安全な家を建てるならRCdesign

シトシト雨の東京です。

そんな今日は朝から荒川区西日暮里計画の現場でコンクリート打設がありました。賃貸住戸のメンテナンス立ち会い、その後左官屋さんと打ち合わせ、中央区湊2丁目計画検討、資料作成、お問い合わせ対応、内祖業者さん来社打ち合わせ、目白計画検討、見積もり作成など。

午後は宅建協会事務、不動産会社へ書類配りなど、帰社後は若木のお客様とお電話、書類作成、原稿チェック、お問い合わせ対応、新宿区東五軒町計画検討、資料作成など。夕方は若木計画のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。横浜市計画検討、ミーティングなど。

梅雨らしい天候が続いていますね、そんな時はじっくりと家づくりの勉強をしてみてはいかがでしょうか。今週も土曜日恒例の家づくり講座第405回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、住まいを新築する目的は、家族がより幸せに暮らすことでしたよね。そのためには、安全予算を厳守しなければなりません。

安全予算を算出するには、現在の家計を把握するだけでは不十分です。20年後、30年後の家計まで予想しなければなりません。その時に欠かせないのが、生活設計を立てることです。

生活設計を立てると、それぞれの段階でやるべきこと、やってはいけないことが明確になります。

ここに、興味深いデータがあります。

生命保険文化センターが、具体的な生活設計を立てている人の割合を調べたものです。

●年齢別
20歳代・・・26.4%
30歳代・・・37.9%
40歳代・・・39.8% 
50歳代・・・42.2% 
60歳代・・・43.3%

●世帯収入別
・300〜500万円未満・・・・39.6%
・500〜700万円未満・・・・46.4%
・700〜1,000万円未満・・55.7%
・1,000万円以上 ・・・・・60.1%

●住居種類別
・持家・ローンあり・・・42.3%
・持家・ローンなし・・・45.3%
・持家・夫婦以外名義・・25.4%
・賃貸住宅 ・・・・・・32.4%
・社宅 ・・・・・・・・50.0%

ちなみに、生活設計を立てない人は、
・将来の見通しを立て難いから
・経済的な余裕がないから
などを理由として挙げています。

『将来の見通しを立て難い』ということは、「住宅ローンを無事に返済できるかわからない」ということですよね。

『経済的な余裕が無い』ということは「住宅ローンを組んだら、今以上に生活が苦しくなる恐れがある」ということですよね。

生活設計を立てないで新築した結果、生活が苦しくなり、破産や離婚に至るケースは少なくありません。

将来までの生活設計をし、一年ごとの収支を予想できれば安全な予算がわかります。

予算次第では、新築より中古や賃貸の方が家族が幸せに暮らせるかもしれません。

家づくりを始める前に、まずはその見極めをしておきたいものです。

今回紹介したデータは、ちょっと前の平成25年のものです。3年おきの調査なので、すでに最新版が紹介されていることでしょう。

「生活予算を組んでいる人の割合が増えているといいなあ」と願っていますが…どうなるでしょうね。
 
それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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