住まいはRC(鉄筋コンクリート)にしなさい!

東京で家を建てるならRC(鉄筋コンクリート)住宅。 (株)RCdesign(アールシーデザイン)社長の日記です。

室温

いつもありがとうございます。ご愛顧感謝申し上げます。こだわりの一戸建て住宅や2世帯住宅、賃貸併用住宅の安定経営など、RC住宅と住まいに関するノウハウを株式会社RCdesignの代表井上がお届けいたします。

18度を守ろうとか。

健康的な家を建てるならRCdesign

晴れ時々曇りの東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、都市銀行さんと電話、資料作成、目黒区下目黒計画検討、荒川区西日暮里計画検討、お問い合わせ対応、杉並区桃井計画検討など。

午後は社労士さんと打ち合わせ、資料作成、見積作成、ガス会社さん来社打ち合わせ、リフォーム工事検討、提携会社さんと電話、お問い合わせ対応など。夕方は渋谷区計画のお客様とお電話、セキュリティー会社さんと電話、大田区北千束計画検討、資料作成、ミーティングなど。

北風が強く寒い1日でしたね。

ではこちら。

「18度以上」の部屋、高血圧や頻尿に効果あり 国内初の大規模調査

「冬場の室温は18度以上が健康に望ましい」。住宅の室温が健康に及ぼす影響について、医学と建築環境工学の専門家が連携した国内初の大規模な全国調査で、そんな知見が裏付けられた。

部屋の改修などで室温を上げると高血圧や頻尿などが改善することが確認され、独居高齢者や所得が低い世帯は室温が低い傾向があることも浮き彫りになった。健康のため塩分の取り過ぎなど食生活に注意することは浸透しているが、住まいにも工夫や改善を呼び掛ける取り組みが広がりそうだ。
2020年3月16日 11時0分 西日本新聞

なるほど。

これはちょっと良いニュースかもしれません。

とにかく、未だに日本人のDNAには戦国時代より以前の暮らし方が残っている人も多く、その暮らし方を変えることの大変さを感じずにはいられません。

弊社がRC住宅の取り扱いを始めて20年が経ちますが、その間ずーっと伝えて続けているのが、安全性と快適性なんですけど、住まいを高性能なものにすることで、どうしてもその使い方が重要になります。

通常の市民生活を続けている中では、住まいや暮らしの新しい情報に触れることは少ないですし、チャンスがあるとすれば、建て替えや住み替えのタイミングに、ちょっと調べるくらいでしょう。

しかし、日本ではそれまでの常識に固執して、なかなか新しい技術や常識に更新されない状況が続いていましたし、それにチャレンジするという人も少なかったように思います。

実は建築や不動産の専門家でも、ただ売れそうだからとか、儲かりそうとかで、一時的に取り扱いをするものの、その仕組みや原理を理解して、継続的に研究している人は本当に少ないです。

それは大手ハウスメーカーや分譲会社でも同様で、折角の良い建物でもその正しい使い方やメンテナンスの仕方など、説明も無いまま使われてしまうと、宝の持ち腐れになってしまいます。

そういう意味でも、今日のようなニュースが一般消費者の方々に、多く伝わってくれると良いと思います。

さて、今日の記事では医学、建築環境工学の専門家でつくる一般社団法人「日本サステナブル建築協会」(東京)が今年の2月中旬に、2018年度までの5年間にわたる調査の成果を都内の会合で報告したものです。

その中で驚きの数字があったんですけど、冬季(11月〜3月)の居間(在宅中)の平均室温が18度未満の住宅は全体の59%に上ったそうで、さらに寝室は90%、脱衣所も89%を占めたということ。

もうこれはほとんどの住宅の寝室や脱衣室が、冬に18度にも満たない室温になっているということになります。

これでは、家の中での事故は到底防ぎようがありませんし、先進国とはとても言えない状況です。

今話題の世界保健機関(WHO)が18年に出した「住まいと健康」ガイドラインでは、冬季の室温を18度以上とするよう強く勧告しているんです。

このガイドライン策定に携わった近畿大の准教授さんによれば「高齢者以外にも、病気にかかりやすい子どもや重症化しやすい慢性疾患の患者は、室温を18度よりも高くすることで健康維持、改善に効果があるだろう。今後は具体的なマニュアルも必要になってくる」と指摘されています。

