住まいはRC(鉄筋コンクリート)にしなさい!

東京で家を建てるならRC(鉄筋コンクリート)住宅。 (株)RCdesign(アールシーデザイン)社長の日記です。

工事費

いつもありがとうございます。ご愛顧感謝申し上げます。こだわりの一戸建て住宅や2世帯住宅、賃貸併用住宅の安定経営など、RC住宅と住まいに関するノウハウを株式会社RCdesignの代表井上がお届けいたします。

ガス料金に設備や工事費の上乗せとか。

賃貸マンションを建てるならRCdesign

晴れて暑くなった東京です。

そんな今日は朝から世田谷区代沢計画検討、見積作成、中野区本町計画検討、社内会議、渋谷区西原のオーナー様ご来社打ち合わせ、ありがとうございます。足立区足立計画検討、資料作成、江戸川区東小岩計画検討、お問い合わせ対応など。

午後は提携会社さんとオンラインミーティング、渋谷区東の現場へお客様と打ち合わせなど。帰社後は提携会社さんと打ち合わせなど。夕方は資材発注、港区高輪計画検討、ミーティングなど。

今日も日中は酷暑となりましたが、首都高速のトンネル内は40℃でした。

ではこちら。

賃貸住宅向けLPガス料金、エアコンなど設備費の上乗せ請求禁止…経産省が方針案

経済産業省は24日、賃貸住宅向けのLPガス料金について、給湯器やエアコンなどの設備費を毎月のガス料金に上乗せして請求することを禁止する方針案を有識者会議に示した。

請求額が適正かどうかわかりづらいと消費者から指摘が出ており、料金に計上できる設備費を明確にする。来春までに関係省令を改正し、2027年度の施行を目指す。
2023年7月24日 16時4分 読売新聞オンライン

なるほど。

これね、ようやく政府が少し動いた感じでしょうか。

一般の方には知られていないことだったかと思いますが、不動産業界では大家さんの収入を少しでも多くすることを目的として、LPガス会社がアパートなど賃貸住宅の建築に対して給湯器やエアコンなどの設備を無償で提供し、費用を毎月のガス料金に含めて入居者から回収する形の商慣習があります。

これが入居者さんにとっては設備費の負担額がわかりづらく、不利益となる可能性が指摘されていたんですけど、供給先の欲しいガス業者と少しでも収入を上げたいオーナーの思惑が一致していたというところです。

何か不当競争的な感じがして、入居者さんの承諾無しにエアコンやインフラ設備などのコストをガス料金に上乗せして回収するというのが、どうも釈然としないので弊社ではオーナー様にもオススメしませんでした。

根本的に入居者さんが安全と安心を実感することができなければ、その建物の価値は認められませんので、家賃は相場より少し安かったけど、ガス代が高く感じられてそこに工事代金が上乗せされていたら、むしろ賃貸住宅の安定経営を続けるのは難しいのではないでしょうか。

さて記事によれば、方針案ではLPガス料金にガスメーターなどの固定費を「基本料金」に、ガスの原料費や配送費を使用量に応じた「従量料金」に計上できるようにするそうです。

一方、エアコンやインターホンなど、ガス消費以外に用いられる機器の料金は計上を認めない。賃貸集合住宅でオーナーが設置したガスの配管や、給湯器などの設備費も料金に含めることを禁止し、家賃で回収すべきとしたということです。

なんか当たり前すぎて、なんで今頃そんなこと決めてるんだろうと思われるかもしれませんが、これが以前から続けられてきた商習慣というもので、業界関係者では是正出来なかったことなんですね。

記事では、違反した場合には販売事業者への立ち入り検査や登録取り消しのほか、30万円以下の罰金を科すことができる罰則も設けるとありましたが、本当に実施されるのはいつになるのかわかりません。

不動産投資を賃貸住宅で行うことを考えますと、家賃相場が決まっていれば工事費を少しでも安くすることが、投資効率を上げる重要な項目となります。

そうなると構造や設備、仕上げに至るまでとにかく安価にすることが目的となってしまい、そこで暮らす入居者さんのことなどは、一切考えられなくなってしまうでしょう。

まあお互いにそれで良いというニーズもあるのかもしれませんが、残念ながら弊社ではお役に立てないと思います。

例え賃貸住宅と言えども、どんな災害にも安全を確保出来、省エネで快適に暮らせるものでなければいけないと考えていますし、オーナーの資産として長く保有して頂ける建物を造りたいと思います。

