災害対応の家を建てるならRCdesign

晴れのち曇りの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、港区南青山計画検討、見積作成、渋谷区計画検討、書類作成、提携会社さんと電話、その後練馬区上石神井の現場視察など。

午後からは三鷹方面へ、お客様と打ち合わせ、その後日野計画の現場視察へ、内装屋さんと打ち合わせなど。夕方帰社後は電気屋さんと電話、荒川区西日暮里計画検討、大田区仲池上計画検討、お問い合わせ対応、資料作成、ミーティングなど。

札幌では初雪になったとか、こちらは日中の車でエアコンを使うほどでした。

ではこちら。

東京ゼロメートル地帯の5区 台風19号で250万人避難検討したがパニック恐れ公表せず

台風19号に際し、東京二十三区東部の江東五区(墨田、江東、足立、葛飾、江戸川)が、最大二百五十万人を対象とした避難計画を初めて発動させることを検討したものの、見送っていたことが分かった。

計画では検討開始の段階で公表するはずだったが、パニックを恐れ公表せず。もとから課題は多かったが、この計画、実効性はあるのか。
2019年10月31日 配信 東京新聞

なるほど。

ちょっと残念な記事というか、行政の在り方みたいなところや、全てにおいて自己責任ということも含めて、防災について真剣に考えなくてはいけないようです。

本来は想定出来る被害を元に、安全第一で避難をすることが目的だったと思うんですけど、どこかにブラックボックスがあり、折角の避難計画も実行されなかったんですね。

記事では、行政の防災危機管理課課長さんのコメントとして、発表すると不安を感じた多くの住民が短時間に駅に殺到したり、車で避難しようとして大渋滞が起こり、車に乗ったまま被災する危険が予想されたため発表しないことにしたと説明されていました。

計画では、避難情報などの発令を検討開始した段階で公表する、という決まりがあったようですが、その段階ですでに間違ってしまっていたようです。

この計画はそもそも、近年多発する大雨災害に備えて、海抜ゼロメートル地帯の広がる江東五区が、協議会をつくって練ってきたもので、昨年八月に「江東五区大規模水害広域避難計画」を策定していました。

荒川や江戸川が同時に氾濫した場合、ほとんどの地域が浸水し、人口の九割以上に当たる二百五十万人が被害に遭い、二週間以上水が引かないとして、五区から出て、親戚、知人宅や宿泊施設、勤め先など各自で避難先を確保するよう求めた内容になっています。

しかしながら、この五区外の避難所の確保については国や都などで協議している段階で、自力で避難先を確保できない人や、独居の高齢者など動けない人たちをどうするのかなど、多くの課題が当初から指摘されていたんですね。

国民の生命と財産を守るために、法律や条例などがあり、それをしっかりと運用して頂くのが、行政に関わる方々だと思いますし、いつも自己犠牲の上に対応して頂いていることは、感謝しなくてはいけません。

しかしながら、近年の気象条件はこれまでの想定を超えることも多く、想定そのものが甘くなっていることもあるでしょうし、変化のスピードが早いことからも、対応が遅れてしまうことにつながっているように思います。

出来る限りの想定と対策は、行政に頼る部分もありますが、国民一人一人個々の意識もまた、変化させていかなくてはいけないのではないでしょうか。

万が一の時に、行政の責任を追及したところで、全てが元通りになるわけではありませんし、何よりも命があってのことに違いありません。

となれば、避難の判断を行政の指示を待つよりも、自分の判断で動き始めることが必要ですし、さもなければ、自分たち家族の生命と財産を守れるような、垂直避難が出来る安全な住まいを用意しておくことが重要だと思います。

災害から家族を守る家をお探しなら、RC(鉄筋コンクリート)住宅を是非ご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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