住まいはRC(鉄筋コンクリート)にしなさい!

東京で家を建てるならRC(鉄筋コンクリート)住宅。 (株)RCdesign(アールシーデザイン)社長の日記です。

断熱

いつもありがとうございます。ご愛顧感謝申し上げます。こだわりの一戸建て住宅や2世帯住宅、賃貸併用住宅の安定経営など、RC住宅と住まいに関するノウハウを株式会社RCdesignの代表井上がお届けいたします。

住まいと学校の断熱事情の最前線

高断熱な家を建てるならRCdesign

雨の東京です。

そんな今日は朝から書類作成、足立区足立計画検討、その後板橋区蓮根計画のお客様宅へ、お打ち合わせをさせて頂きました。ありがとうございます。帰社後は資材発注、資材メーカーさんと電話、建材メーカーさんと電話など。

午後は賃貸管理業務、システムメンテナンス、内装商社さんと電話、資材発注、文京区千石計画検討、図面チェック、原稿作成、水道屋さんと電話、お問合せ対応など。夕方は港区東麻布計画検討、千葉県柏市計画検討、ミーティングなど。

夏至でしたね。雨でしたけど。

ではこちら。

住まいと学校の断熱事情の最前線、夏は教室が危ない! 住宅は断熱等級6以上が必要、2025年4月からの等級4以上義務化も「不十分」 東京大学・前真之准教授

近年“住宅の省エネ”、中でも“断熱”への関心が高まっています。2022年の建築物省エネ法の改正を受け、2025年4月以降に着工するすべての新築住宅・非住宅で「断熱等級4」以上が義務化されることの影響も大きいでしょう。
そもそも断熱はなぜ住宅に必要なのでしょうか? また断熱によって住まいはどう変わるのでしょうか? エコハウス研究の第一人者、東京大学 准教授の前真之(まえ・まさゆき)さん(工学系研究科 建築学専攻)に聞きました。
2024年6月21日 16時40分 FNNプライムオンライン

なるほど。

日本でもようやく断熱が注目されるようになってきたというお話ですが、さすがに今更その必要性を説明する必要があるのか疑問ですが、まずは目先来年の4月以降は一定の断熱性能を満たした住宅しか建てられなくなるということをご承知おきください。

今日の記事を書かれていた前真之先生は、もう15年以上前にセミナーを受けさせて頂き、直接お話をさせて頂いたこともあるのですが、その当時から弊社と同様にエコハウスの追求をされていましたので、まさに第一人者と言える先生です。

せっかくなので、記事にあったそもそも「断熱」とはどのようなものでしょうか?という問いに、先生が答えてくれていました。

「断熱とは、熱の出入りを断ち、部材の表と裏に温度差を作り出す技術です。次の画像は断熱材としてよく使用されるグラスウールをホットプレートで熱したときの表裏の温度差を計測したときのものです。ホットプレートに接する下部の面は加熱されて150度以上になっていますが、反対側である上部の面は30度に保たれており、120度以上の温度差が生じています。断面には温度分布のグラデーションができていて、熱を遮断していることがわかりますね」とわかりやすく実験してくれていました。

次に記事では、部屋の温度差について考えるときには、近年「ヒートショック(急激な気温の変化によって血圧や脈拍が変動することで心筋梗塞や不整脈、脳出血・脳梗塞などの発作を起こすこと)」による事故の報道などを通じて、住宅内の気温差が問題になっていることを思い起こす人もいるでしょう。

この住宅内で暖房している場所と暖房していない場所の間で極端な温度差が生じるのは、まず第一に断熱・気密の不足、次に家全体を暖める空調ができていないことが原因です。建物の断熱・気密をしっかり確保して、暖房の熱を家中にしっかり届ける仕掛けが必要なのです。と書かれていました。

前さんは「これからは、夏を健康・快適に過ごすためにも断熱が非常に重要」だと言います。
「一日の最高気温が35度を超える猛暑日の発生日数を見てみると、1980年代・ 90年代は年間でほぼゼロ日だったのが、2023年には40日を超える地域が出てきています。

北海道や東北地方でも熱中症になって救急搬送される人が2023年には2022年の10倍に急増しました。日本はエアコンを使わずにガマンすることが省エネだと考える風潮もあり、暑さ・寒さに耐えて命を脅かす事件が多発しています。すでに温暖化の影響は明らかですが、今後さらに夏の暑さは厳しくなることが予想されます」と言われています。

そして問題提起されていたのは、さらに深刻なのは、子どもたちが長い時間を過ごす小・中学校です。ということ。

先生によれば、「学校建築は本来、換気が命。大きな窓を開けて空気を入れ替え、風を通すことで快適に過ごせるように設計されています。ところが、近ごろは夏期の外気温が高すぎて、窓を開けると室内が熱くなるため、開けられません。

断熱が十分に施されてない学校施設では、外の熱がそのまま室内に侵入するため、どんなに冷房を入れても涼しくならない。結果、子どもたちが学習に集中できないばかりか、中には熱中症にかかってしまう子も出ています。子どもたちを過酷な暑さと汚れた空気から救うため、最近では教室を断熱改修する取り組みが広がっています」とのことです。

そして冒頭にも触れましたが、建築物省エネ法の改正(正式名称:脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律)を受け、2025年4月以降に着工するすべての新築住宅・非住宅で「断熱等級4」「一次消費エネルギー4」以上であることが義務化されます。

これに先駆けて2024年4月に開始した建築物の省エネ性能表示制度は、新築住宅の販売時や賃貸住宅の入居募集時に住宅性能を明示することを販売・賃貸する事業者の努力義務としたもの。省エネ性能ラベルに記載される住宅性能の中で最も重要なのは、家マークの数で表されている「断熱性能」です。

