住まいはRC(鉄筋コンクリート)にしなさい!

東京で家を建てるならRC(鉄筋コンクリート)住宅。 (株)RCdesign(アールシーデザイン)社長の日記です。

血圧

いつもありがとうございます。ご愛顧感謝申し上げます。こだわりの一戸建て住宅や2世帯住宅、賃貸併用住宅の安定経営など、RC住宅と住まいに関するノウハウを株式会社RCdesignの代表井上がお届けいたします。

冬の安全入浴法とは

安全な家を建てるならRCdesign

くもりのち雨の東京です。

そんな今日は朝からお問合せ対応、ミーティング、千葉県柏市計画検討、蓮根計画検討、文京区千石計画検討、来客対応、金融機関さんと電話、業者さんと電話、商社さん来社打ち合わせなど。

午後は賃貸管理業務、資料作成、ご近所のお客様とお電話、ガス会社さんと電話、来客面談、社内システム設定、足立区足立計画検討、お問合せ対応など。夕方は溶接屋さん来社、資材発注、港区東麻布計画検討、北区上十条計画検討、ミーティングなど。

改めまして、新年あけましておめでとうございます。
弊社では本日より令和7年の通常業務を開始させて頂きました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ではこちら。

血圧を乱高下させない、冬の安全入浴法。熱めのお風呂、晩酌後の入浴、浴槽で読書…いずれも死に至るリスクが。入浴は18時まで、入る前にはコップ1杯の水を

温かいお湯に浸かって心身を癒やす入浴。しかし、浴室での溺死は家庭内事故のトップであり、高齢者はとくに気をつけなければなりません。気温差が大きく、血圧が上下しがちな冬でも、安心して入浴するためのポイントを聞きました。
2025年1月6日 12時30分 婦人公論.jp

なるほど。

昨日は小寒でしたので、いよいよ今シーズンも寒の入りとなりました。ここからが寒さも本番ですので、体調管理には十分ご注意くださいね。

そういえば先日、お正月に実家の両親を連れて食事に出かけました。ちょうど満席だったので座って待っていたのが10分くらいだったでしょうか、さほど待たされた感じはしなかったのですが、名前を呼ばれたので立ち上がって歩き始めたところ、母が膝から崩れるように床に座ってしまいました。

恐らく立ち上がったことによる一時的な貧血のようでしたが、ちょっと焦ってしまいました。その後は無事に食事をすることが出来ましたので良かったです。

そんなことでも高齢者では注意が必要ということを思い知らされましたが、さらに残念なことに家の中が危険な場所になっているご家庭がまだまだ多く、日本人の家に対する認識を少しでも改めてもらえるように、お伝え続ける必要がありますね。

そしてこの時期には何度でもこの話題に触れておかなくてはいけません。

記事にあった著者さんもおっしゃってました。私は多くの高齢者に入浴指導を行っていますが、日頃の入浴スタイルを聞くとヒヤリとするものばかり。熱めのお風呂が好きだったり、晩酌後の入浴、浴槽の中で新聞を読むという強者も。いずれも死に至るリスクを伴う行為です。とのこと。

これも高齢者あるあると言えるかもしれませんが、とにかく自分のスタイルを貫く意志が強く、今更人の指導は受け入れないという頑固者も多いですが、ここは何とか説得して生活スタイルを変えてもらえるよう言い続けることが大切かもしれません。

記事にあったのは、注意すべきポイントがいくつかある中でも、入浴の流れに沿ってご紹介してくれていましたので、参考にさせて頂きましょう。

まず、入浴のタイミングですが、私が勧めるのは16時から18時。外気温がぐっと下がる18時以降に浴室での事故が急増するというデータがあるため、「夕食の前」を推奨しています。とのことです。

現役世代からするとちょっと早い時間帯ですが、これが一番安全を確保しやすい時間帯ということですので、おすすめするようにしましょう。

そして入浴時には家族に「今からお風呂に入るよ」と声をかけましょう。浴室で何か起きても、発見が早ければ命が助かるケースは多々あります。家族の中で最後に入浴するのもやめましょう。入浴前にはコップ1杯の水を飲むこと。高齢者はのどの渇きを自覚しにくく、脱水症状を招きやすいのです。

