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台風前の小雨な東京です。

そんな今日は朝から渋谷区東計画検討、図面作成、信用金庫さん来社打ち合わせ、金融機関、関連不動産会社さんへ、打ち合わせなど。帰社後はガス会社さんと電話など。

午後は資料作成、板橋区成増計画検討、その後葛飾区新小岩方面へ、お客様と打ち合わせ、現地調査など、その後白金高輪方面へ、お客様と打ち合わせなど。夕方帰社後は設備屋さんと電話、電気屋さんと電話、資料作成など。

今のところはまだ静かな東京ですが、これから急に雨と風が強くなるかもしれません。引き続きご注意ください。

ではこちら。

「10年に1度」ではなくなった秋の巨大台風連発で起きる“想定外”の危機

日本列島に大きな爪痕を残した台風26号。全国で死者行方不明者は59人(10月18日時点)に達しているが、直後には27号が発生し、こちらも猛烈な勢力を保ち日本列島を脅かしている。

26号が襲った際、「10年に一度の強さ」とされたが、「気候変動、異常気象によってその状況は崩されている」(サイエンス記者)という見方もある。
 
「'09年、すでに名古屋大と気象研究所(茨城県つくば市)が、温暖化により今世紀後半には風速80メートル(26号は最大瞬間風速75メートル)に達する『スーパー台風』が日本列島を襲う可能性が高いことを示唆している。その場合、乗用車や木造家屋は吹き飛んでしまう。高潮により、造りが貧弱な堤防が破壊された場合、被害は計り知れません」
週刊実話2013年10月25日16時00分

なるほど。

なぜか10年に1度のことと言われると、あまり頻繁ではない、イコール対策をする必要はないと連想してしまう人がいたりします。

本来なら、それだけ希に遭遇するということは、同時に大きな被害が発生する可能性が高いということになるはずですので、50年に1度や100年に1度の可能性にも、それを想定した対策をしなければいけないんです。

そんな10年に1度が、気候変動や異常気象によって、そのスパンが短くなったり、より強力な自然の猛威にさらされる可能性が高まっているということかもしれません。

となると、今後の住まいづくりでは敷地の状況や歴史を確認したり、高低差のある場所では前後の状況を広い範囲でチェックしておくことも必要になりそうです。

また、家のプランニングでも、地下室を設ける場合は、これまで以上の対策や、万が一の場合の覚悟も必要かもしれません。最近の建て売り住宅などでは、高さ制限の厳しい場所に1階を半分埋めた形態、いわゆる半地下という形も多くなっているように感じます。

近年、夏のゲリラ豪雨の時もそうですし、今年のような秋の大雨の時は、道路の下にある下水道管が瞬間的に満杯になることがあります。

そうなると、いくらポンプで排水出来るような設備を設けてあったとしても、排出先がいっぱいな以上、あとは水は低いところに流れてきてしまいます。

また、そのような状況では、道路や敷地周辺もかなり水位が上がっていると思いますので、玄関先や、掃き出し窓のある部屋には、土嚢を積む準備をしておいた方が良いと思います。

ですので、そのような半地下や地下室のある家にお住まいの場合は、最悪の事態でも、人命を守れることと、同等に大切なモノはあらかじめ上階に避難させておくようにしましょう。

まずはどんな強風にも耐えることが可能な家を建てることが大切ですね。

それでは。

今日もありがとうございます。

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