何度もお話ししているように、寒さは我慢するものではありません。部屋に一人だからとか、光熱費がもったいないとか、そんな心配も高性能住宅なら必要ないんです。

今は安全で快適な環境を、省エネかつローコストで実現することが出来る時代になっているということを、しっかりと認識してください。

もし、ローコスト至上主義や、ネームバリュー主義だったり、どうしても意見を聞く必要がある無責任な親類や友人をお持ちの方には、一度全てを忘れて頂き、新たな住まいづくりの常識を更新してください。

住まいづくりのご相談は、是非RCdesignまでお気軽に。

それでは。

今日もありがとうございます。

 ←ご声援お待ちしております。



脳が2歳老化する部屋とか。

老けない家を建てるならRCdesign

雨のち曇りの東京です。

そんな今日は朝から原稿作成、荒川区西日暮里計画検討、日野市計画検討、お問い合わせ対応、賃貸管理業務、西東京市柳沢計画検討、見積作成など。

午後からは港区南麻布のお客様宅へ、現地調査と打ち合わせなど。帰社後は板橋区常盤台計画検討、資料作成、大田区仲池上計画検討など。夕方は住設メーカーさんと電話、日野市のお客様とお電話、電気屋さん来社打ち合わせ、お問い合わせ対応、賃貸管理業務、ミーティングなど。

予想よりも降った感じです。

ではこちら。

寒い部屋にはご用心、室温が1度下がると脳は2歳老化する

寒い家で暮らす人は脳が老けているという驚きの事実。さらに、室温が低いと、高血圧や要介護状態にもなりやすいという。寒い家のリスクを知り、家の防寒対策を整えようーー。

「暖房で電気代がかさむ冬。節約のために家でも寒さを我慢していませんか。それはすぐにやめたほうがいい。最新の研究で、寒い家に暮らす人ほど脳は“老けやすい”ことがわかったからです」
2020年1月15日 15時50分 女性自身

なるほど。

これはまた恐ろしい研究結果が報告されていました。

特に日本人は体に染み込んだ節約体質というか、我慢体質というか、暮らし方そのものがなかなか変えられないまま、時代が過ぎてしまいました。

もちろん、光熱費は少ない方が良いに決まっていますが、人の健康や寿命を犠牲にしてまで、意地を張って我慢する必要は全くありません。

例えば、現代の家でエアコンを使った場合、ほぼ寒さを感じない生活をしたとしても、一昔前の光熱費よりは確実に安く暮らすことが出来るでしょう。

すでに人が家で生活をする中では、暑さ寒さを我慢する時代ではありません。

今日の記事で紹介されていた研究は、慶應義塾大学理工学部で住環境と健康の関係について研究する教授が行ったものだそうで、昔に言われていた頭寒足熱ということわざは、健康には少しの寒さが必要なイメージもあるが、実際は、脳に悪影響しかないということです。

この研究では、高知県檮原町と山口県長門市に住む40〜80代の150の脳をMRIで詳細に撮影し、画像をもとに、脳の健康状態を点数化したそうです。

そして住んでいる家の居間の室温と点数の相関関係を調査したところ、居間の温度が低い家で暮らす人ほど点数が低いことがわかり、それは室温がほかの人よりも1度低い家で暮らす人は、脳が2歳分も老けているということになるということ。

やはり寒い場所にいると、人の体は体温の低下を防ぐために血管を収縮させ、同時に血圧も上昇します。血圧が高くなりすぎると、血管は傷つき、小さな血栓ができたり、細い血管が破れたりするため、脳がダメージを受けると考えられるとか。

また、認知症予防には運動が重要ですが、寒い住宅に暮らす人は動くのがおっくうになり、体を動かす時間が減少するということも、調査結果でわかっているんですね。

さらに記事にあったデータでは、脱衣所の室温が約15度と13度の家にそれぞれ住む人たちが、何歳で要介護認定を受けたかを大阪府で追跡調査した結果、たった2度の違いと思うかもしれませんが、脱衣所の室温が低い家で暮らす人たちのほうが、要介護認定を受けやすく、健康寿命も4年短くなったとありました。

健康で長生きするためにも、高気密・高断熱の住まいでしっかりと暖房を行って欲しいと思います。

住まいは是非RC住宅をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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室温を2.5度上げようとか。

東京で家を建てるならRCdesign

晴れた小寒の東京です。

改めまして、新年あけましておめでとうございます。
弊社では本日より令和2年の通常業務を開始させて頂きました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