ここからはいつもお伝えしていることの繰り返しになりますが、記事にもありました通り、脱衣所は安全のため火を使わないヒーターで温めておきます。大事なのは急激な血圧の上昇を防ぐこと。寒い脱衣所で服を脱ぐと体温を奪われて血管が収縮し、血圧が上がります。そのまま浴槽に浸かると血管に負担がかかり、切れることがあるのです。

そして浴室も入る前にシャワーなどで室温を上げておき、寒暖差がないよう準備を。脱衣所にはいすを用意し、転倒しないように座って着替えましょう。浴室換気乾燥機があれば事前に温められて便利です。

いよいよ入浴です。まずは心臓から一番遠い足にかけ湯をします。お湯の温度は39〜40℃を目安に。そしてザブーンと一気に浸からずに、ゆっくりと。入浴に関する行動は、すべて「スローモーション」で行いましょう。浴槽の中に低めのいすを用意し、最初に半身浴をしてから肩まで浸かるのがおすすめです。

そして湯上がり後もコップ半分〜1杯の水を飲むこと。発汗による脱水で血液がドロドロになると、寝ている間に血管が詰まることもあるからです。そして「お風呂から上がったよ」と家族に声をかけましょう。と書かれていました。

さらに、体調を見極めることも重要です。できれば入浴前に血圧を測り、上が160、下が100mmHgを超えていたらその日の入浴、シャワーはやめること。ほかにも、風邪気味だったり微熱、だるいなど「いつもと違うな」と感じたら控えるのが賢明です。ともありました。

お風呂に入らずに亡くなったという話は聞いたことがありませんが、入浴で命を落としてしまったという話は想像よりも多いのです。昨年はミポリンも同様の事故でしたね。

記事にもありました、下記の10ヵ条をご確認の上すぐに実践してもらえますよう周知をお願いします。

《高齢者の安全入浴10ヵ条》

(1)入浴時の事故は「入浴前」「入浴中」「入浴後」の3回リスクがある
(2)入浴に適した時間は16時から18時
(3)入浴時、すべての動きはスローモーションで
(4)入浴前、入浴後は家族に声をかける
(5)体調が悪い時は入らない
(6)転倒しないための工夫を
(7)食後、飲酒後、家族の中で最後には絶対に入浴しない
(8)早朝の入浴は避ける
(9)高血圧、心疾患の疑いがある人はとくに注意する
(10)自分を過信せず、安全に気を配る

また、浴室で転倒してケガをするのはほとんどが高齢者。危険がたくさん潜んでいる入浴ですが、健康や美容に大きな効果があることも事実でしょう。事故を過度に恐れず自分を過信せず、安全に楽しく入浴が出来ると良いですね。

そのためには、住まいの断熱性能を高めることが重要です。RC住宅を是非ご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。

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不眠改善には青色とか。

色々な家を建てるならRCdesign

晴れても寒い東京です。

そんな今日は朝から図面作成、看板屋さんと連絡、資材発注、書類作成、文京区千石計画検討、賃貸管理業務、渋谷区東計画検討、所轄警察さん来社打ち合わせ、港区東麻布計画検討、地盤調査会社さんと電話など。

午後は提携会社さんと電話、生コンプラントさん来社、賃貸管理業務、図面チェック、システムメンテナンスなど。夕方は足立区足立計画検討、所沢計画検討、鉄骨屋さん来社打ち合わせ、ミーティングなど。

朝晩の冷え込みが痛くなってきました。

ではこちら。

実は不眠改善に役立つ? 色彩のプロに聞いた「青色」の“効果”

青色の物を見ると、何となく気持ちが落ち着く人は多いと思います。実際に、青色は人にどのような効果をもたらすのでしょうか。

日常生活で青色を取り入れるメリット、デメリットなどについて、色彩検定1級などの資格を持つ、山田優子さんに聞きました。
2024年1月11日 22時10分 オトナンサー