前さんは「住宅の省エネ性能表示がようやく開始されたこと自体は一歩前進」と評価しながらも、「住宅も商品である以上、性能がきちんと表示され、それを買う側・借りる側が確認をして購入・賃借するのは当たり前のこと。今回ははじめの一歩であり、今後は中古住宅も含めて、住宅の性能が買う人・借りる人のすべてに提供されていくことが肝心です」と言います。

また、「1回施工すれば効果が数十年という長いスパンで続くのが、建築の良いところ」だと言います。さらに「2100年に暮らす人から『建てておいてくれて、ありがとう』と言ってもらえる住宅を増やしていきたいと思いませんか?」と投げかけます。

このあたりの考え方も弊社とリンクするところで、今建てる家を3代目の子孫に喜んでもらえるようにしておくことが、家族と日本の繁栄につながっていくことと考えています。

そして、先生も書かれていましたが、日々の自分と家族の生活を快適で安心なものにするために、そして日本の住環境全体をより良いものにしていくためにも、断熱に興味をもち、その良さを実感する機会を積極的に探してみることが「幸せな暮らし」への第一歩になるかもしれません。

是非お気軽に弊社RCdesignまでご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。

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日本は12月と1月が最も危険とか

暖かい家を建てるならRCdesign

晴れて寒い東京です。

そんな今日は朝からお問合せ対応、豊島区駒込計画検討、社内ミーティング、文京区千石計画検討、書類作成、所沢市狭山ヶ丘計画検討、港区高輪計画検討、資材発注など。

午後は提携会社さんと電話、足立区足立計画検討、確認検査機関さんと電話、提携会社さんと電話、書類作成など。夕方は港区東麻布計画検討、商店会事務、賃貸管理業務、ミーティングなど。

朝晩は本当に寒いです。

ではこちら。

「現代人は12月と1月に最も死んでいる」「日本人の死亡原因の10%が『低温』!?」 命を守る室温対策、何度以上に設定すべき?

冬は冷え込むのが当然であり、少々の寒さは耐えることでむしろ肉体の鍛錬につながる――こうした“昭和的”な考えは改めたほうが良さそうだ。

冬本番を迎えるなか、部屋の低温状態を改善しないと思わぬ災厄が……。建築の専門家が警告。家の寒さが命を縮める!
2024年1月16日 11時8分 デイリー新潮

なるほど。

これはまたショッキングな記事が掲載されていましたね。

内容としてはいつもお伝えしているとおりですが、今日の記事は近畿大学建築学部教授の先生が書かれていたもので、十分なエビデンスを添えて日本の家に警鐘を鳴らしてくれています。

まず記事にあったのは、隙間が多く、断熱が十分ではない日本の住宅の場合、あえて言えば暖房は存在しません。私たちは「房を暖めている(ルームヒーティング)」のではなく、暖房器具を直接的に人にあてて暖めたり、あるいは人がいる周辺のみを暖めているに過ぎません。

ですから、正しくは「暖房」ではなく「暖人」あるいは「採暖」と言うべきなのです。それは結局、一時的、もしくは局所的に寒さ対策をしているだけで、いってみればその場しのぎです。ということ。

未だにノスタルジックな気持ちだけで、コタツが良いとか、石油ストーブにやかんを乗せたいとか、それを実践される方も多いですが、それは全くエコではないですし、生命と健康を保障できるものでもありません。それが趣味と言われてしまうと止められない気もしますが。

今の時代、昭和以前の暮らし方はもう綺麗に忘れてもらいたいと思います。

記事にもありましたが、日本には「家のつくりようは、夏を旨とすべし」という言い伝えがあり、これは夏に快適に過ごせるように家をつくりましょうという意味で、この兼好法師が「徒然草」に記した有名な一文は、当時は妥当性を持っていたのでしょう。

しかし、現代においてはこう言い換えるべきです。「家のつくりようは、冬を旨とすべし」これは、冬が最も命の危険にさらされる季節であるという「現代の事実」に基づいた提言です。

教授の示していたデータでは、国内で最も古いと思われる1910年の国勢調査のデータを見ると、たしかに8月、つまり夏に最も多くの人が亡くなっています。暑さが大きな要因のひとつだったと考えられます。

ところが、1930年くらいから夏と冬の逆転が起こり始め、70年代には夏が最も少なく、冬に最も多くなる今と同じ状況に変化しているのです。日本に限らずアメリカでも、日本より20年ほど先取りして逆転現象が生じていたという報告もあります。これ以降50年以上にわたって日本では「冬>夏」で、12月と1月に亡くなる人が最も多い傾向が続いています。と書かれていました。

そこで、どうしてこの逆転現象が起きたのかというと。

夏に死亡者数が多かった背景には食中毒が存在します。冷蔵庫がなく、食に関する衛生環境が悪かった時代は、暑さで食べ物が腐り、食中毒で命を落とす人が多かったのだと考えられます。しかし、冷蔵庫が普及して食中毒が減ると夏の死亡リスクは減り、相対的に冬の死亡リスクが目立つようになったというわけです。

これね、風水や家相などにも残っていますが、西にキッチンはNGとか、それは冷蔵庫の無い時代に強い西日が入る場所に食材があったらすぐに傷んでしまいますからね。

さらに記事ではエビデンスが続きます。2015年に英国の医学系学術誌で発表された調査結果では、日本人の死亡者の約10%、およそ12万人が「低温」の影響で亡くなったと記されています。

一方、夏の「高温」による死亡者が占める割合は0.3%に過ぎません。低温と高温を比べると、実に約30倍も低温の死亡リスクは高いのです。近年、熱中症のリスクが注目されていますが、熱中症で病院に運ばれた人の9割以上はその日のうちに帰宅しています。こと「命」に関していうと、やはり夏の暑さより冬の寒さが圧倒的に危険といえるのです。

