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曇り空の寒い東京です。

そんな今日は朝から資料作成、その後渋谷区東計画の現場へ、鉄筋屋さんと打ち合わせ、お客様と現場視察、その後打ち合わせなど。ありがとうございます。 

午後に帰社後は7丁目のお客様へ書類お届け、不動産会社さんへ書類お届け、その後足立区方面へ、同業者さんの内覧会見学など。夕方に帰社後は小金井計画検討、見積作成、原稿作成、電気屋さん来社打ち合わせ、文京区向丘計画検討、渋谷区恵比寿2丁目計画検討など。

思いのほか冷え込んできましたね、体調管理にはくれぐれもご注意くださいませ。さて、気が付けばまた土曜日になっていました。恒例の家づくり講座第175回をお届けさせていただきます。どうかお付き合いくださいませ。 

前回、「子ども部屋にカギは必要か」ということについてお話ししました。プライバシーについての考え方は人それぞれなので、うまくすり合わせるのは難しいですね。

でも、コミュニケーションが取れない家族は寂しいものです。もはや、「家族」として成り立っているとは言えません。

ですから、家づくりを始めたら、「程よいコミュニケーションを取れる距離」を常に意識してください。大きな失敗を防げます。

ところで、「孤食」という言葉がありますね。文字が表す通り、「一人で食事する」という意味です。子どもだけで食事する、という意味もあります。

両親が共働きのカギっ子が、ダイニングで一人寂しく食事をする様子が、頭に浮かんでくる言葉です。ですが、そんな事情があるならともかく、家族がダイニングで食事をしている時に自らが望んで、自室で「孤食」をしているケースも多いんです。といっても、別に親と喧嘩しているわけではないんですよ。

ただ、「自分の好きなテレビ番組を見ながら食べたい」「一人の方が落ち着く」とか。そんな理由なんです。

「いやあ、自主性が育って良いじゃないか」と思う親はいませんよね。

食事の時間は、家族が同じ場所に集まる貴重な時間です。コミュニケーションで相手を理解する場でもあり、食事のマナーを教える教育の場でもあります。

一方、自室での孤食は、好き嫌いを助長したり、栄養が偏ったり、食事のマナーが育たなかったりと、良いことがありません。非行の割合が高い、というデータもあります。

何より、テレビを見ながら淡々と口に食べ物を運ぶなんて、料理を作った人に失礼です。これらの理由からも「孤食をさせない」というのは、食育の大切なテーマなんですよ。

後々、孤食を続けた子が親になった時を想像してください。自分の子どもに食育ができるのでしょうか。それとも、それぞれの部屋に分かれて食事して、最初からダイニングなど設けないのでしょうか。

あなたの家の子ども部屋で、やっていいことと悪いことは何でしょうか。食事、おやつ、テレビ、ゲーム、パソコン、ケータイ、勉強、睡眠・・・。それを、すべて子どもの自主性に任せるのも一つの方法でしょう。

ですが、それで本当に大丈夫でしょうか。子ども部屋を与える時は、必ず子どもと話し合って、最初にルールを決めることをお勧めします。

そして決めた後、あなた方ご夫妻は決してぶれないでください。「1回くらい・・・」と許すと、ひどく後悔することになるかもしれません。

社会の最小単位でルールを守ることを覚えなければ、後で苦労するのは子ども達ですし、過保護と教育を混同しないようにしなければいけませんね。

それでは。良い週末を。

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