なるほど。

色は楽しいですね。

しかし、日本はなぜかモノトーンのものが多い印象があります。特に男性用の洋服や小物、身の回りにあるものでは、色を選ぶ選択肢があまりにも少ないと思います。

ここ10年くらいは少しだけ色味が増えた感じもしますが、もっともっといろんな色があっても良いように思います。

そんな中、人が持っている色に対するイメージはほとんど同じだと思いますが、その効果となるとほとんど知られていないのではないでしょうか。

記事にあったのは、その道の専門家に聞いた話が書かれていましたので、参考にさせてもらいましょう。

Q.「青色」は、人にどのような効果をもたらすのでしょうか。

山田さん「青は涙を連想させることから、悲しさや寂しさというイメージがあるかもしれません。しかし、実際は悲しみというよりも冷静さや集中力、落ち着き、癒やしなどの効果をもたらすことが分かっています。そのため、マイナスな感情に支配されているときこそ、多くの人が求める色でもあります。

また、興奮などによって上がった血圧や心拍数を下げる効果があるほか、不眠の改善にも効果があるという研究結果もあります」と書かれていました。

青と言えば、冷静や寒さをイメージすることが多かったと思いますが、血圧を下げたり不眠の改善に効果があるというのは初耳でしたね。

となれば、中高年や高齢者さんの個室で、壁にアクセントカラーとして採用しておくと良いかもしれませんね。

記事では次に下記のような質問もありました。

Q.どのような場面で青色を取り入れると、効果が得られるのでしょうか。また、避けた方が良い場面はありますか。

山田さん「青色は安全色彩として取り入れられている色で、鎮静や集中力向上、心理状態の切り替えなどに効果があるといわれています。実際に『防犯灯』と呼ばれる、青色に光る街灯を設置することで、犯罪率が減少したという事例もあります。青というイメージから、涼しさや冷たさが必要となる夏などにも活躍するカラーですね。

ただ、消極的というマイナスのイメージを与える可能性があるため、気持ちを奮い立たせたいときや寒さを感じるとき、体調を崩しているときなどは、あまりお勧めできない色です」ということです。

色と言えば、色温度などという言葉があるのはご存知でしょうか。「光の色」を表すのに使われる数値で、照明器具、カメラ、などの製品で、色の基準とされている言葉です。単位は絶対温度の「K」(ケルビン)で表されています。

ちなみに、照明器具などでは「電球色2700K」「温白色3500K」「昼白色5000K」などと表記されていて、電球色のオレンジ色から昼白色の白っぽい色まで幅がありますね。

やはり今の季節だと、オレンジや赤の方が温かみを感じますので、自然と選ばれる色なのではないでしょうか。

記事にもありましたが、爽やかさやみずみずしさなど、商品やイメージカラーとして多く用いられる青色は、集中したいとき、ストレスなどから心を落ち着かせたいときにも最適な色なので、寝室のカーテンや寝具などに取り入れる人が多いのだそうです。

色を上手に使って、少しでも健康や快適につながると良いですね。

どんな色とも相性がいいRC住宅がオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


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室温を2.5度上げようとか。

東京で家を建てるならRCdesign

晴れた小寒の東京です。

改めまして、新年あけましておめでとうございます。
弊社では本日より令和2年の通常業務を開始させて頂きました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

そんな今日は朝からミーティング、お問い合わせ対応、来客対応、税理士さんと電話、金融機関へ、帰社後も来客対応、荒川区西日暮里計画のお客様とお電話など。

午後からは書類作成、日野市計画検討、地方銀行さんと電話、都市銀行さんと電話、来客対応、お問い合わせ対応など。夕方は提携会社さん来社打ち合わせ、電気屋さん来社打ち合わせ、日野市のお客様とお電話、ミーティング、各種段取りなど。

寒の入りしましたので、ここからが寒さの本番です。くれぐれも暖かくしてお過ごしください。

ではこちら。

室温2.5度上げれば頻尿4割減 産業医大などの調査で証明

寒い部屋で暮らすとトイレが近くなる−。そんな経験則を、産業医科大や北九州市立大(ともに同市)などの研究グループが5年間にわたる大規模調査で証明した。冬季に就寝前、室温を2・5度以上高くすると「過活動膀胱(ぼうこう)」の有病率が約4割減る傾向を確認。家が暖かいと血圧低下の効果があることも分かり、住宅の温度管理の必要性が注目を集めそうだ。