一方で、断熱性のすぐれた家に暮らすことでどれだけ健康は改善するのかという点も書かれていました。われわれが高断熱高気密住宅に引っ越した約2万4千人を対象に調査を行ったところ、驚くべき結果が出ました。

引っ越し後、15もの症状が明らかに改善したのです。具体的には、想像に難くない手足の冷え、せきやのどの痛みだけではなく、肌のかゆみやアトピー性皮膚炎、花粉症といった症状にまで改善が見られました。とのこと。

これは私もお伝えしていることですが、事実、欧米では室内の温度を一定以上に保つことが常識になっています。例えばアメリカのニューヨークシティでは、10月1日から5月31日までの低温期、建物の所有者は、外気温が華氏55度(摂氏約12.8度)以下の場合、室内の温度を日中は華氏68度(摂氏20度)、夜間は外気温によらず華氏62度(摂氏約16.6度)以上に保たなければならないと行政が定めています。

また、2018年にはWHO(世界保健機関)が住宅と健康に関するガイドラインを示し、居住者の健康を守るために室温を18度以上にすることを強く推奨しています。欧米では文字通りの意味での暖房、つまりルームヒーティングの重要性が浸透しているため、このWHOの「強い推奨」は、G7などの先進国においてはもっぱら日本に向けられたものとさえいえるのです。

実際、先に紹介した英国の医学系学術誌発表の調査結果では、低温の影響で亡くなった人の割合は、調査対象13国のうち、中国に次いで日本が最も高かったという結果が出ています。と書かれていました。これもすぐに抜かれて最も危険な国となるに違いありません。

最後に教授が書かれていた、そんな対策は必要がない。豊かな四季の自然に身を委ねることこそが、人間にとって文字通り自然な状態なのであり、冬は家の中も含めて寒いのが当たり前なのだ――そう主張する人がいます。

しかし、低温を含めた自然環境は本当に人間の味方なのでしょうか。冬の死亡者数が多いことから分かるように、そうとは言い切れないはずです。自然は時に味方としてではなく、命を削る敵として立ちはだかってくる。そうであれば、低温対策をすることのほうが自然なことだと私は思うのです。

同様に地震や台風、火災などの災害に対しても、必要以上に抗う必要はないとか、最初から自然には勝てないとか、言われる方もいらっしゃいます。

いやいや、そこはしっかりと対策をしなければいけません。生命と財産を守るための家でなければいけないんです。だから私はRC住宅をオススメしています。

それでは。

今日もありがとうございます。


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家づくり講座は入浴事故とか。

安全な家を建てるならRCdesign

台風明けでも曇りの東京です。

そんな今日は朝から渋谷区東計画検討、賃貸管理業務、原稿作成、東計画のオーナー様とお電話、文京区千石計画検討、図面作成、北区十条計画検討、お問合せ対応など。

午後は不動産会社さんと電話、ミーティング、図面作成、賃貸管理業務、お問い合わせ対応、業者さんと電話、所沢市計画検討、大工さんと打ち合わせなど。夕方は土木工事検討、見積作成、図面作成など。

台風お見舞い申し上げます。夏の終わりを感じますが、台風での被害はございませんか?それでは土曜日恒例の家づくり講座第515回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、消費者庁消費者安全課によると、浴槽での死亡事故の7割は、11月から翌年3月の間に発生しているとか。

毎年寒い季節になると、何度かお伝えすることなんですが、安全であるはずの住まいで発生する事故を、何としても減らしたいと思っています。

ちなみに、2016年に浴槽で亡くなった64歳以上の方の数は4,821人。同じ年に交通事故で亡くなった65歳以上の方の数は3,061人です。

このように、入浴時の『溺死及び溺水』による死亡者数が『交通事故』による死亡者数を上回る状態は、平成23年以降ずっと続いています。

消費者安全課は、入浴中の事故を減らすための注意ポイントとして以下の6点を挙げています。

(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖める

(2)湯温は 41度以下、湯につかる時間は 10 分までを目安にする。

(3)浴槽から急に立ち上がらないようにする。

(4)食後すぐの入浴、アルコールが抜けていない状態での入浴は控える。

(5)精神安定剤、睡眠薬などの服用後の入浴は危険なので注意する。

(6)入浴する前、同居者に一声掛けて見回ってもらう。

そして、もし浴槽でぐったりしている人を見つけた時の対処法として以下の6点を挙げています。

(1)浴槽の栓を抜く。大声で助けを呼び、人を集める。

(2)入浴者を出せるようであれば浴槽内から救出し、ただちに救急車を要請する。
  (浴槽から出せない場合、蓋に上半身を乗せるなど沈まないようにする。)

(3)浴槽から出せた場合、肩を叩きながら声をかけ、反応があるか確認する。

(4)反応がない場合、呼吸を確認する。

(5)呼吸が無い場合、胸骨圧迫を開始する。

(6)人工呼吸ができるようであれば、胸骨圧迫30回、人工呼吸2回を繰り返す。できなければ胸骨圧迫のみ続ける。

『脱衣所』『浴室』『湯を張った浴槽』の温度差が大きいと、事故のリスクは高まります。

高齢者と同居していない場合、どこか他人事のように思いがちですが、誰だっていずれは高齢者になります。

家づくりの際は、
・断熱性を高めて室内の温度差を減らす
・脱衣所や浴室に暖房設備を設ける
などの対策を検討し、安全で快適な入浴環境を整えたいですね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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デコ活って知ってますか?