そんな想いに共感して頂けるオーナー様になら、きっとお役に立てると思います。

それでは。

今日もありがとうございます。

人気ブログランキング
人気ブログランキング ←どうかひとつ。



家づくり講座は予算配分とか。

東京で家を建てるならRCdesign

くもり空の東京です。

そんな今日は朝から渋谷区計画のお客様宅へ、書類お届けとお打ち合わせをさせて頂きました、ありがとうございます。帰社後はお問い合わせ対応、ミーティングなど。

午後は資料作成、調布市方面でご検討のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。目黒区下目黒計画のお客様とオンラインミーティング、ありがとうございます。夕方は社労士さんと電話、渋谷区計画検討、資料作成、お問い合わせ対応、渋谷区計画のお客様とお電話、社内ミーティングなど。

今の時期、住まいや環境の大切さを、改めてお考えの方が増えているように思います。そんな方に少しでもお役に立てたら嬉しく思います。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第430回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

返済可能額を何度も計算し、万全の資金計画を立てて臨んだはずの新築計画。

なのに、予算オーバーしてしまう人は多いものです。

中には百万円単位で予算オーバーし、返済に追われて暮らしを楽しめなくなる人もいます。

予算オーバーの原因になりやすいのは、施工業者の見積書では把握できない出費です。

初めて新築する人は、『予算=土地代+建物代+諸費用』とイメージしがちです。

業者との打ち合わせでは、総予算から土地代と諸費用を差し引いた額を最大限に生かせる家づくりを検討していきます。そのため、そんなイメージを持ってしまうのも仕方のないことなのかもしれません。

ところで、見積書で把握できない出費にはどのようなものがあるのでしょう。

●地盤改良費
地盤改良を行う場合、数十万円から数百万円の費用が必要です。しかし、地盤調査を行わずに契約をした場合、契約の段階では地盤改良の必要性すらわかりません。

●外構工事
カーポート・塀など、事前に必要な設備に対する予算取りをしたはずなのに、入居後に不便を感じて追加工事を行うことがあります。別業者に依頼したり、複数回に分けて工事を行うと割高になりがちです。

●家具・家電
今まで使っていた家具や家電を使い続ける予定で、部屋数が増える分のエアコンや照明器具の費用は先取りしていた。しかし、新居に持ち込んだ家具や家電が古臭く感じて、結局全部買い替えることになった…。そんなケースは少なくありません。

●設計・仕様変更
建築途中の新居を見てイメージが湧き、材料や設計・仕様の変更を依頼する人がいます。わずかな変更でも、変更箇所が増えれば数十万〜数百万円の出費になります。

「返済可能額を予算にしたものの、最終的には融資限度額が予算になってしまった」
「手元に残すはずだった資金を予算超過分に充ててしまった」
となると、不安を抱えながら新生活を始めることになります。

中には、夢を実現するためにかかるコストは制限無く、という方もいらっしゃいますが、ほとんどの場合はもちろん予算があってのお話です。

大切なご予算を有効に使うためには、なるべく余計な経費をかけずに、かつ優先順位をしっかりと決めて、目的がブレないように注意することが大切です。

新築経験者の失敗談も参考にしながら、今一度、予算配分を見直してみたいですね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキング ←ご声援をお願いします。



オリンピック後に建築費は下がるとか。

東京で家を建てるならRCdesign

晴れのち曇りの東京です。

そんな今日は朝から川崎市計画検討、見積作成、中野区大和町計画検討、その後葛飾区新小岩計画の現場へ、お客様と打ち合わせなど、ありがとうございます。防災屋さんと電話など。

午後からは文京区根津のお客様宅へ、打ち合わせをさせて頂きました、ありがとうございます。帰社後は土工事屋さん来社打ち合わせ、その後蓮根のお客様宅訪問打ち合わせなど。夕方帰社後は大田区北千束計画検討、見積作成、墨田区業平計画検討、お問い合わせ対応、資料作成、ミーティングなど。

週末を中心に七五三の親子を見かける機会が多い時期ですが、あっという間に20年が過ぎました。

ではこちら。

「五輪後に建設費が下がる」はウソ!むしろ上がる可能性が高い理由

東京五輪後なら、工事需要が一服して工事費も下がるはず。そう考えて、大規模修繕を先送りするマンション管理組合が増えているが、実際には五輪後に建設費が下がる可能性はほぼなく、むしろさらに上がっていく可能性の方が高い。