研究は、医学、建築環境工学の専門家でつくる一般社団法人「日本サステナブル建築協会」の委員会が2014年度から国土交通省の助成を受けて行った。
2020年1月6日 6時0分 西日本新聞

なるほど。

これはなかなか興味深い調査結果ですね。

確かに、若い頃に比べるとトイレに行く回数が増えたように思いますし、それが今の季節のように冷え込んでくると、より顕著になりますので、外出時のトイレ探しが大切になります。

そんな過活動膀胱は国内の40歳以上では、8人に1人が症状を持つという疫学調査があるそうですので、もう他人事ではありません。

今日の記事では、4500人超の住環境や体調を調べて、比較可能な1300人程度のデータを分析したということで、その結果窓の改修やエアコン設置、断熱材の活用などを行い、冬季の室温が就寝前の3時間平均で2・5度以上高くなると、室温が大きく変わらない人よりも過活動膀胱(軽症以上)の有病率が約4割も減ったということです。

さらに、この調査では、起床時の室温が低いと、年齢が高いほど血圧が高くなることも分かったということですので、血圧が気になる人にも有効なデータだと思います。

以前にもお伝えしていますが、世界保健機関(WHO)が18年に出した「住宅と健康に関するガイドライン」では、冬季の最低室温は18度以上とするよう勧告していますし、英国政府も冬の適正温度を設定しているそうですので、もう家の中で寒さを我慢する時代ではないということです。

記事に書かれていたのは、今回の調査でわかったこととして、国内では特に九州に冬季18度以下の家屋が多いことも確認されており、参加している大学教授の先生も「『大きくて広く、風通しのいい家が良い』という価値観は高度経済成長期に形成されたとみられる。こうした価値観を変え、高気密、高断熱の住宅普及を進める必要がある」と指摘されていました。

さらに他の先生は「寒い住宅で暮らす背景には、家屋の老朽化や独居高齢者の増加といった社会的な要因もある。寒くても我慢すると健康に良くないことを、国民の共通認識とすることが大事だ」と話していました。

実家の両親を見ていると、加齢と共に体感温度も変化してきたように思いますし、そもそも昭和の暮らし方とか、間違った常識をそのまま続けていたりしますので、寒さは我慢するものと思っていたりしますので、この暮らし方を変えてもらうのはなかなか難しいものです。

しかし、健康という観点からは間違いなく、寒さを感じない方が良いですし、現代の技術で建てられる高性能住宅なら、快適な暮らしが省エネで実現出来ます。

日本人の健康寿命を伸ばす為にも、安全で快適な生活を省エネで実現出来る家が当たり前、という常識を国民全体で共有しなければいけません。

令和に家を建てるなら、高性能なRC(鉄筋コンクリート)住宅を是非ご検討ください。

ということで、いよいよオリンピックイヤーが始まりましたね。どんな事が起こるのかまったくわかりませんが、全てを楽しめたら良いと思います。RC住宅益々の普及と、お客様のライススタイル実現に向けて、スタッフ一同より一層張り切って取り組んで参りたいと思います。

弊社並びに本ブログを今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは。

今日もありがとうござます。


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室温と血圧の影響についてとか。

ブログネタ
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東京で安全な住宅を建てるならRCdesign

曇り時々晴れの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、新宿区下落合のOBオーナー様とお電話、商社さんと電話、ご近所のお客様とご連絡、水道屋さんと電話、豊島区目白のOBオーナー様とお電話、練馬区田柄計画のお客様とお電話、地方銀行さん来社など。

午後は都市銀行さん来社、来客面談、電気屋さんと電話、世田谷区奥沢計画検討、見積作成、田柄5丁目計画検討、リフォーム工事検討など。夕方からは社内ミーティング、資料作成など。