東京で家を建てるならRCdesign

くもり空の東京です。

そんな今日は朝から資料作成、その後渋谷区東計画の現場へ、現場視察と解体業者さんと打ち合わせ、その後お客様と打ち合わせなど。ありがとうございます。

午後に帰社後は賃貸管理業務、渋谷区西原のオーナー様とお電話、文京区千石計画検討、ミーティング、電気屋さんと電話、出版社さんと電話、社内会議など。夕方は新宿区住吉町計画検討、提携会社さんと電話、リフォーム工事検討、製作会社さんと電話、お問い合わせ対応など。

なかなかしぶとい梅雨ですね。

ではこちら。

“脱炭素の新生活推進運動” 愛称は「デコ活」

環境省は13日、脱炭素社会を目指す国民運動の愛称を「デコ活」に決めたと発表した。

デコ活は英語の脱炭素「デカーボナイゼーション」と「エコ」を組み合わせた造語です。

環境省は2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現に向け、省エネ家電活用や食品ロス削減、職場での服装自由化、住宅の断熱リフォームなどを呼び掛けています。
2023年7月13日 22時36分 テレ朝news

なるほど。

お役人の方々には、日々お疲れ様でございます。

またしても国民の予想を遥かに超える国民運動を始めて頂いたようですが、デコ活というキーワードは如何なものかと思います。それでも国民運動ということですので、皆さんお見知りおきをお願いします。

いきなり「デコ活」なんて言われますと、近年ますます広がった私の額に注目が集まるのではないか、とちょっと心配になってしまいます。

さて、記事によれば愛称は8000件を超す応募の中から13日の会議で小池都知事やオリンピックの金メダリスト高橋尚子さん、お笑いコンビのサンドウィッチマンらによって選ばれたということです。

また、西村環境大臣は愛称がデコ活に決まったことを受け、「国民の生活を変えるキーワードにしたい」と抱負を述べられたとか。

今回のデコ活は05年に提唱した「クールビズ」に続くことを狙い、脱炭素を意識した生活をすれば、光熱費削減などのメリットも得られることを強調した運動だそうですが、クールビズもそんなに言うほどヒットしたとも思えませんよね。

昨年10月にも環境省が「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」として打ち出していたそうなんですが、名称が長く、浸透しにくいとの声も出ていたそうです。

国民運動の例えとしては、デコ活として電灯のLED化で年約2900円削減、省エネ性能が高いエアコンと冷蔵庫に買い替えると年約1・9万円削減、住宅の断熱化で年約9・4万円削減などと紹介され、テレワークや自転車・徒歩の利用なども呼びかけていました。

国民運動ですから、そこは私たちにできることとして、住宅の断熱化を進めることで、脱炭素に貢献して行きたいと思います。

脱炭素につながる暮らしの例は下記環境省のホームページから見ることができますので、一度ご確認くださいませ。




それでは良い連休を。

今日もありがとうございます。

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人生100年時代の住まいとか。

100歳の家を建てるならRCdesign

くもりのち雨の東京です。

そんな今日は朝から資料作成、社内ミーティング、その後税務署さんへ書類受け取りに、帰社後は賃貸管理業務、お問合せ対応、世田谷区代沢計画検討、書類作成など。

午後は社内ミーティング、江戸川区東小岩計画検討、文京区白山のオーナー様とお電話、電気屋さんと電話、渋谷区東計画検討、1丁目で打ち合わせ、帰社後は文京区小石川計画検討、書類作成など。夕方は各種段取り、賃貸管理業務、資料作成など。

結構しっかりと降った一日でした。

ではこちら。

「魔法瓶のようにすっぽり断熱」人生100年時代に向けた高齢者の悩みを解決する75歳からのリフォームとは?

「住み慣れた自宅で最期を迎えたいが、わが家は寒いし段差もある」

「冬場のヒートショック対策をしたいが、大がかりなリフォームはためらう」

このような高齢者の悩みを解決するため、金沢の企業が主に75歳以上に向けたリフォームを提案しています。一体どんな住まいなのでしょうか。
2023年2月13日 20時29分 MRO北陸放送

なるほど。

多くの現役世代の方々ではなかなか想像するのも難しいと思いますが、時の流れは確実に人間を高齢者へと変化させていきますので、ちょっと気を抜いていると想像を超えている場合もあります。

実はここ数年、80歳を超える両親の介護が少しづつ必要になってきていて、実際に高齢者に必要な住まいとは、ということを考える機会も増えています。

それでも、15年くらい前から弊社施工のRC住宅に住んでいて、それなりに高齢者対応を考えて建てられた家ですので、今のところは大きな問題は発生していません。

今の自分もそうですが、年を重ねて行く中では、物事に関する関心や意欲も少しづつ低下して行くとするならば、住環境に関する住まいのメンテナンスも75歳が最後のチャンスと言えるかもしれません。

記事で書かれていたのも、人生100年時代に向けた高齢者の悩みを解決する75歳からのリフォームとして、その内容が紹介されていました。

その内容というのが、自宅の使わなくなった部屋を活用するリフォームで、段差をなくし、キッチンや浴室・トイレなどをワンルームマンションのように近くにまとめ、「床・壁・天井」を魔法瓶のようにすっぽり断熱に改修することで、リビングのエアコン1台でお風呂場まで温かくなるというものでした。

この内容では、冬場のヒートショックの予防として、リビングから脱衣場・風呂場の温度差を解消しています。

記事で紹介されていた業者さんも、元気な時にちゃんと断熱して段差をなくして、家で生活してもらえたらなという思いを込めましたと話していました。

出来れば70歳までに、100歳対応の住まいにすることをご計画していただき、建て替えやリフォームをご検討していただけると、安心・安全、省エネで健康的な住環境を実現させることが出来ます。

終の住処に関するご相談も、是非お気軽に弊社までお問い合わせください。

それでは。

今日もありがとうございます


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窓が結露する家ですか?