「2020年以降、不動産価格や建築費が下がる」--。多くの人が漠然と、2020年が何か一区切りのようなイメージを持っているようだ。しかし結論を言えば、それはただのイメージにすぎず、特段の根拠はない。定期的にメディアから繰り出される「不動産市場はバブルだ! だからもうすぐ崩壊する!」といった論調の記事などを読んで洗脳されているのかもしれない。
2018年11月16日 6時0分 ダイヤモンド・オンライン

なるほど。

確かに記事にあるような、2020年を過ぎれば日本の景気も落ち込み、不動産や建築の値段も下がると見込んでいる人も多く、そんなネガティブ論を聞かされることもありますね。

きっとそれは東京オリンピックが迫ってきていることからも、短期的かつ表面的な条件を考えれば、そういった想像も出来るかもしれません。

しかし、実際にバブル景気以降の経済環境の中で、業界に身を置いてきた立場から感じる事を言わせて頂けるなら、現在の人材不足は壊滅的な状況で、日本国内の建築関連における施工能力を相当オーバーしている仕事量と言わざるを得ません。

記事にも書かれていましたが、日本ではバブル崩壊以降もリーマンショックや政権交代などの景気の波があり、建築市場はピーク時から半減してしまっていましたので、それに伴って業者や職人の数も調整が進んでいたんです。

そこに東日本大震災から続く自然災害あり、アベノミクスがあり、さらにオリンピック開催が決まったことで、とっくにキャパオーバーの状態になっているわけです。

記事で書かれていたのは、前回1964年の東京五輪では、日本は高度経済成長の真っただ中で、五輪に間に合わせるべく競技場や首都高などの道路、新幹線などのインフラを次々と整備し、経済の高揚とその後の落ち込みを経験していることが、ネガティブな憶測を生んでいるということ。

実際は、過去に先進国で行われた五輪が、経済や不動産価格に大きな影響を与えた事例は確認できないそうで、ロンドンオリンピックでは、英国政府が「オリンピックが不動産市場に与えた影響はなかった」とするレポートを公表しているそうです。

そんな状況の中で、大手建設会社を中心に2018年時点で5年先程度まで受注の見込みを持っているそうですし、現時点でも多くの建設現場で工期の遅れが言われています。

さらに、新築の木造一戸建てでは通常3ヵ月もあれば完成する工事が、大工さんが確保できず、4ヵ月、5ヵ月、時にはもっと後ろ倒しになっている現場もあるとか、都内のある新築現場では、大工さんが手配できず、6ヵ月たった今も完成していないそうです。

最近世間を賑わせている外国人の就労問題も、一時的な対策にはなるかもしれませんが、ものづくりの技術を国内で継承することは出来ませんので、品質を確保しながら施工能力を上げることには繋がらないように思います。

私個人的には、建築に限らず日本の技術を保護育成し、次世代に継承していくことを、国を挙げて早急に手を打つ必要があると思いますが、すでに手遅れとなっている業種もある中で、絶滅危惧種の人材を確保することにも注力する必要があるでしょう。

やはり記事に書かれていたように、住宅やオフィスの建設、大規模修繕工事などは、五輪後も人手不足の影響を受け続けると思いますし、来年に実施予定の消費税の増税は、さらなる建築費のアップ要因となるでしょうから、当分は建築コストの下がることは考え難いと思います。

もちろんそんな状況でも、少しでも皆さんのお役に立てるよう、コストダウンの努力をし、より一層高性能でカッコいい住まいを追求して参りますので、お困りのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキング ←ご声援を是非!



プロフィール

井上社長

RCdesign のご紹介
スペースの都合で小さい画面になっております。お手数ですが、全画面でご覧ください。
おすすめ
お知らせ
現在リクルート発刊
の『SUUMO注文住宅 東京で建てる』
に弊社が掲載されてい
ます。もう買って頂け
ましたか?
書店で380円ですの
で、是非ご覧になって
下さいね。



専門家を探せる、相談
できるALL About プロ
ファイルに出展してます


全国工務店ブログ広場

一日一度のクリックを
ありがとうございます!
にほんブログ村 住まいブログへ


住まいランキング

ブログランキング

友だち追加

QRコード
QRコード
メッセージ

名前
メール
本文
住まいづくりの秘訣       無料メールセミナー
住まいづくりをお考えの方が後悔する前に知っておくべき内容を書き下ろしました。失敗しない住まいづくりノウハウを是非お受け取りください。
お名前 ※
E-Mail ※
都道府県 ※

RCdesign公式facebook
ブログ内記事検索
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