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くもり空の東京です。

そんな今日は朝から渋谷区富ヶ谷計画検討、図面作成、電気屋さんと電話、杉並区高円寺南計画検討、提携会社さんと電話、お問い合わせ対応、渋谷区桜丘計画検討、資料作成など。

午後は渋谷区西原計画検討、書類作成、図面作成、リフォーム工事計画検討、セキュリティ会社さん来社打ち合わせなど。夕方は提携会社さん来社打ち合わせ、電気屋さんと電話、文京区白山計画検討、ミーティングなど。

雨が降ってきたようです。

ではこちら。

1906年に日本人が建てた建築物は今でも「現役」、ちょっとしたミステリーも=中国

旧満州の中国東北部には、今でも日本統治時代の建築物が少なからず残っており、その多くが文物保護単位(日本の指定文化財に相当)に指定されている。中国メディアの百家号はこのほど、遼寧省瀋陽市にある日本統治時代の建築物について紹介する記事を掲載した。いまだに解けない「謎」があるという。

記事が紹介したのは、瀋陽市にある旧「七福屋百貨店」だ。1906年に日本人によって建設された鉄筋コンクリート造りのこの建物は、当時最大の百貨店だったという。ちょうど三角形の地形に建てられているので建物も三角形で、1934年に1度建て替えられたそうだ。建物の外観は装飾が凝っており、重厚で安定感があると紹介している。
2021年6月3日 15時12分 サーチナ

なるほど。

これはなかなか興味深い記事です。

残念ながら私は歴史についてあまり詳しくはないのですが、歴史上のある時期においては、中国の一部を日本が統治していた時代がありました。

お恥ずかしながら、そんな時代の終焉が第二次世界大戦だったというところまでなら、何とかお話しについて行けるかと思います。

日本はもちろん敗戦国ですし、そもそも基本は木造建築が主流でしたので、他の国々に比べて歴史的建造物が少ないのですが、地震などの自然災害が多いというところもまた要因のひとつだと思います。

そんな中で、中国には未だに当時の建物を残してくれているところもあり、日本でいうところの指定文化財になっているというのは嬉しいですね。

記事によれば、七福屋百貨店は戦後、工業展覧館や遼寧軽工商店、薬局、百貨店として使用され、現在ではホテルとして使用しているということです。そして、2013年に瀋陽市レベルの文物保護単位に指定されたと伝えられています。

ところで、記事にあったこの建物の何が「謎」なのかというと、それは「階数」だそうです。

記事によると、現在地上部分が6階建てのこの建物は、多くの資料によると6階部分は戦後に増築されたと思われるということなんです。

しかし、一部のネットユーザーや文化財愛好家からは、1934年に建て替えた時に6階建てになったとの意見が出ているそうで、さらにはもともと6階建てだったのを1934年の建て替え時に5階建てにしたが、戦後に6階部分を加えてもとに戻したとの意見もあり、ちょっとしたミステリー扱いになっているということです。

さすがにこの建物の歴史を語れる人はいらっしゃらないということなのでしょうか。すでに建て替えられてからでも90年近く経っていますから、生き証人を探すのも難しいのかもしれませんね。

90年前の中国で、どれほどの技術と材料が用意出来たのか定かではありませんが、それでも今も現役で使われているとは、さすがRC(鉄筋コンクリート)造と言えるでしょう。

今まではあまり縁がありませんでしたが、コロナ禍が落ち着いた日には、是非中国にもこんな建物を見学しに伺ってみたいと思います。

長持ちする家をお探しなら、住まいはRC住宅がオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


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