結露の無い家を建てるならRCdesign

晴れても氷点下の東京です。

そんな今日は朝から原稿作成、所沢計画検討、書類作成、渋谷区東計画図面作成、渋谷区代々木計画検討など。

午後は見積作成、江戸川区東小岩計画検討、来客面談、金融機関さんと電話、文京区小石川計画検討など。夕方は図面作成、お問合せ対応、ミーティングなど。

さすがの最強寒波ですね。どうぞ暖かくしてお過ごしください。

ではこちら。

「窓の結露」冬場は57%の家で発生 - 最も多い地方は?

花王は1月24日、「冬場の結露の発生」に関する調査結果を発表した。調査は2022年2月〜3月、同社運営サイト「くらしの研究」の読者を対象にインターネットで行われ、7,321名の有効回答を得た。

「冬場、自宅の窓に結露は発生しますか?」と尋ねたところ、57%が「発生する」と回答。住居の築年数別にみると、住宅設備の進化よって断熱性能向上などによる影響もあるためか、築年数の浅い家の方が少ない傾向に。
2023年1月25日 7時15分 マイナビニュース

なるほど。

なんとも残念な記事です。

日本国民の半数以上の方が、いまだに結露する窓がある家に住まわれているということで、とても先進国とは言い難い寂しい調査結果だと思います。

昭和の時代では、冬に窓が結露して曇っているのが当たり前でしたし、そのことが情緒的にも日本人には合っていたのかもしれません。

今の時代、窓のガラスが結露で曇ってしまうという環境は、おおよそ人が活動してはいけない状況だと思って頂きたいのです。

ご存じの通り、結露は自然現象ですから条件が揃えば簡単に発生させることができます。例えば室温が24℃くらいの時に、湿度を加湿器などを使って50%をキープしているような場合、このときの露点温度は約12℃くらいですので、窓ガラスがこの温度以下になっていると、空気中の水分が水に戻ってしまうんです。これが結露ですね。

温度と湿度の条件が揃ってしまうと結露になってしまうわけですが、ここで大切になるのが外の温度を室内に伝わらないようにすること。ゆえに断熱性能に注目する必要があります。

家の壁や天井、もちろん窓ガラスの断熱性能を高めて、外の温度が室内に伝わらないようにすれば、暖房した空気が冷めにくくなりますので、快適かつ光熱費が削減出来てエコにつながります。

今日の記事では比較的築浅の住居で結露が少ない傾向だったようですが、記事にもあったように築浅の住居でも暖房温度が高めで外気温との差が大きかったり、「寒いから」「風が入るので」といった理由で24時間換気を止めたり、「室内干し」「加湿器を使用」「寝室に家族4人が就寝」などで湿度過多になったりする暮らし方をしていると、結露が発生する可能性が高くなります。

さらに記事によれば、結露の発生はすべての地域で5割を超えた。結露の程度に差はあれど、日本の冬は単にそれぞれの地域の外気温が低いという理由だけでなく、暖房機器の使用状況や換気の仕方、調理時や入浴時の換気扇利用、加湿器の利用といった暮らし方も結露の発生に影響していることがうかがえる結果となったということ。

いつもお伝えしているとおり、技術が進歩して折角の高性能住宅を手に入れても、日本人の暮らし方が変わらないと、宝の持ち腐れになってしまうんですね。

まだまだお部屋で化石燃料を燃やしていらっしゃるご家庭も多いようですが、高性能住宅では使用禁止です。24時間換気は年中無休で動かしてください。空気の吸い込み口となる給気口は必ず開けておいてください。家中の窓はしっかりと閉めてください。

快適でエコな高性能住宅は正しい使い方を守って頂けませんと、そのメリットを十分に発揮できないことがありますので、もしご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

それでは。

今日もありがとうございます


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北海道住宅の秘密とか。

東京で断熱住宅を建てるならRCdesign

晴れの東京です。

そんな今日は朝からさいたま市でご検討のお客様にご来社頂き打ち合わせ、ありがとうございます。塗装屋さんと電話、新宿区百人町計画検討、蓮根の不動産会社さんと電話、練馬区田柄のお客様とお電話、豊島区西巣鴨計画検討など。

午後は池袋へ、帰社後は鉄骨屋さんと電話、お問い合わせ対応、文京区大塚3丁目計画検討、図面作成、税理士さん来社打ち合わせ、5丁目のお客様にご来社頂き打ち合わせ、地盤業者さんと電話、サッシ屋さんと電話など。夕方は町田市中町計画検討、図面作成、資材発注、社内ミーティングなど。

まだまだ寒い日が続きそうです。どうか暖かくしてお過ごしください。

ではこちら。

冬の死亡増加率が一番低い北海道 寒冷地なのに...秘密は住宅にあり

住宅を断熱工事して冬でも暖かくすると、血圧が下がって健康にいいことが、国土交通省の調査チームが2017年1月13日に発表した報告で明らかになった。

室内の気温が低くなるほど血圧が高くなり、高齢者ほど血圧の変動幅が大きくなる傾向が確認され、同省では住宅の断熱改修工事を呼びかけている。
2017年1月18日 11時30分 J-CASTニュース

なるほど。

新築住宅に限って言えば、最近は断熱性能もかなり向上してきたように思いますので、全国的に見ても住環境はかなり改善されているのではないでしょうか。

それでもまだ十分とは言えない場合も多いと思いますが、今日の記事では断熱性能が健康に影響するということが書かれていました。

この記事にあった報告というのは、国交省が2014年から進めている「健康・省エネのスマートウェルネス住宅推進事業」の一環として行なった「住宅の断熱改修が健康に与える影響調査」の中間報告で、村上周三・東京大学名誉教授(環境工学)らの調査委員会が研究を行っているそうです。

表題にある、北海道での冬の死亡増加率が一番低いということですが、これは以前から本州に比べて断熱性能のよい住宅が普及しているためで、冬でも室内の気温が暖かく保たれているわけです。温暖な国や県では断熱住宅が少ないため、冬の室内が寒くなることが影響しています。