そんな今日は朝からミーティング、お問い合わせ対応、来客対応、税理士さんと電話、金融機関へ、帰社後も来客対応、荒川区西日暮里計画のお客様とお電話など。

午後からは書類作成、日野市計画検討、地方銀行さんと電話、都市銀行さんと電話、来客対応、お問い合わせ対応など。夕方は提携会社さん来社打ち合わせ、電気屋さん来社打ち合わせ、日野市のお客様とお電話、ミーティング、各種段取りなど。

寒の入りしましたので、ここからが寒さの本番です。くれぐれも暖かくしてお過ごしください。

ではこちら。

室温2.5度上げれば頻尿4割減 産業医大などの調査で証明

寒い部屋で暮らすとトイレが近くなる−。そんな経験則を、産業医科大や北九州市立大(ともに同市)などの研究グループが5年間にわたる大規模調査で証明した。冬季に就寝前、室温を2・5度以上高くすると「過活動膀胱(ぼうこう)」の有病率が約4割減る傾向を確認。家が暖かいと血圧低下の効果があることも分かり、住宅の温度管理の必要性が注目を集めそうだ。

研究は、医学、建築環境工学の専門家でつくる一般社団法人「日本サステナブル建築協会」の委員会が2014年度から国土交通省の助成を受けて行った。
2020年1月6日 6時0分 西日本新聞

なるほど。

これはなかなか興味深い調査結果ですね。

確かに、若い頃に比べるとトイレに行く回数が増えたように思いますし、それが今の季節のように冷え込んでくると、より顕著になりますので、外出時のトイレ探しが大切になります。

そんな過活動膀胱は国内の40歳以上では、8人に1人が症状を持つという疫学調査があるそうですので、もう他人事ではありません。

今日の記事では、4500人超の住環境や体調を調べて、比較可能な1300人程度のデータを分析したということで、その結果窓の改修やエアコン設置、断熱材の活用などを行い、冬季の室温が就寝前の3時間平均で2・5度以上高くなると、室温が大きく変わらない人よりも過活動膀胱(軽症以上)の有病率が約4割も減ったということです。

さらに、この調査では、起床時の室温が低いと、年齢が高いほど血圧が高くなることも分かったということですので、血圧が気になる人にも有効なデータだと思います。

以前にもお伝えしていますが、世界保健機関(WHO)が18年に出した「住宅と健康に関するガイドライン」では、冬季の最低室温は18度以上とするよう勧告していますし、英国政府も冬の適正温度を設定しているそうですので、もう家の中で寒さを我慢する時代ではないということです。

記事に書かれていたのは、今回の調査でわかったこととして、国内では特に九州に冬季18度以下の家屋が多いことも確認されており、参加している大学教授の先生も「『大きくて広く、風通しのいい家が良い』という価値観は高度経済成長期に形成されたとみられる。こうした価値観を変え、高気密、高断熱の住宅普及を進める必要がある」と指摘されていました。

さらに他の先生は「寒い住宅で暮らす背景には、家屋の老朽化や独居高齢者の増加といった社会的な要因もある。寒くても我慢すると健康に良くないことを、国民の共通認識とすることが大事だ」と話していました。

実家の両親を見ていると、加齢と共に体感温度も変化してきたように思いますし、そもそも昭和の暮らし方とか、間違った常識をそのまま続けていたりしますので、寒さは我慢するものと思っていたりしますので、この暮らし方を変えてもらうのはなかなか難しいものです。

しかし、健康という観点からは間違いなく、寒さを感じない方が良いですし、現代の技術で建てられる高性能住宅なら、快適な暮らしが省エネで実現出来ます。

日本人の健康寿命を伸ばす為にも、安全で快適な生活を省エネで実現出来る家が当たり前、という常識を国民全体で共有しなければいけません。

令和に家を建てるなら、高性能なRC(鉄筋コンクリート)住宅を是非ご検討ください。

ということで、いよいよオリンピックイヤーが始まりましたね。どんな事が起こるのかまったくわかりませんが、全てを楽しめたら良いと思います。RC住宅益々の普及と、お客様のライススタイル実現に向けて、スタッフ一同より一層張り切って取り組んで参りたいと思います。

