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くもり時々雨の東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、その後葛飾区新小岩計画の現場へ、大工さんと打ち合わせ、その後オーナー様と打ち合わせなど。

午後に帰社後は電気屋さんと電話、板橋区双葉町計画のお客様とお電話、渋谷区千駄ヶ谷計画のお客様とお電話、ありがとうございます。信用金庫さんと電話、北千住計画検討、図面作成など。夕方は資料作成、業者さんと電話、その後信用金庫さんの会合出席など。

どうか被害が広がりませんように。

ではこちら。

時間差が怖い「通電火災」とはー阪神淡路大震災から学ぶー

2018年6月18日の朝、大阪北部を震源とした震度6弱の地震が発生しました。この記事は当該地震に関する注意喚起として過去記事を再編集しています。

1995年に発生した阪神淡路大震災では、古い耐震基準だった建物の倒壊、室内の家具の転倒に加え、火災の被害が目立ちました。なぜ火災が起きたのか?それは『通電火災』が原因だったと言われます。
2018年6月18日 11時50分 ウェザーニュース

すでにニュースなどで情報を収集されている方も多いと思いますが、本日18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とするM6.1、深さ13kmの地震がありました。大阪市北区、大阪・高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で震度6弱の揺れを観測したほか、近畿地方の広い範囲で震度5強や5弱の揺れを観測したということです。

徐々に被害の状況が明らかになってきていますが、今回も非常に残念な状況で、被害に遭われた方には、謹んでお見舞い申し上げます。

ここのところ関東でも、千葉や群馬で大きい地震が続いていましたので、何となく気構えはしていたものの、関西地方の方はさぞかしビックリされたことと思います。

日本においては、次にどこで地震が発生するか、なんら確実な予想は出来ませんが、どこでも可能性があるということははっきりと言えますので、これまでの歴史とそこでの教訓を国民全員で共有しておかなければいけませんね。

今日の記事で取り上げられていた通電火災は、何度かお話しさせて頂いていますが、もしご存知ない方がいらっしゃると大変ですので、ご家族やお知り合いの方と是非お話しをして欲しいと思います。

この通電火災は、大地震が発生した際に広範囲で停電が発生する可能性がありますが、このときブレーカーを落とさずに外へ避難してしまうと、電気が復旧した時に地震で倒れていたり、家具の下敷きになっていた電気製品が再び作動してしまい、これが火元となって起こる火災のことです。

この通電火災の危険性が最初に明らかになったのは、阪神淡路大震災の時で、原因が特定された建物火災の約6割が、通電火災だったといわれているそうですし、東日本大震災でも火災の過半数が電気関係の火災と言われているんですね。

電気が原因の火災で怖いのは、直接火を目撃することが無い点で、通電火災でも時間差で発生するために発見が遅れてしまうことです。

地震発生とともに出火した場合は、人が何らかの対応ができますが、住人が避難して無人となったところに電気が復旧し、その結果出火してしまう事が多く、したがって発見、消火が遅れ、揺れで散乱した室内の物にも引火して、あっという間に火災が拡大してしまうという怖さがあります。

特に冬場は、ヒーターやストーブなど熱源となる家電を使う時期ですので、余計にリスクが他の季節よりも高くなりますね。

そんな怖い通電火災を起こさない、たったひとつの方法が元を断つということ。これは電気が復旧しても、通電しないように「ブレーカー」をおとして避難するということです。

ただ、緊急時にも冷静に行動することが出来れば良いんですけど、ブレーカーを落とすという行動をする自信が無い方に是非オススメなのが、揺れを感知してブレーカーが自動で落ちる「感震ブレーカー」です。

いざという時に、うっかり忘れたでは済みません。燃える可能性のある建物では、全ての家にこの感震ブレーカーを標準で設置して欲しいと思います。

家族と財産を守るために、是非早々にご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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