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晴れても寒い立春の東京です。

そんな今日は朝から世田谷区奥沢6丁目計画検討、お問い合わせ対応、電気屋さんと電話、杉並方面でご検討のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございまず。

午後は地盤改良会社さん来社打ち合わせ、資料作成、練馬区田柄計画のお客様とお電話、土地家屋調査士さんと電話、板橋区中板のお客様宅へお伺い、その後資材置き場へ、夕方帰社後は税理士さんと電話、板橋区徳丸6丁目計画検討、ミーティングなど。

さて、立春の今日ですが、明日はまた雪の予報です。無理の無いようくれぐれもご注意ください。

ではこちら。

「鉄筋」と「鉄骨」ってなにが違うの? 押さえたい建物構造のポイント

部屋探しをしているなかで気になるのが、建物の構造。「鉄筋」と「鉄筋鉄鋼」ってなにが違うの? 「RC」「SRC」ってなんの略?

そこで今回は部屋探しの時に、最低限知っておいた方がいい建築構造3種類とその特徴をまとめてみた。

「RC(鉄筋コンクリート造)」とは?
「RC」とは、“Reinforced Concrete”の略。直訳すると、「より強化されたコンクリート」だ。圧縮力に強いコンクリートに、引っ張る力に強い鉄筋(太さ約1センチ以上の鉄の棒)を埋め込んだ構造。木造などに比べ、耐久・耐火・耐震・防音性に優れている。10階建て未満の中低層マンションに多く用いられていたが、近年では高強度のコンクリートが開発され、高層マンションに用いられるケースも増えている。低層階ほど柱が太いのが特徴なので、同じような間取りなら、高層階の方が占有スペースが広くなる。
2015年2月4日 10時0分 CHINTAI情報局

なるほど。

非常に残念で仕方ありませんが、これが一般常識と思わないといけないのでしょうか。

もうこの記事を書かれた方ですら、なんだか中途半端な情報を提供してくれていますが、もちろん建物の構造に興味を持って頂けることは大切なコトですので、有り難く思わなくてはいけません。

ということで、少しだけ記事の補足をさせていただきましょう。

そもそも記事の題名で鉄筋と鉄骨の違いは?と聞いておきながら、いきなり出てくるのがRCとSRCでは、余計に話がややこしくなってしまいます。

RC造の説明としては、上記の記事でほぼ間違いはありませんが、1点見落とされているのが、RC造の中でも、ラーメン構造と壁式構造があり、柱と梁があるラーメン構造に対して、壁式構造には文字通り壁だけですので、柱で部屋が狭くなるようなことはありませんね。

記事ではいきなりSRC(鉄筋鉄骨コンクリート造)の説明もありましたが、SRCとは、Steel Reinforced Concreteの略ですから、RCの中にさらに鉄骨(Steel)を入れて補強したものになります。通常は10階建て以上の高層マンションやオフィスビルなどで多く採用される構造ですね。

さらに残念なことに、次に記事で説明されていたのは、軽鉄(軽量鉄骨造)。
通常S(鉄骨造)という時は重量鉄骨のことを言いますが、まさに鉄の骨組みを持つ構造で、柱や梁が鉄骨で造られます。元々は超高層や工場向けに考えられた構造で、住宅の居住性としては少々難点があります。

一方軽鉄とは、厚さが6ミリ未満と重量鉄骨よりも薄い鋼材を使用し、一般的には、内部の壁下地や天井の下地に使うことが多い材料です。最大のメリットは工期が短く材料費が安価で済みますので、その分賃料も安く設定されていることが最大のメリットでしょう。しかし、残念ながら住宅としてはとてもオススメできるレベルではないかもしれません。

今回の記事では、SRCが取り上げられているわりに木造は無視されていたりして、まあRC、SRC、Sと比べたかっただけかもしれませんが、価格や燃え尽きるまでの時間はS造より木造の方が有利だったりします。
 
記事の終わりには、防音を優先したい人なら、RCかSRCの物件がオススメ。また、安さ第一優先の人なら、軽量鉄骨造を視野に入れるといいだろう。「構造なんてどうでもいいだろ…」なんて思わず、それぞれの違いをしっかり理解したうえで部屋探しをしよう!とありました。確かにこれは正しいのですが、何とも寂しい気持ちになりました。

今の日本では、もう住むところが無いなんていうことはあり得ません。しかし、その居住環境はまだまだ格差があり、寒さも暑さも、こんなものと思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。

また、たとえ賃貸と言っても、そこには人命と財産があり、決して諦めて良いものではありません。賃貸選びでも、安全で居住性の高い物件を選んで頂きたいものです。

ところで、こういった賃貸のお部屋探しでは、少なからず構造の話題も出たり、きっと娘さんが一人暮らしをする時には、RCのマンションを薦めるはずなんです。

ところが、いざ自宅を建てようとし始めると、木造になってしまう人がまだまだ多い。

本当の日本の住まいはもっと安全で快適なものなんです。家を建てるなら、是非RC(鉄筋コンクリート)住宅をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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