東京でスマートな家を建てるならRCdesign

晴れて暑い東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、電気屋さんと電話、氷川町のお客様とお電話、信用金庫さんへ、帰社後は葛飾区新小岩計画のお客様とお電話、資材発注、資料作成、新宿区四谷計画検討など。

午後は三鷹方面でご検討のお客様とお電話、蓮根の不動産会社さんと電話、板橋区双葉町計画検討、足立区千住桜木町計画検討、見積作成、中央区日本橋でご検討のお客様にご来社頂き打ち合わせ、ありがとうございます。夕方は日野市の不動産会社さんと電話、書類チェック、お問合せ対応、三鷹方面のお客様とお電話、見積作成、ミーティングなど。

平成最後の7月となりました。張り切って参りましょう。

ではこちら。

その発想はなかった、悪い意味で。家庭内暴力にスマートホームが使われるケースが増加中

便利の裏側にある闇。

スマートホームで生活がますます便利になる一方で、便利さを逆手にとった問題も増えていきています。

New York Timesによると、ドメスティック・バイオレンス(DV、家庭内暴力)にスマートホームを使が使われるケースが増えてきているとのこと。心理的なDVや監視などに悪用されているんだとか。
2018年7月2日 7時30分 ギズモード・ジャパン

なるほど。

これはまたなかなか興味深いニュースです。

数年前から、家電業界や住宅業界ではひとつの流行というか、新しい生活スタイルや価値の提案として、スマートホームの普及を急いでいたように思います。

昨年になって、スマートスピーカーという新しい情報機器が発売になり、アメリカに遅れて日本でも少しずつ広まっているところではないでしょうか。

記事によれば、これら一連のAI化された家電製品やそれに繋がれた情報機器によるDV被害が増えているということ。DVってことがそもそもスマートではありませんけど。

とは言うもののなかなか想像し難いかもしれませんが、このスマートホームを使ったDVとは一体どんなものかというと、エアコンやインターホン、スピーカー、電灯などスマートホームに接続してコントロールできるものを使用して、パートナーにハラスメントを行なうということです。

記事にあったある女性の話では、エアコンを自分は触っていないのにオンオフを繰り返されたとか。また他の女性はドアの解除コードが勝手に何度も変更されたり、訪問者が誰もいないのにインターホンが何度も鳴らされるというケースもあったそうです。

これは確かに気持ち悪いですし大変な迷惑行為ですね、平穏な生活を妨害されるという点では、立派なDVになるでしょう。

記事では過去1年間でこういったスマートホームが勝手にコントロールされているという電話が急増しているということで、虐待の加害者は遠隔でスマートホームやシステム自体を監視・コントロールしているという報告が通報者からされているそうです。

このようなスマートホームのテクノロジーを使ったDVが、残念なことに「流行」しているという関係者の話もありましたが、こういった新たな技術やプロダクトデザインの増加が、女性に対する暴力行為の直接的な原因となりうるとNew York Timesは報じています。

これはスマートホームに関連する機器が、手に入れやすい低価格となってきていることもあり、スマホやアプリで簡単に家全体を管理できるようになってきたことも、加害者が被害者をコントロールしやすい状況にしているかもしれません。

今回のニュースに限ったことではありませんが、新しい技術や制度によって、より早く、便利で、効率よくなる部分も当然あるんですけど、一方でそれを悪用する人が出現してしまうのも、これまでの歴史が証明しているとおりです。

となれば、恩恵を受けることと同様に、悪い影響を受けてしまう人たちのことも考えなくてはいけませんし、技術を使う人のルールやモラルが非常に大切になってくるように思います。

スマートホームが正しく発展してくれると良いですね。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキング ←ご声援を是非!