記事では国交省の発表資料として、世界中のどの国・地域でも冬は夏より死亡率が増加するそうですが、欧州の冬の死亡増加率を見ると、フィンランドなどの寒冷な国では10%前後、スペイン、ポルトガルなどの温暖な国では22〜28%に急増する(2010年調査)ということ。

こと日本でも北海道や青森県は10〜11%だが、鹿児島、愛媛、静岡県などの温暖なところは21〜22%と高くなっているそうです。

さらにこの数字がもっと高いのが栃木県の25%、次に茨城県の24%となっていて、これは北関東特有の「冬の空っ風」をまともに受けるためとみられる(2014年調査)ということです。

これまでの日本では、極寒の北海道を除くとおおよそすべての地域で夏を基準に家づくりが行われてきたということがあり、それは人の命よりも木材を活かすことに重きを置く考えがあったと言えます。

しかし、現代では夏はもちろん冬も快適にかつ省エネで暮らせる家が求められるようになり、国としても極力エネルギーを使わない、もしくは地産地消の考え方で、自分の使うエネルギーは自らエネルギーを生産しましょうということを薦めています。

これから家を建てるという場合は、ZEHという仕様がひとつの基準として要求されますので、今後は全国的にも断熱性能に優れた家が増えてくると思います。

もちろん既存の住宅を改修して、壁や屋根の断熱性能を向上させたり、窓のガラスを高性能なもに交換することで、住まいを安全で快適なものにすることができますので、是非ご検討頂ければと思います。

健康と命を守るためには、断熱性能に優れたRC住宅がオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


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家づくり講座は健康と断熱。

東京で高断熱な家を建てるならRCdesign

IMG_7865雨時々くもりの東京です。

そんな今日は朝から中野区本町の現場へ、地鎮祭を執り行って頂きました。オーナー様ご家族には足元の悪い中お付き合い頂き、またお心遣いを賜り、感謝申し上げます。雨降って地固まり、降神時には雨が止むという素晴らしい地鎮祭でした。その後近隣まわりなど。

午後はお問い合わせ対応、横浜市中区野毛町計画検討、資料作成、上板橋2丁目計画検討、図面作成など。夕方は提携会社さんと電話、北松戸計画検討、練馬区田柄計画検討、ミーティングなど。

来週にはまたもや台風が上陸するという予報もあります。是非早めの対策をお願いいたします。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第307回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

テレビをつけると、健康に関する情報が、毎日のように紹介されています。テレビだけではありません。雑誌でもラジオでも、たくさんの情報が紹介されています。

日本人は、病気の予防や健康増進に関して勉強熱心です。ところが、それを毎日実践するとなるとなかなか・・・。習慣になるまで継続するのは大変ですからね。

ところで、あなたは『体をよく動かす人ほど長く生きる傾向がある』ということをご存知ですか?

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」では、65歳以上の高齢者に対して、生活の中で毎日40分は体を動かすことを勧めています。

といっても、特別な運動をする必要はありません。家事の合間にストレッチをするなど、意識して体を動かすことを習慣づければいいだけなんです。

ただそれだけのことで、認知症の発症を遅らせることができるというメリットもあります。

ところが、室内が寒いと体を動かすのが億劫になります。他の部屋が寒いと、暖房が効いた部屋だけで過ごしがちになります。

そうなると、体を動かす機会が減るので健康に良くありません。

ある調査によると、室内での活動量と住宅の室温は関係していることがわかりました。

人の活動量を減らす原因は、暑さより寒さです。

ですから、健康に暮らすためには住宅の断熱性を高める必要があります。冬でも暖かく、部屋毎の温度差が少ない家が理想的です。

そんな住宅で暮らすと、血圧の急激な変化を防ぐこともできます。

ご存知の通り、冬のトイレや浴室で、温度差によるヒートショックを起こす事例は毎年発生していますからね。

また、断熱性が低い住宅は、結露が発生しやすいので劣化しやすく、メンテナンス費用がかさむ傾向があります。体と住宅の健康を保つために、断熱性の追求は大切です。今の季節だからこそ、厳しい冬の寒さのことも考えておいて欲しいと思います。

といっても、その地域の気候によって、必要な断熱性は異なります。やみくもに高断熱を追求するのではなく、その地域に最適な性能を業者と相談するといいですね。 

それでは良い週末を。

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快適な家の条件とは。

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晴れ時々曇りのち雨の東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、タイル屋さん来社打ち合わせ、その後金融機関と法務局へ書類受け取りに、帰社後は土地家屋調査士さん来社打ち合わせ、世田谷区砧計画検討、徳丸6丁目計画検討など。

午後はミーティング、ご近所のリフォーム工事検討、電気屋さんと電話、板橋区役所前計画検討、図面作成、西台のお客様来社打ち合わせ、出版社さんと電話など。夕方は練馬区田柄計画検討、サッシ屋さんと電話、資料作成、中野区野方計画検討、ミーティングなど。

いよいよ飛散もピークを迎えているようですね。頑張りましょう。

ではこちら。

断熱フィルムは効果なし?冷暖房効率を上げるには

断熱性を高めて冷暖房効率を上げるのは難しい
「今ある家に付ければ冷暖房効率アップ」。こんな商品が、インターネットでもホームセンターでも数多く販売されています。該当商品を大きく分けると、「遮光で冷房効率アップ」を狙ったものと「断熱で冷暖房効率アップ」を狙ったものに分けられます。

真夏の直射日光が入る家の場合、遮光して冷房効率を上げるという方法には一定の効果がありそうです。しかし、「家の断熱性を高めて冷暖房効率を上げる」というのは、後付け商品ではなかなか難しいと思われます。
2015年3月16日 11時0分 JIJICO

