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立秋の東京です。

そんな今日は朝から資料作成、徳丸6丁目計画検討、提携会社さん来社打ち合わせ、新宿区北新宿計画検討、横浜市中区計画検討など。

午後は見積作成、徳丸の現場視察、出張所、ご近所のリフォーム工事のお宅へ部品お届けと軽作業、資料作成、練馬区田柄計画検討、東大泉計画検討など。夕方は提携会社さんと電話、板橋区板橋3丁目計画ではコンクリート打設、ミーティングなど。

残暑お見舞い申し上げます。昨日の37.7度と比べてすっかり秋の雰囲気になりました。

ここでお知らせです。誠に勝手ながら、弊社では下記のとおり夏期休業日とさせていただきます。お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

休業日:8月9日(日)〜8月16日(日)

ようやく猛暑も一息ついた感じですが、来週は夏休みという方も多いと思います。是非この機会に住まいづくりを考えてみてはいかがでしょうか。それでは土曜日恒例の家づくり講座第259回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

今日は『商圏』についてお話します。

その場所に店舗を構える時、業者は商圏について考えます。これは職種を問いません。販売業の場合、遠方から来るお客さんを想定して駐車場を多めにするなど、「どのように工夫したら客数を増やせるか」を考えます。

ところが、建設業の場合はちょっと違います。来客の利便性も大切ですが、自分たちの利便性も重視します。

だから、「当社から半径10キロメートル以内の新築・リフォームだけを承ります」「当社の商圏は、車で30分以内の地域に限らせていただきます」というふうに、それぞれが独自に設定しています。

じつは、これにはちゃんとした理由があります。それは、

・移動時間が長いと職人が疲れるだけでなく、作業時間が短くなる分だけ工期が長くなり、あなたに請求する人件費を増やしてしまう

・水漏れなど、緊急の不具合に対して素早く対応できない

・必要最小限の接触しか持てなくなると、家の傷みに気付けなくなるかもしれない

などというものです。つまり、施工中も完成後も、その家や家族に責任を持って接したいということです。

今は、地域のつながりが希薄になっている時代です。それを快いと思う人もいます。しかし、地域密着型の業者は、それではダメだと感じています。

「自分たちが建てた家で、末永く幸せに暮らしてもらいたい。万が一の時、素早く手助けをしたい。そのためには、完成後の付き合いも大切にしたい」と思っているんです。

あちこちの工務店が、木工教室やいも掘りなどのイベントを定期的に開くのはそのためです。これから新築を考える人に来てほしいのはもちろんですが、自分が建てた家に住んでいる人とのつながりを大切にしたいんです。

それは、お互いに力を合わせて家を守っていきたいからです。

ですから、あなたが気に入った業者が、「すみませんが、あなたの希望する土地は当社の商圏外ですからお断りさせていただきます」といっても、どうか腹を立てないでください。

無理を通してお願いしても、あなたには先ほどお話しした『損なこと』が待っているだけです。

そんなリスクを引き受けるよりも、もっと近くにある業者の中からより良い業者を探した方が賢明です。

そういえば、たまに「本当に大丈夫だろうか?」と心配になるほど広い商圏を設定している業者を見かけます。限界まで触手を伸ばさないと受注できないのか(きつい表現でスミマセン)、施工だけが目的で、完成後の家を守ることに関心がないのか・・・。その業者の本音を聞き出してみたいものです。^^;

弊社の施工可能エリアにご興味を持って頂けましたら、是非お気軽にお問い合わせください。

それでは良い夏休みをお過ごしください。

今日もありがとうございます。


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