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晴れの東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、その後法務局へ書類受け取り、金融機関へ諸手続など。帰社後は税理士さんと電話、中野区大和町計画検討、上鷺宮計画検討、お問合せ対応など。

午後は渋谷区桜丘計画検討、お問合せ対応、渋谷区千駄ヶ谷計画検討、書類作成など。夕方はご近所のリフォーム工事検討、江東区平野計画検討、見積作成、提携会社さんと電話、文京区弥生町計画検討、日野市計画のお客様とお電話、ありがとうございます。ミーティングなど。

秋の長雨もようやく終わりましたが、乾燥と花粉が不快です。

ではこちら。

サグラダ130年ぶり違法解消、ついに建築許可

スペイン東部バルセロナの世界遺産の教会「サグラダ・ファミリア大聖堂」が、市から正式な建築許可を得ることが決まった。

1882年に着工し、建築許可も得たが、自治体の合併で許可が更新されず、その後約130年間、違法建築状態となっていた。

ロイター通信などによると、教会が市に、道路補修費などとして3600万ユーロ(約46億7000万円)を支払うことで合意し、建築許可を得られることになった。
2018年10月22日 12時16分 読売新聞

なるほど。

皆さんご存じのサグラダ・ファミリアですが、なんと約130年もの間、違法な状況で工事が進められていたんですね。

cathedral-235234_1280一般的にも工事が現在進行形で進められていることで有名ですが、それが許可を更新されることなく、進められていたとは驚きです。

このサグラダ・ファミリアは、建築家アントニオ・ガウディの代表作と言われていますが、ガウディの死後100年となる2026年をめどに完成する見通しということです。

もしかすると、すでに実物をご覧になったことがある、という方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら私はいまだに見ることが出来ていません。

写真を見るだけでも、その迫力や造形の素晴らしさが伝わってきますが、実際に現地を訪れたことがある人のお話を聞くと、本当に言葉を失うくらいの美しさだということです。

他の報道によれば、サグラダ・ファミリアの理事会側は、1885年に当時は独立した町だったサン・マルティー地区が発行した建築許可証を持っていることを根拠に不法建築ではないと主張していたそうです。

しかし、現在のバルセロナ市の当局者は、その数年後にサン・マルティー地区がバルセロナに吸収合併されたため、バルセロナ市の許可が必要だと主張してきたことから問題になったようです。

当然サグラダ・ファミリアの理事会は「1世紀以上も誰もそんな要求をしなかった」と反発していたそうですが、確かに100年以上も放置しておいて、今さらという思いもわかります。

ただ、建築的な観点から考えると、構造的な安全性や居住性、防火や避難に関することなど、今の基準で検討することも必要だと思います。

しかし、この建築物の用途や話題性、芸術的、歴史的価値を考えれば、なんとしても完成させて、これまで以上に観光資源としても活用したいところではないでしょうか。

それにしても、バルセロナ市と2年間にわたって協議した結果が、3600万ユーロ(約46億7000万円)を支払うことで市の建設許可が下りるとは、そのスケールもさることながら、根拠もよくわかりませんね。

まあこの支払金で教会へのアクセス向上や、公共輸送や周辺の路上の再開発など地元住民の生活向上を図る財源に充てるということですし、観光地としてもより良くなることでしょう。

完成前に、一日でも早く現地を訪れて、現物をこの目で見てみたいと思います。

それでは。

今日もありがとうございます。


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