東京で高断熱の家を建てるならRCdesign

曇り空の寒い東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、お問い合わせ対応、北新宿計画検討検討、資材発注、中区野毛町計画検討、設備屋さんと電話、新宿区高田馬場計画検討など。

午後は徳丸のお客様とお電話、練馬方面でご検討のお客様とお電話、原稿チェック、ガス会社さん来社打ち合わせ、提携会社さんと電話、所沢市東所沢計画検討、資料作成など。夕方はお問い合わせ対応、世田谷区奥沢計画検討、墨田区業平計画検討、見積チェック、徳丸のお客様宅訪問など。

寒い1日でしたね。帰宅時には雨も降ってきて芯まで冷えた感じです。暖かくしてお過ごしください。

ではこちら。

住宅断熱改修で高齢者に好影響 血圧改善、都長寿医療センター

1970年代に建てられた集合住宅の窓や壁の断熱性や気密性を高い状態に改修すると、冬場の床の温度は3度程度高くなり、そこで過ごした高齢者の血圧が下がったとの実験結果を、東京都健康長寿医療センター研究所などのチームが1日までにまとめた。

 断熱改修が省エネに役立つだけでなく、人の健康に好影響を及ぼすことを示す結果。国土交通省によると、断熱性能などを定めた99年の国の基準を満たすのは6%のみ。建物の断熱性能向上の促進策が求められそうだ。

 実験は、79年に建てられた東京都内の集合住宅で実施。14年12月から15年3月、60〜70代の男女計30人が参加した。
2016年2月1日 9時41分 共同通信

なるほど。

記事によると、実際に1970年代に建てられた集合住宅に住んでいる人を1年以上にわたって実験した結果、家の性能が高齢者の健康に及ぼす影響が認められたということです。

具体的には断熱性能と気密性能を高めた結果、そこで暮らす人の血圧が下がったということですので、やはり人間の健康維持と安全確保には、高性能な住まいが有効ということのようです。

今の季節は家の中での事故が本当に多いんですけど、その原因の多くが家の中での温度差で、特に浴室や洗面脱衣室、トイレ内の室温が低いということが非常に危険なんですね。

記事では1970年代の集合住宅となっていましたが、もちろん一戸建てでも同様ですし、むしろ状況としては一戸建ての住宅の方が厳しいです。

一般的に集合住宅の場合は、外気に面する部分が前後のみです。廊下側とバルコニー側だけが外気温にさらされているんですけど、一戸建ての場合はほぼ6面全てが外気にさらされていますので、より外気温の影響を受けやすいと言えます。

そんな中、日本においては住まいの浪費とも言えるスクラップアンドビルドが繰り返されていましたので、どうせ壊すんだから安ければ良いという判断基準で家が選ばれていました。

実はそんな考え方が今も多く残っているんですけど、少なからず断熱性能や気密性能の重要性が認識されるようになったのは、まだここ15年から20年くらいのものなんです。

それは一般国民でもそうなんですが、残念ながら建築や不動産の専門家、業界人の中でも同じ状況なんです。 

ですので、この基本性能の重要性をしっかりとお伝え出来る専門家がまだまだ少ないのが現状で、既存の住宅でも20年以上前の住宅では、断熱性能が劣っているケースが多いですね。

さらに、まだまだせっかくの住まいを見てくれだけ綺麗にして、安全性や快適性が犠牲になってしまうこともあるようです。

新築にしても、リフォームにしても、住まいには断熱性能と気密性能が非常に重要で、健康の面は当然のこと、冷暖房光熱費の削減にも有効ですし、これはすなわち地球環境にもやさしいエコな家ということですので、ここは必ずチェックして欲しいと思います。

断熱性能と気密性能の高い家なら、RC(鉄筋コンクリート)住宅が絶対にオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキングへ  ←ご声援をよろしく!