弊社並びに本ブログを今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは。

今日もありがとうござます。


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クールビズの28度は何となく。

東京で省エネな家を建てるならRCdesign

くもり時々晴れの東京です。

そんな今日は朝から練馬区田柄の現場でサッシ屋さんと打ち合わせ、帰社後は三鷹市の不動産会社さんと電話、文京区根津計画検討、資料作成、お問い合わせ対応、出版社さんと電話など。

午後は高田馬場計画検討、書類作成、朝霞の不動産会社さん来社打ち合わせ、サッシ屋さん来社打ち合わせ、資材発注など。夕方は事務組合さんと電話、世田谷区弦巻のお客様とお電話、小金井東町計画検討、提携事務所さんと電話、資料作成、お問い合わせ対応、ミーティングなど。

蒸し暑さが確実に体力を奪うように感じます。熱中症にはくれぐれもご注意ください。

ではこちら。

クールビズの室温「28度」は腰だめの数字? 「何となく目安でスタート」導入時の担当者が暴露

環境省が平成17年度から呼び掛けている「クールビズ」期間の冷房使用時の室温設定について、導入時の担当者だった盛山正仁法務副大臣が11日の副大臣会議で「科学的知見をもって28度に決めたのではなく、何となく目安でスタートし、独り歩きした」と明らかにした。

また、会議では、出席者から「28度は不快な温度だ」との意見が出て、関芳弘環境副大臣が「検討を加えたい」と応じ、科学的な知見を加えて検討する考えを示した。
2017年5月11日 17時38分 産経新聞

なるほど。

今日も蒸し暑く感じましたので、お車や電車などの交通機関はもちろん、オフィスでも冷房を入れていたというところが多かったのではないでしょうか。

そうなると話題になるのが冷房の温度設定ということです。

しかし、一概に温度設定と言っても、大事なのはそこにいる人それぞれの体感温度だと思うんですけど、それはその人の年齢や性別、活動状況などによっても違いますので、全ての人が同様に快適というのは基本難しいことだと思います。

とは言うものの、必要以上に冷房をすることがエネルギーの無駄遣いになることも事実ですので、国としては省エネ目標を達成するためにクールビズなどのキャンペーンを行うようになりました。

今のクールビズは省エネルギーや地球温暖化対策のために、当時環境相だった小池百合子都知事が導入したものなんですね。

記事によれば、環境省は冷房時の設定温度28度という基準は、労働安全衛生法などに定められたものを準用していると説明。同省の担当者は「エアコンの設定温度ではなく、室温を28度にしてほしいというのがお願いだが、うまく伝わっていないのは事実だ」としていました。

この件に関しては、昨年もこの場所で書かせて頂きました。
去年の記事はこちら→室温設定は26度が正解とか。

この28度という数字は、1966年に定められた「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」(通称・ビル管理法)及び「労働安全衛生法の事務所衛生基準規則」の中にある記述で、室温の範囲が17度から28度とあるものが転用されたということです。

したがいまして、28度という温度設定が直接省エネにつながるということはなく、むしろ不快な環境で我慢しながら作業することで、効率の低下による損失の方が大きくなる可能性が高いようです。

ちなみに日本では、機械も人間も生産性が落ちてしまう28度という設定ですが、世界を見渡せば、オフィスの室温はさらに低いそうで、なんとアメリカは23度、オーストラリアは23.3度、シンガポールは22.9度といった数字になっているそうです。

結論を言うと、諸々の条件を考慮すれば、冷房の設定温度を26度とするのが正解ということです。

それよりも、省エネという観点から言えば、建物の気密性と断熱性を高め、なるべく連続運転することが、快適性と省エネを両立する方法だと思います。

家庭でもオフィスでも、本気で省エネかつ快適な暮らしを実現するなら、鉄筋コンクリート住宅を建てることが一番有効な方法です。

それでは。

今日もありがとうございます。


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快適な男女の温度差とか。

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猛暑続きの東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、資料作成、その後徳丸6丁目計画のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、その後現場視察、ありがとうございます。

午後は武蔵境へ、ご検討のお客様と打ち合わせ、ありがとうございます。帰社後は提携会社さんと電話、設備屋さんと電話、練馬区田柄計画検討など。夕方は業者さんと電話、鉄道会社さんと電話、世田谷区奥沢計画検討、お問い合わせ対応など。

