの設置は業者に任せた方がいいかもしれませんね。施工業者はもちろんですが、カーテンレールの販売業者も設置してくれる場合もあります。(一部業者は非対応なので、購入前に確認しましょう)

賃貸住宅に入居する場合、カーテンレールは当然のように設置されています。

そのため、新居にも設置されていて当然と思い込み、入居してから慌てる方がいます。

うっかり忘れそうになるカーテンレールですが、本当にカーテンをかけるのか、ロールスクリーンやブラインドにするのかについても、業者としっかり打ち合わせしておいてくださいね。^^

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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