なるほど。

これはなかなか良い記事ですので、ご紹介しておきましょう。

一般的に、熱の伝わり方や空気の特性などは、よほど専門家でなければ、理解されている方は少ないでしょうし、それゆえに勘違いの多いところではないでしょうか。

ここにきて日中はだいぶ寒さも緩んできましたが、朝晩はまだまだ寒い日も多いですね、この冬の寒さを乗り切るためには、何らかの室内暖房が必要になります。

何の暖房もせずに家の室温が上がるということは基本的にありません。もちろん日射があれば別ですが。

折角エネルギーを使って暖めた室温を、なるべく損失することなく過ごせれば、省エネにつながるわけですが、そのために必要なのが断熱ということになります。

断熱は室内の温度を外に漏らさない、または外の温度を室内に入れないということですが、空気を伝わって出入りするものと、壁や屋根などの部材を通して伝わるものがあります。

最近の家であれば、最低限の断熱をしているはずですが、その部分に比べても、断然性能の低い部分が窓ガラスなんです。一般的な板ガラスでは、ほぼ外と中の温度が一緒と思っても良いくらい、すぐに熱を通してしまいます。

そこで、よく言われるのが、厚めのカーテンに交換するとか、窓に断熱フィルムを貼るとか、比較的簡易的な対策です。これらは全く効果が無いとは言えないまでも、家全体の性能からすれば、非常に限定的な効果と言わざるを得ません。

ちなみに、遮熱という言葉と断熱ではちょっと意味が違うんです。正確にお伝えするのも難しいのですが、簡単に言うと、遮熱は太陽の熱線を遮るということで、夏の強い太陽が、日射の当たる部分の温度を上げてしまうことを押さえることが目的になります。

ですので、夏の暑さを緩和するには、遮熱が必要ですし、冬に室内の暖かい空気を逃がさないためには断熱が必要ということです。

いずれにしても後付けの対策では、家全体の冷暖房効率を改善することは非常に難しいと言えます。

記事もありましたが、冷暖房効率の高い家を目指すのであれば、家を建てるとき、つまり最初の設計段階から計画しておかなければいけません。住宅の冷暖房効率を左右する要素は、大きく3つ「断熱性」と「気密性」、そして「空調範囲」です。これらについて、考えておくことで「冷暖房効率が高い、快適な家」ができます。

基本的には、壁に高性能な断熱材を十分に使うことが断熱性能を上げるための基本になります。一方で気をつけなければいけないのが、窓の面積なんです。先ほども書いたように、一般的なガラスの場合、窓の断熱性能は壁の5分の1〜7分の1程度しかありません。

ですので、サンルームのような、大きな窓が沢山ある家では、いくら壁に高性能な断熱材を使っても、冷暖房効率は全く期待できないのです。

さらに気密性についてですが、これは建物の構造が大きく影響します。というのは、壁と床、天井を一体で隙間なく作る鉄筋コンクリート構造が有利で、それ以外はどうしても不利になります。

良い例では、エアコンのカタログにある対象となる広さの目安で、鉄筋コンクリートと木造で違っている(木造の方が対象面積が狭い)のは、そのためです。マンション並みの気密性を求めるのであれば、戸建ての家でも鉄筋コンクリート造りにした方が賢明ですね。

最後に、住まいづくりをご検討の方にも人気の高い「吹き抜け」や「リビングにある階段」などは本当に注意が必要なんです。

冬は暖かい空気が上に上がっていきます。エアコンで暖められた空気は上層に上がっていきます。結果として、いくらエアコンを入れても人がいる床が暖まってこないという、快適性の低いリビングになってしまいます。
 
安全で快適な住まいを建てるなら、是非RC(鉄筋コンクリート)住宅をご検討ください。

それでは。

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LIXILで断熱リフォームとか。

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スッキリ晴れても寒い東京です。

そんな今日は朝から電気屋さんと電話、都市銀行さんと電話、資料作成、その後中野区南台計画の現場へ、大工さんと打ち合わせ、現調など、帰社後は井戸屋さんと電話など。

午後は小金井東町計画検討、世田谷区弦巻のOBオーナー様とお電話、地方銀行さん来社打ち合わせ、資料作成、世田谷区若林計画検討、原稿作成、お問い合わせ対応、板橋区弥生町計画検討、内装商社さんと電話など。夕方はガス会社さん来社打ち合わせ、ミーティング、世田谷区砧計画検討、資料作成など。

そう言えば、昨日ベトナムの実習生に作業服のフィティングをしようとしたところ、ズボンのウエストを持つと、いきなり首に巻き付けていてビックリしました。聞いたらこれでウエストのサイズを測るそうです。面白い風習ですね。

ではこちら。

暖房をつけているのに寒いのは「断熱性」の低さが原因!LIXIL “ほっとリフォーム” スペシャルサイト 本日11月21日(金)オープン

“浴室のブルッ” “台所の足元の冷え”など、 冬のおウチの「困った」を解決する、気軽な「断熱」を新提案〜

LIXIL「ほっとリフォーム」スペシャルサイト :http://www.lixil.co.jp/reform/hot/

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、部屋の壁や床を手軽に断熱仕様にし、一部屋を快適空間にすることができる断熱リフォーム新工法「ココエコ」を始めとした断熱商品を展開しています。この度、冬のおウチの「困った」を断熱によって解決できることを提案する「ほっとリフォーム」スペシャルサイトを11月21日(金)よりオープン致します。
 
11月下旬に差し掛かると朝夕の冷え込みも厳しくなり、すっかり本格的な冬の到来を迎えました。家の中でも、例えば浴室や台所の足元等、様々な場面で寒さを感じる事が増えてきたのではないでしょうか。
2014年11月21日 14時48分 PR TIMES

