東京で家を建てるならRCdesign

くもりでちょっと晴れ間の東京です。

そんな今日は朝から日野市計画検討、大田区仲池上計画検討、見積作成、お問い合わせ対応、資料作成、新小岩計画検討など。

午後は看板やさん来社、見積作成、賃貸監理業務、港区南麻布計画検討、図面作成、原稿作成など。夕方は図面作成、大田区北千束計画検討、ミーティングなど。

記録的暖冬のこの冬も終盤になって参りましたが、寒さ厳しい折りお身体ご自愛くださいませ。それでは土曜日恒例の家づくり講座第421回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

先日見た建売住宅の折り込みチラシにも「毎月の支払額は〇万円。家賃以下の金額で持ち家が手に入る!」とありました。

一見、とても魅力的ですよね。

しかし、チラシの隅に書かれている小さな文字を見ると、頭金:〇百万円、3年変動金利:〇%との但し書きがありました。

あなたは、「大切なことは、小さな文字で目立たないように書かれている」「住宅ローンの返済額を家賃と同じにしてはいけない」と、私が折に触れてお話ししていることを覚えていますか?

家賃と住宅ローンは、まったくの別物です。

家賃は、毎月支払う金額が決まっています。

別の物件に引っ越せば、以前住んでいた家賃を支払う必要はなくなります。

一方、住宅ローンには金利が加算されています。転勤や介護など、やむを得ぬ事情で転居しても、完済するまで支払わなければなりません。

また、出費は毎月の住宅ローンだけではありません。毎年、固定資産税を納入しなければなりません。

外壁や屋根、設備などを適切に維持管理するために、メンテナンス費用の積み立ても欠かせません。

実際に必要になる金額を考えると、賃貸より持ち家が得、ということは少ないでしょう。

あなたや家族のライフスタイルを考えると、持ち家より賃貸住宅の方が向いている可能性もあります。

自分はなぜ新居が欲しいのだろう?

家族がより幸せに暮らすために新居に必要なものは?

不要なものは?

そんなことを、ときどき自分に問いかけてみましょう。そうすれば、予算が膨れ上がったり、家づくりの軸がぶれたりするのを防げることでしょう。

安易な売り文句に惑わされないでくださいね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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