気持ちいい家を建てるならRCdesign

くもり時々晴れの東京です。

そんな今日は朝から書類作成、その後文京区白山の現場へ、地鎮祭を執り行って頂きました、ありがとうございました。帰社後は杉並区高円寺南計画検討、港区高輪のお客様とお電話、お問い合わせ対応など。

午後は提携会社さんと電話、文京区水道橋計画検討、見積作成、地盤調査会社さん来社打ち合わせなど、サッシ屋さん来社、北区赤羽西計画検討、提携会社さんと電話、杉並区今川計画検討、書類作成など。夕方は渋谷区西原計画検討、資料作成、目黒区原町計画検討、ミーティングなど。

今日も天候に恵まれました。

ではこちら。

気持ちが悪くなる木造建築

「ウッドショックからウッドチェンジへ」。

そんなキャッチフレーズがある。森林林業白書の公表や、5年ごとの森林林業基本計画とか、木材利用促進法の改正などなど、林業関係の発表にちなんだ林野庁からコメントに登場するのである。

まあ、キャッチフレーズとしては悪くない。木材価格高騰で騒がれるウッドショックを、木材利用促進にチェンジしたい気持ちもわかる。林業振興、山村再生、それに世の中、これからは「脱炭素」ですから……。

だが、へそ曲がりな気持ちがムクムクと湧いてきた(笑)。木材のどこがそんなにいいんだ、とにかくネコも杓子も木材に変えればいいのかよと、思ってしまう。木材を経済や環境問題の道具として取り上げるが、その前に木材の良さを感じているのか。人間の官能が木にどんな反応をするのか考えたのか。いや、誰でも木材は気持ちいいに決まってる、目にしても触っても、臭いを嗅いでもみんな木の家が好きじゃないか……と自明のようにいうが、それは怪しい。
BLOGOS 田中淳夫 2021年06月22日 10:21

なるほど。

これはまた興味深い記事が書かれていました。

その内容が非常に鋭いご指摘で、同じ業界の方かと思ったら、日本唯一にして日本一の森林ジャーナリストという肩書きの方で、森林と人の豊かなつきあい方を模索するという目的で活動されているようでした。

建物に関する評価も適切で、京都の歴史的建造物でも、その意匠や材料、施工方法までをしっかりと評価されて頂けたのが良かったと思いました。

記事の中でもご指摘されていましたが、気持ち悪い木造建築だってあるんじゃないかと考えてみる。木をたっぷりつかっているけど、なんか違和感があるとか、似合わないとか。それがデザイン上のことなのか、使い方を誤っているのか。何かしらの違和感を感じる部分に注意すると良いと思います。

東京オリンピックのメイン会場も、全国の材木を使用し木のぬくもりが感じられるスタジアムと言われています。が、構造的には木材が負担する部分は無く、鉄骨の周りに木を貼った材料を仕上げとして使われていますし、木材を仕上げに使用するにしても、もう少し適材適所ってあるのではないかと、私は思います。

さらに今回のコロナ禍では、ウッドショック と呼ばれる状況の中、明らかになってしまったのが木材の国内自給率が4割にも満たなかったことだと思います。

本来ならば、自国で材料の調達ができるものだと思いますが、安価に調達することばかりを考えていたために、国内の産業を衰退させてしまったということを、もっと反省しなければいけないと思います。

気持ちいい家をお探しなら、RCdesignまでお気軽にご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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