月曜からお天道様が張り切っているようです。有り難いことです。

ではこちら。

男と女のビミョ〜な温度差。快適なエアコン温度に違い

寝苦しい夏が来た。夜中、暑さに目が覚めた夫がエアコンのスイッチをONに。ようやく涼しくなったころ、今度は寒さを感じた妻がスイッチをOFFに。そんな攻防も繰り広げられるエアコンの快適温度、みんなの快適温度は何度くらいだろう? アンケート調査を行った。

26度派が最多。男性はやはり暑がりが多め
東日本大震災以降、節電意識の高まりから、エアコンの設定温度を高くした人も多い。とはいえ、日本の夏は容赦なく暑い。熱中症の被害も増えるなか、本音を言えば、節電よりも快適さや生命の安全をとりたい人も少なくないだろう。果たして、みんなが快適と感じるエアコンの設定温度は? 340人の男女に聞いてみた(調査対象:20〜50代の既婚者340人 男女それぞれ170人)。

26度は震災以前に省エネの観点から伝えられてきた推奨設定温度。東日本大震災以降、「エアコンの設定温度は28度」と伝える報道機関が増えたが、今なお26度派が19.7%と最多数のようだ。次点、25度(18.5%)、28度(17.9%)という結果になった。
2015年7月27日 7時30分 SUUMOジャーナル 

なるほど。

確かに東日本大震災以降では、ニュースなどで見聞きするエアコンの設定温度は28度とされていますし、国民の多くにはだいぶ浸透してきた数字のように思います。

しかし、実際の体感としてどうかというと、ほとんどの男性では全く涼しさを感じない数字ではないでしょうか。ちなみに私的には26度がいい感じなんですけど。

ところが、これが女性の場合だと十分涼しく感じるということがあるようで、人間の男女差にはこんなところでも違いがあるんですね。

記事によると、男性には全体傾向と比較して24度・25度の出現率が高く「暑がり派」が多く、女性は27度の出現率が高く「寒がり派」がそれぞれ多いという結果だったようです。

もちろんその要因としては、通常男性は筋肉量が女性よりも多いので発熱量も多く、結果として暑がりが多いという結果になるのでしょう。

また、記事の中で興味深かったのは、男性は40・50代に不満を感じている人が多数だったということです。
 
20・30代の若いうちは、奥さんもまだ我慢できるのかもしれませんが、これが40・50代となると、エアコンの設定温度に関しても奥さんの決定権のほうが強くなるものです。これがエアコン快適温度が不一致な夫婦が表面化するきっかけかもしれません。

夫婦二人の時や、子どもが小さい時は、文字通り川の字で寝ているというご家庭も多いと思いますが、やはり年齢も性別も違えば、各々の快適加減が違っても当然ですね。

もしかすると、省エネを考えてひとつの部屋で家族が就寝している、というご家庭もあるかもしれませんが、これも家族の中でひとりでも不快に感じる人がいれば、それが原因で体調を崩すこともあるでしょう。

となると、理想は各部屋が個別に空調がコントロールされていて、状況に応じて好みの温度に設定出来ることが好ましいです。

そんなことになったら、電気代が大変!と思われるかもしれませんが、今時のエアコンは本当に優秀で、信じられないほど省エネで働いてくれます。

もちろん使い方としてはいつもお伝えしているように、エアコンはスイッチを入れ部屋を冷やし始めるときが、一番電力を必要とします。35度のお部屋を28度まで室温を下げる時が一番エネルギーが必要なんです。

逆に28度の室温を保つ、キープしている間は非常に少ないエネルギーで済むわけです。ですので、省エネの観点で見れば、スイッチのON・OFFを繰り返すことは、NG行為だということを覚えておいてください。

家族と言えども、個人個人感じる快適温度は違うんです。暑さ寒さを強いることの無いよう、それぞれが快適と思える家づくりをしたいものです。

家族が快適に暮らせる家をお探しなら、是非お気軽にご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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室温と血圧の影響についてとか。

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東京で安全な住宅を建てるならRCdesign

曇り時々晴れの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、新宿区下落合のOBオーナー様とお電話、商社さんと電話、ご近所のお客様とご連絡、水道屋さんと電話、豊島区目白のOBオーナー様とお電話、練馬区田柄計画のお客様とお電話、地方銀行さん来社など。

午後は都市銀行さん来社、来客面談、電気屋さんと電話、世田谷区奥沢計画検討、見積作成、田柄5丁目計画検討、リフォーム工事検討など。夕方からは社内ミーティング、資料作成など。

