東京で鉄筋コンクリートの家を建てるならRCdesign

くもり空の東京です。

そんな今日は朝から足立区千住桜木町計画検討、来客、その後港区高輪計画の現場へ、現場視察と大工さんと打ち合わせなど。帰社後は5丁目のお客様とお電話、板橋区成増のOBオーナー様とお電話、サッシ屋さんと電話など。

午後は日野市計画検討、業者さん来社打ち合わせ、三鷹のお客様とお電話、その後葛飾区新小岩計画の現場視察、オーナー様と打ち合わせ、大工さんと打ち合わせなど。夕方帰社後は日野市計画検討、見積作成、お客様とお電話、ミーティングなど。

平成最後の8月も最終週です。残り少ない夏を満喫しましょう。

ではこちら。

平成の最後の城「尼崎城」 145年ぶり再建で、一般公開を楽しみに待つ尼崎市民

兵庫県尼崎市は兵庫県の南東部に位置し、大阪市に隣接する、人口約45万人の都市だ。ここに建築中の「尼崎城」が、いま話題となっている。

上の写真をご覧いただこう。4層の天守が姿を現し、屋根の上には瓦はもちろん、シャチホコも取り付けられている。

尼崎城は1617年、戸田氏鉄(うじかね)により築城された。戸田氏の後は、青山氏、桜井松平家と続き、幕末を迎える。1873年(明治6年)の廃城令により、建物は取り壊された。

この尼崎城が、145年ぶりに鉄筋コンクリート造りで再建されているのだ。竣工予定は2018年秋、内部の一般公開が始まるのは2019年3月29日予定だ。
2018年8月29日 11時0分 Jタウンネット

793b490f0f2d20d2311c8ea95570936b_contentなるほど。早速画像をお借りして参りました。

これはなかなか楽しみですが、これまでの歴史や再建までの経緯なども含めて、興味を持って頂けると良いと思います。

記事の中にあった、この尼崎城がなぜ造られるようになったか、その経緯がかんたんに紹介されていましたので、確認しておきましょう。

この話の発端になったのは、2015年に旧ミドリ電化(現在のエディオン)という電気屋さんの創業者で、安保詮(あぼあきら)氏という方が、なんと私費で新天守を建てる意向を表明したそうです。

何とも男気のある方ですが、安保氏が投じる建設費は十数億円だそうで、場所は阪神尼崎駅近くの城址(じょうし)公園。完成後は尼崎市へ寄贈され、市の歴史館として利用されることになっているとか。

その後尼崎市でも2017年5月から一般からの寄付を募り始めたそうで、それが『一枚瓦寄附』と『一口城主寄附』というものです。

他にも、ふるさと納税でも呼びかけたりしたところ、大変な反響があって、今年の3月には1億円突破となり、8月には1億4000万円を超える勢いなんだそうです。

それにしても、この関係者の皆さんが賢明だったのは、その再建を鉄筋コンクリート造で実現しようと思ったところだと思います。

国内では、行政主導だとどうしても国産の木材を使わなければいけないとか、当時の建物を忠実に再現することにこだわってしまうとか、ややもすると変な方向に話が進んでしまうことも多いように思います。

もし当時の構造や工法にこだわってしまうと、おおよそ予算は全然足りなくなってしまうでしょうし、せっかく多額の予算を使ったとしても、災害大国の日本で長期間維持することは難しかったでしょう。

歴史的建造物を遺したいという気持ちはわかりますが、日本のそれはほとんどが木造建築物ですので、気象条件や自然災害などの影響を考慮すると、非常に危険と言わざるを得ません。

今の時代には、進化した材料や工法がありますので、しっかりと検討すればそれに適した施工方法が見つかるはずです。

やはり建物を利用する人の安全、維持管理のコスト、省エネ性、耐用年数など、多角的かつ合理的に検討すれば、結果はRC(鉄筋コンクリート)造ということになるでしょう。

そういえば、記事にあった「一口城主寄附」の締切は11月30日までの予定だそうで、3万円以上、10万円以上、30万円以上、100万円以上の各コースがあり、寄附者名や団体名等が尼崎城の内部に掲示されるそうですので、1口いかがでしょうか。

一国一城を建てるなら、RC(鉄筋コンクリート)造がオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


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