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晴れ時々曇りの暑い東京です。

そんな今日は朝から5丁目リフォーム工事の現場で工事立ち会い、お客様と打ち合わせ、帰社後はお問い合わせ対応、書類作成、板橋区弥生町計画検討など。

午後からは北区西ヶ原計画の現場にてお客様と打ち合わせ、ありがとうございます。一旦帰社後は9丁目のお客様宅へ書類お届け、7丁目の現場視察、5丁目の現場で工事立ち会いなど。夕方帰社後は小金井計画検討、練馬区田柄計画検討、お客様とお電話、書類作成、5丁目現場視察など。

久しぶりの暑さでお疲れの方も多いのではないでしょうか。そんな今日は土曜日ですので、恒例の家づくり講座第214回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。 

さて、いよいよ新居が完成すると、引き渡しの前に『完成検査』を行います。検査には、行政などの確認検査機関が行うものや、瑕疵担保保険によるもの、規模や地域によっては、消防の他道路、緑地、清掃事務所など、いろんな検査を受ける必要があります。もちろん施主検査もあり、それを行うのは施主・・・つまり、あなたです。

以前、新築経験がある人たちに尋ねたところ、「表面的な部分しか見なかった」という人が多かったのが印象的でした。

でも、専門知識が無い場合は当然のことですし、むしろ工事途中にその都度確認していれば、そんなに大きな問題は起こらないものです。業者によっては形式的にチェックシートを渡してくれるところもあるようですが、何のアドバイスもないまま施主が検査をするといっても、一体何を見ればいいのか。それも後ろに無口な業者を従えて、緊張するような状況の中で・・・。

さて、完成検査では、床下から天井までをチェックするのが理想です。ちなみに、『完成検査 チェックシート』などのキーワードで検索すると、具体的な検査項目を見ることができますが、構造や用途によって違う場合もありますので、よろしかったら参考にどうぞ。

もしあなたが、ある程度の知識がある方なら、チェックシートを印刷して臨めば大丈夫でしょう。

しかし、知識不足でどうしても不安な場合は、同じ地域の別の業者に同行してもらい、一緒に検査する方法もあります。その場合、施工業者に紹介依頼するのではなく、自分で探して依頼するのが賢明です。

なぜなら、あなたが欲しいのは『第三者の専門的な目』ですから。

最近は設計事務所などでも、第三者として同行することを、お仕事にされているところもありますので、探してみてはいかがでしょうか。

ところで、完成検査から引き渡しまでの期間は、業者によってさまざまです。2〜3日で引き渡す業者もいれば、1〜2週間確保している業者もいます。

何も問題のない家ならば2〜3日で引き渡してもらって大丈夫でしょうが、・指示した壁紙と違う・溜めた水を一気に流したら、床下からチョロチョロ音がする・床がきしむ・床にビー玉を置いたら転がってしまったなど、多くの家では大小の問題が発見されます。

これらの問題を、引き渡しまでの期間に対処できればいいのですが、間に合わない場合もあるかもしれません。

その場合、引き渡しが遅れたり、引き渡後に対処したりと、施主には少なからず負担がかかります。これは、できるだけ避けたいことですよね。

ですから、完成検査から引き渡しまでの期間には注意してください。最低でも1週間は確保しましょう。

完成検査の時に第三者を同行させたいなら、早めに依頼して、施工業者にもその旨を伝えておきましょう。

いい家が建ちますように。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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