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朝から雨の東京です。

そんな今日は朝から原稿チェック、ガス会社さんと電話、練馬区田柄計画検討、図面作成、文京区本郷計画検討、渋谷区東計画検討、資材発注など。

午後は豊島区目白のお客様とお電話、ありがとうございます。図面作成、防災業者さんと電話、渋谷区恵比寿2丁目計画検討、ご近所の賃貸マンション補修工事、お問い合わせ対応、土地家屋調査士さん来社打ち合わせなど。夕方は資料作成、葛飾区新小岩計画検討、渋谷区東計画のお客様とお電話、溶接屋さん来社打ち合わせ、PCメンテナンス、ガス会社さんと電話、設備屋さんと電話、板橋区弥生町計画検討など。

久しぶりにサッカー日本代表の試合がありましたね、ニュージーランドとの対戦で4−2で勝ちましたが・・・少々消化不良な感じです。

ではこちら。

同じ揺れでも地盤により震度1.5の差が出る −命が助かる家・土地、4つの鉄則【3】

地震の専門家から震災後に飛び交った「想定外」という言葉。震災前の安全神話はもろくも崩れ去った。大災害にも負けない住まい選びに必要な知識を徹底的に検証する!
震災による被害の大小は、地盤に大きな影響を受ける。自分の住もうとする地域の地盤は、過去にさかのぼって徹底的に調べたほうがよい。

地震発生時、震源地から発せられた地震動は地上まで達するとまた戻ってゆくが、その速さは地盤の硬さにより変化する。硬い地盤は速く伝わり、軟らかくなるほど速度が遅くなる。この違いにより、強い地震動を起こす。つまり地盤により同じ地震でも震度が違うのだ。沖積層など軟らかい地盤では、震度で1.5強くなる。震度5強ならば震度7に増幅されてしまう。

関東地方では、武蔵野台地の東端であるいわゆる「山の手」は、関東ローム層である台地の上にあり、比較的硬い洪積層であるが、荒川低地などは河川の土砂などが堆積した軟らかい沖積層である。荒川を中心とした城東地区は地震の揺れが強くなる地盤が多い。 
プレジデントオンライン 2014年03月05日12時15分

なるほど。

これまでは住まいづくりを考える時、どうしても価格や利便性だけで選ばれる場合も多かったと思いますが、震災以降は少しずつ地盤に関しても意識されるようになったのではないでしょうか。

しかしながら、震災の教訓も3年を過ぎると徐々に記憶から薄れていくようでもあり、またアベノミクスで少々インフレが進んだりすると、より安全性よりもコストが優先されるようなことになってくるかもしれません。

記事にもあるように、これから住まいづくりを始める方には、やはり安全性はもちろんのこと、地盤補強費が安価に済むこともありますので、出来ることならなるべく地盤の良い場所を選んで頂くことをオススメいたします。

しかし、現在お住まいの地域が軟弱地盤という方も、あきらめるのはちょっと早いです。

今の技術では、ほぼ不可能は無いと思えるくらいいろいろな策があるものです。地盤の補強方法もその程度によって様々な工法がありますし、液状化対策も信頼性の高い方法が以前より安価に実現出来るようになってきました。

また、より安全に安価で適正な方法を決定するためには、正確な地盤調査も必要で、どちらかというと簡易的なサウンディングではなく、標準貫入試験(ボーリング調査)を行なうようにしましょう。

その結果と建物の重量などを解析した結果から、最適な地盤補強方法を決定すれば、地盤保証を付けるサービスもありますので、是非利用するようにしましょう。

ちなみに弊社では、一般社団法人ハウスワランティと提携のうえ、全てのお住まいに地盤保証を付けさせていただいております。

これから住まいづくりをお考えの方には、是非一度液状化予想図などは目を通されておくと良いと思いますので、東京都土木技術支援・人材育成センターをご紹介しておきます。(http://doboku.metro.tokyo.jp/start/03-jyouhou/ekijyouka/index.htm

ほかにも土地の変遷を航空写真で比較できる国土地理院の「国土変遷アーカイブ空中写真閲覧」(http://mapps.gsi.go.jp/)なども参考になると思います。

比較的古くからある街なら、地名に着目し「台」「谷」「砂」や「さんずい」がつく土地なども、その地域の命名された時点での特性が含まれている場合が多いので、参考になるでしょう。

地盤のほかにも、防災的な観点から地域の特性を考えなくてはいけません。自分の住む家が安全であっても、周囲が危険な地域では不安もあります。特に木造建築密集地域では、避難通路の確保や消防車や救急車が到達できるかどうかを最低限チェックしたいところです。

これから暮らす街と住まいです。最低限の安全が確保されるよう冷静に判断しましょう。 

それでは。

今日もありがとうございます。


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