なるほど。

さすがはリクシルさん、適切なタイミングでタイムリーな営業支援をしてくれています。

今回のニュースは、やっと気が付いたのか?とちょっと不思議な感じもしますが、断熱に注目した各種リフォームを提案するものとなっています。

記事によると、LIXILさんが2013年9月に実施した「自宅における冬の寒さ対策と窓に関する意識調査」では、暖房の設定温度で最も多いのが「28℃」という回答だったそうです。これは環境省が推奨している暖房の設定温度の「20℃」を大きく上回っているわけですが、これほど高い温度にも関わらず、家の中で寒さを感じてしまうのは、やはり家の「断熱性」の低さが影響していると言わざるを得ません。

そこで、記事にあるスペシャルサイトでは、暖房をつけているのに足元が冷える等、冬にありがちな家の「困りごと」を例に挙げながら、その原因とメカニズム、断熱による解決方法をわかりやすく解説されています。

すでにご存じの方も多いと思いますが、近年は寒い脱衣所や廊下と、お風呂やリビングとの急激な温度差(ヒートショック)が原因で命を落とす高齢者が増えてきており、家で感じる寒さは時には大きなリスクも潜んでいるわけです。

そんな危険から身を守るためにも、LIXILは一部屋からどこでも気軽にできる「ココエコ」を始めとした断熱リフォームで、身体にとってより快適な暮らしを提案していくそうですので、既存の家を少しでも安全で快適な住まいにしたい方は、このようなリフォームが必要になりますね。

もちろんこれから家を建てるという場合にも、この断熱性能が家の快適性を決める最も重要な部分であることに違いはありません。

ちなみに、冷え込んだ冬の朝、リビングの室温は何度ありますか?

是非一度温度計で確認してもらいたいのですが、就寝前に24℃程度の室温だったとしても、暖房を消した後、朝には5℃以下になっているとか、そこまでではないにしても、吐く息が白くなるようだと、それは断熱性や気密性が高いとは言えません。

冬の暖房時は、一般的に開口部から58%もの熱が流出し、外壁や屋根、床などからも熱は逃げています。暖かく過ごす為には、壁や床、窓などの断熱性を高め、魔法瓶のように部屋の保温力を高めることが重要なんですね。

家づくりには、冬暖かくて夏涼しい、そんな快適な住まいを省エネで実現することが大切ですが、それを確実に実現出来るのが、RC(鉄筋コンクリート)住宅なんです。家を建てるなら、是非RC住宅をご検討ください。

それでは。

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洞窟を住まいにするなら。

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晴れた東京は暖かく風が強いです。

そんな今日は朝から社内ミーティング、その後電話屋さん来社、耳鼻科、原稿チェック、お問い合わせ対応、文京区向丘計画のお客様とお電話、ありがとうございます。都市銀行さんと電話など。

午後はお問い合わせ対応、渋谷区神山町計画検討、成増でご検討のお客様とお電話、事務機屋さん来社、信用金庫さん来社、構造担当と電話、渋谷区恵比寿2丁目計画検討、出版社さん来社打ち合わせなど。夕方は設備屋さん、電気屋さん来社打ち合わせ、関連会社社長と電話、北区田端計画検討など。

油断して投薬を怠ったら、ヒノキに打ちのめされました。

ではこちら。

石器時代モダニズムな、洞窟のような家

この家を見て「はじめ人間ギャートルズ」を思い出すのは誰ですか。

石器時代を思わせる石のデザイン「Malibu Romantic Retreat」は、鉄骨と軽量コンクリートによって形作られた、日常から逃れて魂を休める別荘。

サンタ・モニカ・マウンテンズ国立保養地のエリアに位置していることから、建築家Phillip Jon Brownさんは石のようなデザインを思いついたのだとか。

周囲をボニーマウンテン、太平洋、ロサンゼルス市が囲み、どの方向も見事な景色が広がります。リビングから見える太平洋、素敵です。

さすがに「石」の上には寝ませんね。ベッドなどの家具やリネンは、もちろん現代のものを使います。

洞窟の壁がそのまま家になったみたいに、まるでテーマパークのアトラクションのようなつくり。子供が一番喜びそうです。不思議なリラックス感が醸し出されます。
roomie 2013年04月14日19時00分

130412flintstone06なるほど。

これは本当にテーマパークのような住まいになっていますね。きっと食事はマンモスの肉に決まっています。

一見すると確かに洞窟を利用した住まいのように見えなくも無さそうですが、残念ながらこれらは張りぼてと言わざるを得ないでしょう。

まあぱっと見それらしければ良い、というオーダーならこのような作品も楽しいかもしれませんが、本来の住まいとしては少々役不足かもしれません。

そもそも、人類が洞窟を住まいに選んだ理由といえば、その強度、安全性が第一、つぎに室温の安定性が優れていたからだと思います。

しかし、残念ながら鉄骨と軽量コンクリートで造られている建物では、骨組みとしての強度は確保出来ても、軽量コンクリートでは強度を期待出来ませんので、安全性に疑問が残ります。

また、軽量コンクリートだけでは、断熱性能や蓄熱性もあまり期待出来ませんので、住み心地という点ではイマイチではないでしょうか。

日本でもALCと呼ばれる建築材料がありますが、これはオートクレーブ養生した軽量気泡コンクリートの
略称です。凄く簡単に言うと軽石みたいな材料です。

鉄骨造の外壁などによく使用される材料ですが、この材料そのものの強度や、断熱性には疑問を持たざるを得ないというのが私の個人的な見解です。

もちろん工場でしっかり管理されているから安心ということは言えますので、その用途によっては適している場合もあるでしょう。

ちなみにこの記事に登場する建物は、2012年にそれまでの持ち主だったアメリカの元テレビ・ラジオパーソナリティーDick Clark氏が亡くなり、350万ドルで売りに出された物件だそうです。

本当に洞窟のような快適性と安全性を適正な価格で望むなら、ここは是非RC(鉄筋コンクリート)住宅をご検討くださいませ。

それでは。

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