弊社の事務所は一応交互通行の道路に面しているんですけど、そのお陰で立候補者の車が多く通ります。弊社事務所前では、息継ぎをして頂けると大変助かります。

ではこちら。

「住まいと健康」に関する共同研究 室温が家庭血圧に与える影響についての実証調査を実施

脳卒中や心筋梗塞など、高血圧を主な危険因子とする循環器疾患による住宅内での死亡者数は、冬季は夏季の2倍になることが明らかにされています*1。気温の変化が血圧上昇のリスクを高めることから、近年、住宅内温熱環境と血圧についての研究が行われていますが、従来の調査では床から1m付近の室温が家庭血圧に与える影響についての検証が中心となっていました。
 
本研究では、床からの高さによる室温の違いに着目し、冬季の実生活場面での床から0.1m(足元)、1.1m(着席時の頭の高さ)、1.7m(起立時の頭の高さ)の室温と家庭血圧の実測調査を実施しました。その結果、断熱性能の高い住宅では床上1.1mと床上0.1mの温度差が1℃程度と小さいのに対して、断熱性能が低い住宅では暖房器具(床暖房を除く)によって床上1.1mの室温を20℃に暖めても、足元付近の室温は10℃と低温の住宅があるなど、平均では15℃と低温であり、5℃の温度差が見られました。
 
また、断熱性能が低い住宅の居住者(50歳以上)の平均血圧は128.8mmHgであったのに対し、断熱性能が高い住宅の居住者(50歳以上)では、平均血圧は121.0mmHgと低くなっており、住環境による健康への影響が示唆される結果を得ることができました。
2015年4月22日 12時10分 共同通信PRワイヤー

なるほど。

これはなかなか興味深い研究結果ですね。

これまでも体感的には、なんとなくわかっていたことですし、昔から頭寒足熱ともいわれていましたので、専門メーカーなどではすでに確認されていた部分もあるかもしれません。

しかし、一般的に温熱環境のバリアフリーと言う場合、場所ごとの室温差を無くすことを指している場合がほとんどですので、今回の研究結果から、室温だけではなく、室内における上下間でも温度差を無くさなくてはいけないということがわかりました。

今回の結果からすると、冬の暖房器具としてはやはり床暖房が一番適していると言わざるを得ないようです。

ご存じの通り、空気は暖められると上部へ動いてしまいますので、どうしても足元付近には温度の低い空気が集まってしまいます。

最近のエアコンでは、そんな足元にめがけて温風を吹き付ける機能が付けられていたりしますが、やはりその効果は限定的なようです。

これまであった化石燃料を燃やすタイプの暖房器具(石油ストーブ、ファンヒーター)なども、その器具周辺の空気だけは暖まるものの、やはり暖かい空気は自然と天井付近にたまってしまい、肝心の足元が暖まるまでには、相当な時間とエネルギーを要しますね。

今回の調査から、血圧の上昇を抑えるためには、部屋全体の温度管理よりも足元を冷やさないための温度管理の工夫が大切であるということです。

室温を一定に保つには、断熱性能が欠かせないですし、気密性も同様です。少ないエネルギーで安全・快適に暮らすには、この性能が絶対条件ということ。

その上で、足元の温度管理を確実に行うには、やはり床暖房が有利でしょう。

ただし、ここで注意して頂きたいのは、床暖房と電気カーペットを同じ物と思ってはいけません。

電気カーペットでも、確かに発熱しますので、触れている部分は暖かいのですが、周辺の空気まで暖める能力はありませんし、ランニングコストも高いものになります。この点では電気式床暖房も同じと考えておいた方が良いでしょう。

一方、床暖房なら、温水式床暖房を採用しなければいけません。温水式なら、低温やけどの心配も少なく、遠赤外線によって身体の芯から温まり、なおかつ室温を上げる能力もありますので、他の暖房器具は必要ありません。

今回の調査で明らかになった「足元付近の温度が10℃下がると、血圧は約9mmHg上昇する」という結果には非常にビックリですが、これを言い換えると「足元付近の温度管理に気をつけると、気温感受性高血圧の発症リスクを抑えることができる」ということになります。

断熱性と気密性に優れた高性能住宅が、より健康の増進につながれば、住まいづくりの仕事に携わる身として、大変うれしいことです。高齢者にも優しい高性能RC住宅を是非ご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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