弊社の事務所は一応交互通行の道路に面しているんですけど、そのお陰で立候補者の車が多く通ります。弊社事務所前では、息継ぎをして頂けると大変助かります。

ではこちら。

「住まいと健康」に関する共同研究 室温が家庭血圧に与える影響についての実証調査を実施

脳卒中や心筋梗塞など、高血圧を主な危険因子とする循環器疾患による住宅内での死亡者数は、冬季は夏季の2倍になることが明らかにされています*1。気温の変化が血圧上昇のリスクを高めることから、近年、住宅内温熱環境と血圧についての研究が行われていますが、従来の調査では床から1m付近の室温が家庭血圧に与える影響についての検証が中心となっていました。
 
本研究では、床からの高さによる室温の違いに着目し、冬季の実生活場面での床から0.1m(足元)、1.1m(着席時の頭の高さ)、1.7m(起立時の頭の高さ)の室温と家庭血圧の実測調査を実施しました。その結果、断熱性能の高い住宅では床上1.1mと床上0.1mの温度差が1℃程度と小さいのに対して、断熱性能が低い住宅では暖房器具(床暖房を除く)によって床上1.1mの室温を20℃に暖めても、足元付近の室温は10℃と低温の住宅があるなど、平均では15℃と低温であり、5℃の温度差が見られました。
 
また、断熱性能が低い住宅の居住者(50歳以上)の平均血圧は128.8mmHgであったのに対し、断熱性能が高い住宅の居住者(50歳以上)では、平均血圧は121.0mmHgと低くなっており、住環境による健康への影響が示唆される結果を得ることができました。
2015年4月22日 12時10分 共同通信PRワイヤー

なるほど。

これはなかなか興味深い研究結果ですね。

これまでも体感的には、なんとなくわかっていたことですし、昔から頭寒足熱ともいわれていましたので、専門メーカーなどではすでに確認されていた部分もあるかもしれません。

しかし、一般的に温熱環境のバリアフリーと言う場合、場所ごとの室温差を無くすことを指している場合がほとんどですので、今回の研究結果から、室温だけではなく、室内における上下間でも温度差を無くさなくてはいけないということがわかりました。

今回の結果からすると、冬の暖房器具としてはやはり床暖房が一番適していると言わざるを得ないようです。

ご存じの通り、空気は暖められると上部へ動いてしまいますので、どうしても足元付近には温度の低い空気が集まってしまいます。

最近のエアコンでは、そんな足元にめがけて温風を吹き付ける機能が付けられていたりしますが、やはりその効果は限定的なようです。

これまであった化石燃料を燃やすタイプの暖房器具(石油ストーブ、ファンヒーター)なども、その器具周辺の空気だけは暖まるものの、やはり暖かい空気は自然と天井付近にたまってしまい、肝心の足元が暖まるまでには、相当な時間とエネルギーを要しますね。

今回の調査から、血圧の上昇を抑えるためには、部屋全体の温度管理よりも足元を冷やさないための温度管理の工夫が大切であるということです。

室温を一定に保つには、断熱性能が欠かせないですし、気密性も同様です。少ないエネルギーで安全・快適に暮らすには、この性能が絶対条件ということ。

その上で、足元の温度管理を確実に行うには、やはり床暖房が有利でしょう。

ただし、ここで注意して頂きたいのは、床暖房と電気カーペットを同じ物と思ってはいけません。

電気カーペットでも、確かに発熱しますので、触れている部分は暖かいのですが、周辺の空気まで暖める能力はありませんし、ランニングコストも高いものになります。この点では電気式床暖房も同じと考えておいた方が良いでしょう。

一方、床暖房なら、温水式床暖房を採用しなければいけません。温水式なら、低温やけどの心配も少なく、遠赤外線によって身体の芯から温まり、なおかつ室温を上げる能力もありますので、他の暖房器具は必要ありません。

今回の調査で明らかになった「足元付近の温度が10℃下がると、血圧は約9mmHg上昇する」という結果には非常にビックリですが、これを言い換えると「足元付近の温度管理に気をつけると、気温感受性高血圧の発症リスクを抑えることができる」ということになります。

断熱性と気密性に優れた高性能住宅が、より健康の増進につながれば、住まいづくりの仕事に携わる身として、大変うれしいことです。高齢者にも優しい高性能RC住宅を是非ご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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井上社長

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