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台風一過の東京は暑くなりました。

そんな今日は朝からサッシ屋さんと電話、渋谷区東のオーナー様とお電話、原稿作成、徳丸6丁目計画検討、設備屋さんと電話、練馬区田柄計画のお客様とお電話、書類作成など。

午後は信用金庫さん来社打ち合わせ、板橋4丁目でご検討のお客様からお問い合わせ、ありがとうございます。豊島区駒込計画検討、資料作成、資材発注、設備屋さん来社打ち合わせ、ガス会社さんと電話、世田谷区砧計画検討など。夕方は北区西ヶ原計画検討、出版社さんと電話、お問い合わせ対応など。

台風の影響や被害はございませんでしたか。暑い一日でしたが、夕立の後に虹が出たりして、ちょっとホッとしました。

ではこちら。

「無電柱化民間プロジェクト」が始動、我が国の無電柱化を「景観・観光」「安全・快適」「防災」の観点から応援

諸外国に比べると進んでいない我が国の無電柱化。「景観・観光」「安全・快適」「防災」の観点から、地域住民を始め、地方自治体、企業・団体など国民のあらゆる階層が参加すべき取り組みとして、政府・自民党が推進する無電柱化の趣旨に賛同する人たちが集まり、「〜上を向いて歩こう〜無電柱化民間プロジェクト」実行委員会が設立された。

7月10日には、このプロジェクトに関する発表会が行われ、全国的に無電柱化が展開されるよう民間の立場から応援していくことを約束した。

「昔は、高度経済成長の象徴として、電柱のある風景にも趣きが感じられた。しかし、さらなる発展を遂げる我が国の街並みには、電柱が不釣り合いに映るようになってきた」と、日本芸術院会員・東京芸術大学名誉教授・大阪芸術大学教授で「〜上を向いて歩こう〜無電柱化民間プロジェクト」実行委員会の絹谷幸二実行委員長が挨拶。

「2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが開催されるが、多くの諸外国の人々に、電柱のある街並みを目の当たりにされた時、どのような印象をもたれるのか、非常に心配になる」と、都市の景観を損なう電柱や電線は、我が国にとってよい印象をもたらすものではないと指摘する。「また、都市直結型の大規模災害から、私たちの命などを守るという安全面からも、無電柱化は絶対に実行しなければならないと考えている」と、防災面からも取り組みは必須であると語気を高める。
マイライフニュース 2014年07月10日22時01分

なるほど。

確かに、この部分で日本は残念ながら諸外国に比べると、遅れていると言わざるを得ません。

今回は記事でも紹介されているように、「〜上を向いて歩こう〜無電柱化民間プロジェクト」実行委員会が設立されたということで、著名な方々が委員として名前を連ねています。

〜上を向いて歩こう〜無電柱化民間プロジェクト=http://mudenchuka.jp

日本でもまったく手つかずだったわけではなく、比較的大都市の大通りや、高級住宅街と呼ばれているところなどでは、すでに電柱が無い、電線の地中化が実現されているところもあります。

しかしながら、ほとんどの場所ではいまだ電柱があり、景観や防災、安全面での不都合があるのも事実です。

個人的には、建物の写真を撮ったりすると、必ずと言っていいほど電柱があったり、電線が横切っていて、せっかくのプロポーションを台無しにされることはよくありますね。

また、震災の時などを思い出していただけるとわかりやすいと思いますが、電柱が倒れて道路を塞いでしまったり、断線によって停電の原因になってしまうこともあります。

街づくりの観点から言えば、電柱を無くして、電線を地中に入れることで、景観の確保が出来るということはもちろん、災害時の安全確保や道路幅の狭いところでは、歩行者の安全にもつながるのではないでしょうか。

一方でデメリットが無いわけではありません。何よりこれから推進していくには、膨大なコストが必要です。さらに、一度埋設した部分の点検や改修にも道路を掘削する必要があれば、影響も大きくコストが高くなりそうです。

また、日本では雨の多い時期や積雪があると、当然工事も出来ませんし、実は住宅街の中だと私道という個人所有の道路があったりしますので、これも工事の妨げになるかもしれません。

意外と困るのが電柱に付いている広告や住居表示、時には道路標識など、いままで電柱を便利に使ってきた部分の処置かもしれません。

そんなデメリットと思えることが少なからずありますが、東京はもちろん日本各地の町並みが安全で美しい物になれば、当然国としての評価、価値も上がるのではないでしょうか。

そういえば、先日訪問したベトナムでも表通りは無電柱化が進んでいました。とかく利害関係が複雑で、街づくりに対して理解と協力が乏しい日本ですが、50年、100年後の日本を想像し、強く美しい日本を残しておかなくてはいけません。

それでは。

今日もありがとうございました。


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